インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班

黒田瑞貴の「信長の野望・全国版」。蠣崎も諦め、鉄板の信長に乗り換える

 こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も1986年に、光栄(現株式会社コーエーテクモゲームス)から発売された「信長の野望・全国版」をプレイしていきます!

 言わずと知れた超人気シリーズ"信長の野望"第2作品目の本作は、戦国時代を舞台にした国盗り合戦で、プレイヤーは名立たる大名のうち1人を選び、全国を統一することを目的としています。史実に基づくイベントや、BGMは菅野よう子さんと言うのも、この「信長の野望・全国版」の魅力の1つです。

 北は蝦夷から南は薩摩大隅のほぼ日本全国を統一していく50国モードと、尾張を中心とした関東〜近畿地方が舞台になる17国モードがあり、難易度も1〜5まで選ぶことができます。

 最大50の各大名のパラメータは年齢のほか、「健康」、「野心」、「運」、「魅力」、「IQ」の5つがあり、ゲーム開始時にスロットで決定します。ここは何度でも納得がいくまでやり直しができるので、合計450を指標として回し続けるのがお勧めです! 配下武将や、息子などが存在しないので、歴史シミュレーションゲームにしては比較的シンプルで分かりやすいゲームシステム。ただ1代での統一が絶対になってくるので、難易度は少々高めで、シンプルでも奥が深いゲームになっています。

 今年40周年を迎えた信長の野望シリーズ、沢山の人に愛される作品の魅力を、ゲームを攻略しつつ見つけていきたいと思います!

信長の野望・全国版タイトル画面

 歴史無知で有名武将しか知らない筆者は、「なんか攻略難易度低そう」というざっくりし過ぎた理由から、本州端っこの薩摩大隅"島津貴久"で初プレイを開始。でも、1560年から始まるこのゲームでは開始時すでに46歳の島津さん、素人の私では到底統一にたどり着けず、なんなら内政だけしていて九州からも出られず、あえなく統一失敗……。

 まずは人生50年と言われたこの時代の、年齢の壁にぶち当たりました。ならば! と、続いて最北端蝦夷"蠣崎慶広"でプレイを開始、若い蠣崎さんで最初の反省を活かしつつ順調に統一を進め、東北統一までこぎつけました。そして前回、最後にその統一した国の半分が一揆によって消滅したところから今回はスタートです!

一揆で半分の領土がなくなる

 蝦夷からの本州進出だったり、せっかくここまで色んな死線を潜り抜けてきたのに、なんでこうなっちゃったんだ( ;∀;)! 理由を探るべくコマンド12で領地にした国の、一揆が起こる直前の様子を確認していきます。

 すると、民衆の忠誠度が4……。4!? いつの間にこんなに下がってしまったんだ( ;∀;)。そりゃ一揆も起きるよね……。施しなど、何もしないと常に下がり続ける忠誠度。まめな確認が必要だったみたいです。

地の底に落ちた忠誠度

 ただここで、リスナー陣とある計画を思いつきます。変に数千の兵士を残してるから、民衆が騒ぐんじゃないか? これ、内陸の安全地帯は兵士を0にしてしまえば、兵士の忠誠度はそもそも気にしなくて良くなるし、民衆が兵に対して起こす一揆も、相手になる兵士なしでは起こせないのでは!?

 これを思いついた時、天才かと思いましたね。完全に法の抜け穴。行ける気がします。とりあえずちょっとだけ残っていた兵を全て前線に送ります。兵も前線に集中させられるし、一石二鳥過ぎる!

