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Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応

~AIを使った画像拡大機能も

Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応 Dialインターフェイス
Dialインターフェイス

 Adobeは、「Photoshop Creative Cloud 2018」の最新版にて、テクノロジープレビュー機能として、Microsoft「Surface Dial」への対応を発表した。

 Surface Dialはホイール型デバイスで、Bluetooth接続でWindows 10 PCと接続し、対応ソフトウェアなどで操作を行なえる。

 Photoshop CCでは、ブラシスタイルの全ツールで、サイズ/不透明度/硬さ/流量/スムージングの調節に使用でき、カンバスから目を離さずにツール設定を調節できるという。

Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応 調節したい設定を選択
調節したい設定を選択
Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応 設定の標準的な調整や微調整が可能
設定の標準的な調整や微調整が可能

 テクノロジープレビュー機能では、新たに「AIアップスケール」も利用可能となっている。

 これは人工知能を活かした画像拡大機能で、ディテールやテクスチャを保持しつつ画像サイズを変更でき、劣化が抑えられるという。

 肌のトーンや髪のきめ、輪郭のはっきりしたテキストやロゴなどのディテールも保持されるとしており、きめを保つのに手間のかかるスープ、サラダ、ピザのような被写体で試してほしいとしている。

 また、ブラシ/鉛筆/消しゴムの各ツールで、ペイントストロークがその場で対称線の反対側に反映される「対称ペイント」機能も実装された。

Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応 人工知能を活かしたアップスケール(左)と従来のサイズ変更(右)
人工知能を活かしたアップスケール(左)と従来のサイズ変更(右)
Photoshopがホイール型デバイス「Surface Dial」に対応 対称ペイント
対称ペイント

 テクノロジープレビュー機能は、「環境設定>テクノロジープレビュー」から各機能を有効化することで利用可能となる。あくまでプレビューであり、完全な実用レベルでないため、同社では慎重に使用するよう推奨している。