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Office 365 ProPlusの更新プログラムのサイズを知る方法

 Officeのブログにて、サブスクリプションサービス「Office 365 ProPlus」の今月の更新プログラムのサイズを確認する方法が公開されている。

 Office 365は常に最新のOfficeが使えるのが特徴だが、このためインターネットに接続した環境下では常に最新の更新プログラムがダウンロード/実行される。

 この更新プログラムはネットワーク帯域幅に配慮して設計されており、マシンが最新の状態であれば、バイナリの差分圧縮が適用されるほか、全てのPCの更新が時間をずらして実行されるが、IT管理者などが月次更新プログラムのサイズを詳細に監視する必要がある場合もあるだろう。ブログでは、下記の方法によって更新プログラムのサイズを確認できるとしている。

1.Windows SysinternalsコレクションのProcess Monitorをダウンロードする

2.Process Monitorのフィルターのメニューにおいて
・Registry
・File System
・Process
の3つのイベントクラス(Event Class)を除外し、「OfficeClicktoRun.exe」のProcess Nameのみを含めるようにする。

3.Process Monitorを起動したまま、任意のOfficeクイック実行アプリの「ファイル(File)」→「アカウント(Account)」メニューで「今すぐアップデート(Update Now)」をクリックし、手動更新プロセスを開始する。こうするとProcmonログへの記入が始まる。

4.更新が完了したらProcmonトレースを停止し「Tools」→「Network Summary」でトラフィックの概要を確認する。

 例では差分更新チャネルの7月版から8月版に更新した場合、約167MBのトラフィックを消費したという。