全兵士を前線に送る

 そして数か月後……。

 「黒田様、謀反を起こされました」。

 「正規軍0 vs 謀反軍32」。

 またも半分の土地が、今度は謀反で無くなりました( ;∀;)。ですよね、そんなに甘くないですよね……。兵を駐在させないことによって一揆は回避できるようになりましたが、今度は謀反が起こるようになりました。くうぅ、難しい。またも知らん名前で東北が埋め尽くされていく。

またも内乱

 一揆の次は、謀反をどうにかしないと……。兵がいなくても起こってしまうということは、やはり民衆の忠誠度の問題? と思い、内地になった委任している国もいったんすべて解除し、忠誠度を見つつ自分でやっていくことにしました。早く領地を伸ばしたいと思うけど、内乱ばかりで先に進めません。序盤戦争ばかりで内政ができていなかったのが、ここにきて響いてきている気がします。

東北を統一はしたが、先に進めず……

 民衆の忠誠度に気を使いつつ、戦争で削れた国力を内政メインで補っていると、

 「謀反を起こされました」。

 ドーーーン。軽快な音楽と共に、今度は私の国が8割なくなりました。

 うーーーーーん( ◠‿◠ ) !!!!!! 言葉を失います。

2国を残し他の国がなくなる

 一時は東北全土を手中に収めた私でしたが、気がつけば残り2国。あっという間に周りに潰され、ゲームオーバーです。くぅうう。悔しい。

蠣崎さんでのゲームオーバー

 ただ、これで諦める私ではありません。諦めた時が失敗って、なんかの人が言ってた気がします。四方を囲まれないマップの端っこから攻めよう大作戦が、薩摩、蝦夷と2回連続で失敗しているため、ここはいったん王道に。

 "信長"の野望ですから。行きましょう、織田信長が果たせなかった、全国統一を私が代わりにやってやります。

 と言うことで3回目の挑戦は25国、尾張、織田信長を選択。

織田信長を選択

 大名の初期能力値をスロットで決め、いよいよ3度目の正直!大本命、信長での統一スタートです。

初期能力値

 信長はアイコンにも風格を感じますね。11歳だったカッキー(蠣崎)と並べるとえらい違いです。1つ1つの武将にカラーのアイコンがあると、愛着が湧くし、当時も人気だったとか !確かに分かる気がします!

カッキーも可愛い

 そしてこのゲーム"信長の野望"と言うだけあって、信長は他の大名より優遇されていると聞いたので、その真相もジャッジしていきたいと思います。1560年桶狭間の戦いからゲームはスタートしますが、信長は本州ど真ん中の尾張、うまいことやっていけるといいのですが。

 スタートすると既に周りを足利、徳川、今川と有名どころがズラーっと名を連ねています。これはちょっとテンション上がりますね。強いメンバーに囲まれて大丈夫なのかと思いますが、尾張の国力は初期値がなかなか良くて、たしかにカッキーや島津さんよりは織田信長の優遇を感じます!

本州ど真ん中でリスタート

 国勢がある程度安定しているのなら最初から軍備に時間を割こうと思っていると、そんな事させるかと早速徳川が攻め入ってきました。いやぁ、こんなにど真ん中ですから、誰かしら来るとは思っていましたが、初手から徳川! 来てほしくなかったけど、知ってる武将な上に、実際だったら完全に史実に残る一戦なので、なんだか嬉しいような複雑な気持ちです('ω')。

 何はともあれ開戦です。兵力訓練度共に我が信長軍が勝り、自国で籠城戦もできるため、ここは負ける理由がありません。しっかり初戦は勝っていきました。年上の威厳が保てて良かった('ω')。

 戦争には戦地地形での有利不利はありますが、大きな戦術を展開するということはなく、戦争自体は難しくはないです。シンプルな操作で寝返りなんかも一応ありますが、私の感覚としては戦争するまでにいかに何ができたかの答え合わせのような感じに近いです。

徳川といきなり戦争

 この徳川との世紀の一戦を勝利でおさめ、ここから勢いに乗っていきたい! 連戦になることを予想し、軍備を整えることに注力しました。前回学んだ、序盤は騎馬隊に全部任せる部隊編成に変更していきます。

騎馬隊メインの部隊編成

 部隊編成が終わったので、ここから先ほど攻め入ってきた徳川の国を見てみると、兵力がまだ回復しきれていない様子。これはチャンスなのでは!? あまり時間をかけすぎても、相手に回復の余地を与えてしまうので、もう今行くしかない!

