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IntelのサイトにItanium 9700シリーズがひっそりと登場

~5年ぶりの新モデル

 米Intelのサイトで、ミッションクリティカルなサーバー向けプロセッサ「Itanium 9700」シリーズの製品情報がひっそりと公開された。

 2012年に発表されたItanium 9500シリーズ以来の新製品。サイトの情報によると、Itanium 9700シリーズは2017年第2四半期中に出荷されるとしている。

 ラインナップは4モデルで、いずれも32nmプロセスを用いて製造されている。トランジスタ数は31億と9500シリーズと共通であることから、9500シリーズの高クロック版とみられる。主な仕様は下表のとおり。

型番9760974097509720
コア数84
スレッド数168
ベースクロック2.66GHz2.13GHz2.53GHz1.73GHz
キャッシュ32MB24MB32MB20MB
バス6.4GT/s QPI
TDP170W130W

 汎用レジスタは160基、浮動小数点レジスタは128基と、Itanium 9500シリーズと共通。パッケージはLGA1248で、Itanium 9300/9500と互換性が保たれている。また、ホットプラグ可能な点といったRAS機能が組み込まれており、仮想化機能「Intel VT」、キャッシュエラーを最小限に抑える「Cache Safe」といった機能への対応も謳われている。

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