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ASUS、画面占有率95%の14型や“テンキー兼用タッチパッド”搭載の13.3型など「ZenBook」シリーズ新製品
~15.6型のVivoBookも投入
2019年3月29日 18:12
ASUS JAPAN株式会社は、13.3型モバイルノートPC「ZenBook 13 UX333FA」、13.9型「ZenBook S13 UX392FN」などノートPC 4製品を、4月6日より順次発売する。
ZenBook 3製品は、CES 2019にて発表されたモバイルノートPCで、今回の4製品は、すべてヒンジ部が筐体下部に潜り込むことで筐体を傾斜させ、冷却性能の向上や音響特性、タイピングのしやすさを改善する「エルゴリフトヒンジ」を採用しているのが特徴。
製品発表に合わせ、ASUS JAPANは都内で記者向けイベントを開催し、同社システムビジネス事業部 プロダクトマネージャー 杉田雄士氏、台湾ASUS 戦略デザインマネージャ Denny Tsai氏らが登壇し、説明を行なった。
ZenBook S13 UX392FN
ZenBook S13 UX392FNは、13.9型フルHD(1,920×1.080ドット)液晶ディスプレイを搭載したモバイルノートPC。発売は4月下旬以降の予定で、税別店頭予想価格は199,500円前後の見込み。
最小幅3.5mm(左右)の全辺挟ベゼル設計を採用し、画面占有率約95%という没入感の高いデザインを実現。狭ベゼルのため、Webカメラを本体の開閉をしやすくするノッチに統合したデザインとなっている。
同サイズディスプレイ搭載の旧製品(ZenBook 3 Deluxe)と比較して約12.5%フットプリントを削減し、本体重量約1.16kgという軽さを実現した。
CPUにはCore i7-8565U(4コア/8スレッド、1.8GHz)を搭載するほか、ディスクリートGPUとしてGeForce MX150(2GB VRAM)も搭載。
メモリはLPDDR3-2133 16GBで、512GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。3セルのリチウムポリマーバッテリにより、約16.4時間の長時間バッテリ駆動も実現した。
インターフェイスはUSB 3.1×3(2基Type-C)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、microSDXCカードリーダ、92万画素Webカメラ、音声入出力。
本体サイズは316×195×12.9mm(幅×奥行き×高さ)。
ZenBook 13 UX333FA/ZenBook 14 UX433FN
ZenBook 13 UX333FAは、13.3型のモバイルノートPC。発売は4月6日予定で、税別店頭予想価格は129,500円から。
製品最大の特徴は、タッチパッドがテンキーとして使える「NumberPad」を採用している点で、杉田氏は、モバイルとテンキーの両立により、生産性を向上させる製品に仕上がっているとした。
機能のオン/オフはタッチパッド右上の仮想ボタンから行なえるが、テンキーモード時でも、タッチパッドとしてカーソル移動操作が行なえる(タップ操作はテンキー入力として扱われる)。パームリジェクションによる誤動作防止機構も備える。
ベゼルレス設計により画面占有率89%を実現しているのも特徴で、旧製品比で約21%フットプリントを削減。A4用紙以下のサイズで約1.16kgの軽量設計となっている。
挟ベゼルながら、Webカメラの位置はディスプレイ上部のまま維持しており、Windows Hello対応の赤外線/深度測定対応Webカメラを備える。
ハイスペックモデルは光沢13.3型フルHD液晶ディスプレイ、Core i5-8265U、512GB NVMe SSDを搭載。Microsoft Office搭載付属モデルは、非光沢13.3型フルHD液晶ディスプレイ、Core i3-8145U、256GB NVMe SSDを搭載する。
そのほかのおもな仕様は共通で、LPDDR3-2133メモリ8GB、OSにWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスはUSB 3.1×2(1基Type-C)、USB 2.0、HDMI、microSDXCカードリーダ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、92万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力。
バッテリ駆動時間は約14.8~14.9時間。本体サイズは302×189×16.9mm(同)、重量は約1.16~1.25kg。本体色はロイヤルブルーとアイシクルシルバーの2色。
ZenBook 14 UX433FNは、14型フルHD液晶搭載のノートPC。発売は4月6日予定で、税別店頭予想価格は159,500円前後の見込み。
特徴などはZenBook 13と共通で、おもな仕様はCore i7-8565U、GeForce MX150、LPDDR3-2133メモリ16GB、512GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスはZenBook 13と共通。バッテリ駆動時間は約12時間。
本体サイズは319×199×15.9mm(同)で、重量は約1.25kg。
VivoBook 15 X512FA
VivoBook 15 X512FAは、15.6型フルHD液晶ディスプレイ搭載のノートPC。発売は4月13日以降順次開始予定で、税別店頭予想価格は69,500円~119,500円。
狭ベゼル設計で画面占有率88%を実現し、同サイズPCとしては軽量な約1.7kgの重量で、持ち運びも行なえるとする。
おもな仕様は、Core i3-8145U(2.1GHz)/i5-8265U、DDR4-2400メモリ4GB/8GB、128GB/256GB SATA SSD/512GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.0、USB 2.0×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、HDMI、92万画素Webカメラ、指紋認証リーダ(一部モデル)、microSDXCカードリーダ、音声入出力。
バッテリ駆動時間は約9.9~10.5時間。本体サイズは357.2×230.4×19.9mm(同)で、重量は約1.7kg。
本体色はピーコックブルーとトランスペアレントシルバーの2色で、ASUS Store限定でPCには珍しい鮮やかなカラーリングのコーラルクラッシュも販売される。