徳川の国の情勢

 やられたらやり返す、倍返しだ。もう今の若い子に言っても分からなそうな決め台詞と一緒に、徳川の領土にレッツゴー。事前情報があったので、もちろんここでも勝利することができました。軽快な音楽とともに「黒田様、敵は全滅ですぞ、さすがは殿でございますな!」の文字。何度でも聞きたいこの言葉。

徳川に勝利

 徳川の領土を取る事に成功し、24国三河が自国になりました。1年目でこれは幸先良いぞ('ω')!

 と思っていると…。

 「住民が一揆を起こしましたぞ!どうすりゃあええぎゃあ、説得致しますか?」。

 うわ、また一揆……。ん? 今までとは何かが違う('ω')。

 有無を言わさず国が消し飛ぶ一揆ではなく、まだ説得と言う余地が残っています。とりあえず説得をしてみると、住人は納得し、なんと一揆が収まりました。収まることもあるのね……。

 内乱にも何パターンかあるみたいで、この辺もゲームの深さなんでしょうね。自分の対応で内政がどんどん変わっていく自由度、毎年毎年何かが起こって慌ただしく時が過ぎていくので、ずっとやっていても飽きない理由は、こういうところの作りこみにもあるように感じます。

またも内乱、しかし今回は少し違う

 その後も周りのいけそうな国に攻め入ってみるも、あと一歩で届かない。四方を敵に囲まれているので、前線に全兵を送ることはできず、くすぶっていました。

伊勢志摩に攻め入るも一歩届かず

 1564年、ここで久々に来ました入札チャンス。信長の野望・全国版では、歴史シミュレーションゲームでは珍しい、国を入札し落とすというシステムがあります。これを使った作戦で、敵国大名を暗殺→空白地になった隣接国を入札というこのゲームでしかできない、テクニカルな全国統一も可能です。

 入札はわりと効率の良い統一方法で、今回もしっかりこのシステムを使っていきたいと思います! 隣の27近江があいたので、ここはすかさず入札。しっかりこのチャンスに領土を広げていきます。

入札チャンス

 続いて26国の伊勢志摩も入札で落とし、もう兵力とか相場とか、難しいことはいったん抜きで、この方法で全国統一したいとすら思っています。大体金50で国が1つ買えるので、コスパもそこそこですし。

入札でどんどん領地を増やす

 忍者暗殺からの入札で国盗りを本格的にやってもいいかも、と思っていると……。

 「27国近江に三好が攻めてきました」。

 もちろん周りの強者が黙っていません。琵琶湖に水を求めて三好が攻めてきました。ここはギリギリの差で勝利し、琵琶湖を死守。せっかく入札したのに、早々に失いたくないです!

三好が琵琶湖に攻め入ってきた

 ただ、その次も、その次も、三好がずっと攻め入ってきます。特に琵琶湖には固執しています。なんなんだ三好!!! ちょっと嫌いになりそう!!!! お互いイーブンに削りあうので、このままでは他国が攻め入ってきたタイミングで共倒れです( ;∀;)

三好が大和に攻め入ってきた

 お互い得がないと分かっていながらも、攻め入ってくる敵は跳ね返すしかないので応えていきます。

三好が丹波に攻め入ってきた

 そしてついに……。弱り切った丹波の土地を三好に奪われてしまいました。しかし、三好もこの間に兵が疲弊し、その後、国を他の大名に取られています。なんなの三好! 全然お互いにメリットがない、この戦い( ;∀;)!! このゲームを大人になった今知って良かったです。勉学に励んでいる最中に知っていたら、もう勉強そっちのけで三好退治に行くところでした。

 今回紹介したコマンドやゲーム内容以外にも婚姻、町開発、紹介しきれていないシステムが信長の野望にはまだまだたくさんあります。それらも駆使ししていかないと、どうやら統一は難しそう.......。

 もちろん全国統一ですからね、一筋縄では行かないよってことなんでしょう。もっとゲームを理解し頑張っていきたいと思います! 今回もご清覧ありがとうございました! 次回、三好絶対倒す。お楽しみに!

三好に倒される
963の「信長の野望・全国版」レトロゲーム記事用配信3回目!