ニュース
Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応
~AIを使った画像拡大機能も
2017年10月19日 15:28
Adobeは、「Photoshop Creative Cloud 2018」の最新版にて、テクノロジープレビュー機能として、Microsoft「Surface Dial」への対応を発表した。
Surface Dialはホイール型デバイスで、Bluetooth接続でWindows 10 PCと接続し、対応ソフトウェアなどで操作を行なえる。
Photoshop CCでは、ブラシスタイルの全ツールで、サイズ/不透明度/硬さ/流量/スムージングの調節に使用でき、カンバスから目を離さずにツール設定を調節できるという。
テクノロジープレビュー機能では、新たに「AIアップスケール」も利用可能となっている。
これは人工知能を活かした画像拡大機能で、ディテールやテクスチャを保持しつつ画像サイズを変更でき、劣化が抑えられるという。
肌のトーンや髪のきめ、輪郭のはっきりしたテキストやロゴなどのディテールも保持されるとしており、きめを保つのに手間のかかるスープ、サラダ、ピザのような被写体で試してほしいとしている。
また、ブラシ/鉛筆/消しゴムの各ツールで、ペイントストロークがその場で対称線の反対側に反映される「対称ペイント」機能も実装された。
テクノロジープレビュー機能は、「環境設定>テクノロジープレビュー」から各機能を有効化することで利用可能となる。あくまでプレビューであり、完全な実用レベルでないため、同社では慎重に使用するよう推奨している。