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18コアのバーゲンセール。新世代Xeon Wは最上位でも1,333ドル
～Core Xとともに正式発表
2019年10月8日 13:28
Intelは10月7日(現地時間)、最大18コアのクリエイター向けCPU「Xeon W-2200」、および「Core X」シリーズを正式発表した。出荷は11月を予定している。
これまでCascade Lake-Xの名前で知られてきたハイエンドデスクトップ(HEDT)向けのCPU。Core Xについては、10月2日にも価格や構成が明らかになっているが、今回IntelはXeon W-2200シリーズとともに正式発表とした。
最大の特徴は“価格”の一言に尽きる。とくに18コアを搭載したCore最上位のCore i9-10980XEは979ドル、Xeon最上位のXeon W-2295は1,333ドルとなっており、前世代から1,000ドル以上安い。Intelは「この新しい価格構造によって、クリエイターは容易にメインストリームのCore Sシリーズからステップアップできる」とした。
新製品はいずれもIntel Deep Learning Boostに対応し、深層学習の推論処理速度は2.2倍高速化した。また、Turbo Boost Max Technology 3.0を備え、シミュレーションやモデリングなどをより速く実行できる。
Xeon Wは2295、2275、2265、2255、2245、2235、2225、2223の8モデルを用意。価格は1,333ドルから294ドルとなっている。メモリは4チャネルで、速度はDDR4-2933(2223のみ2666)、容量は最大1TBまでをサポート。TDPは105W～165W。プラットフォーム全体のPCI Express 3.0レーン数は72。
Core Xは10980XE、10940X、10920X、10900Xの4モデルを用意。価格は979ドルから590ドル。メモリは4チャネルで、速度はDDR4-2933。TDPはすべて165W。プラットフォーム全体のPCI Express 3.0レーン数は72。
