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Intel、“半額”になった新「Core X」シリーズプロセッサ
~最大18コアで979ドル
2019年10月2日 14:39
米Intelは2日(米国時間)、開発コードネーム“Cascade Lake-X”こと新Core Xシリーズプロセッサを発表した。
最大18コア/36スレッドまでのSKUが用意され、「Turbo Boost Max Technology 3.0」により最大クロック4.8GHzでの動作を謳う。第10世代目のCore Xシリーズプロセッサとなるが、Xeonスケーラブルプロセッサなどと同様、公式には表明されていない。
深層学習向けの「Deep Learning Boost」に対応するほか、Thunderbolt 3、Optane SSD 905P、Intel製2.5Gigabit Ethernetコントローラ(i225)およびWi-Fi 6(AX200)をサポートする。
対応メモリは4チャネルDDR4-2933で最大256GBまで対応。PCI Express 3.0レーン数はプラットフォーム全体(チップセット分含む)で72レーン。
前世代の18コア/36スレッドCPU「Core i9-9980XE」では1,979ドルと1コアあたり109.9ドルという価格設定だったが、今回はCore i9-10980XEで1コアあたり54.4ドルと、競合するAMDの第2世代「Ryzen Threadripper」シリーズの2990WX(1,799ドル/1コアあたり56.2ドル)や2970WX(1,299ドル/同54.125ドル)などと同水準まで価格が大きく引き下げられている。
製品のおもな仕様は以下のとおり。
製品名 | Core i9-10980XE | Core i9-10940X | Core i9-10920X | Core i9-10900X |
---|---|---|---|---|
コア/スレッド | 18コア/36スレッド | 14コア/28スレッド | 12コア/24スレッド | 10コア/20スレッド |
ベースクロック | 3GHz | 3.3GHz | 3.5GHz | 3.7GHz |
Turbo Boost 2.0クロック | 4.6GHz | 4.5GHz | ||
全コアターボクロック | 3.8GHz | 4.1GHz | 4.3GHz | |
Turbo Boost 3.0クロック | 4.8GHz | 4.7GHz | ||
L3キャッシュ | 24.75MB | 19.25MB | ||
オーバークロック対応 | ○ | |||
プラットフォームPCIe 3.0レーン数 | 最大72レーン | |||
対応メモリ | 4チャネルDDR4-2933 | |||
TDP | 165W | |||
米国価格(1,000個ロット) | 979ドル | 784ドル | 689ドル | 590ドル |
【3日】タイトルと内容の一部を修正しました。