イベントレポート

ASUS、Whiskey Lake-U搭載の「ZenBook 14(UX431)」

ZenBook 14(UX431)

 ASUSは、1月8日(米国時間)よりアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市で開幕するCESに先立って報道発表を行ない、2019年モデルのPC各種製品を公開した。そのなかで、14型クラムシェルノートPC「ZenBook 14」シリーズの最新モデルとなる「ZenBook 14(UX431)」が発表された。

 ZenBook 14(UX431)はCPUに開発コードネーム「Whiskey Lake-U」となる最新の第8世代Coreプロセッサを採用しており、GPUはIntelの内蔵GPUないしはNVIDIA GeForce MX 150を選択可能。さらに、最大16GBメモリ、1TB SSD+SATA HDDという構成が可能になっている。また、タッチパッドは10キーの代わりとして利用できるユニークな機能を備えている。

Whiskey Lake-Uな第8世代Core、GeForce MX 150を選択可能な14型クラムシェル型ノートPC

 ZenBook 14(UX431)はCPUにWhiskey Lake-Uの開発コードネームで知られる最新の第8世代Coreプロセッサを選択することができる。Core i7-8565U、Core i5-8265U、Core i3-8145Uの3つが選択可能になっており、さらにオプションでNVIDIAのdGPUとなるGeForce MX 150を選択可能。メインメモリは最大16GB、ストレージは最大1TB PCIe SSD+SATA SSDとなっている。

展示機はCore i5-8265Uを搭載していた
デバイスマネージャ表示

 ディスプレイは14型フルHD(1,920×1,080ドット)で非光沢、光沢の2種類のパネルが用意されている。ASUSのノートPCの最近のトレンドとなっているエルゴヒンジと呼ばれるディスプレイを支点として本体側をチルトアップする仕組みが用意されており、ディスプレイ部分を開くと、キーボードがチルトアップして入力しやすくなる仕組みが採用されている。

本体の左側面
本体の右側面
タッチパッドはテンキーになる

 ポート類はUSB Type-A端子は2つあり、1つはUSB 3.1、もう1つはUSB 2.0に対応している。USB Type-C端子も1つ用意されている。ほかHDMI端子が1つ、またSDカードリーダも用意されている。

 バッテリは47Whになっており、公称のバッテリ駆動時間は8時間となっている。スピーカーは4way構成になっており、このうち下部には低音用が2つ用意され、このクラスの製品にしてはしっかりと音が再生されるのもウリの1つになっている。タッチパッドはスイッチ1つで切り替えて、テンキーとしても利用可能だ。

天板
キーボード

 第1四半期に出荷開始される予定で、価格に関しては地域により異なっており、出荷が近くなってきた頃に発表される予定だということだ。

【表】ZenBook 14(UX431)
製品名ZenBook 14 UX431FA/FN
CPUCore i7-8565U/i5-8265U/i3-8145U
GPUIntel UHD 620/NVIDIA GeForce MX150
メモリ4GB/8GB/16GB(LPDDR3-2133)
ストレージ最大1TB PCIe SSD+SATA SSD
ディスプレイ14型 フルHD(光沢/非光沢)
カメラ(Windows Hello対応有無)HD(-)
USB Type-A1(3.1 Gen1)、1(USB 2.0)
USB Type-C(USB 3.1 Gen1 or Gen2)1(3.1 Gen2)
HDMIあり
カードリーダSDカード
オーディオ1
Wi-FiIEEE 802.11ac
BluetoothBluetooth 5.0
指紋認証あり(タッチパッドに統合、オプション)
キーボードバックライトあり(1.4mmストローク)
ポインティングデバイス高精度タッチパッド
バッテリ47Wh、公称値 : 8時間駆動
カラーシルバー
サイズ(横×縦×高さ)323.5×211.85×15.9mm
重量1.39kg(非光沢)/1.45kg(光沢)
OSWindows 10 Home/Pro