Hothotレビュー
重量870gのスタイリッシュモバイルノート、ASUS「ExpertBook B9450」
2020年5月7日 11:00
ASUSは、重量が870gのビジネス向けモバイルノート「ExpertBook B9450」を発売した。価格はCore i5-10210Uを搭載した下位モデルで139,800円からだ。今回、製品発売前に上位モデル(Core i7-10510U/メモリ16GB/1TB SSD/33Whrバッテリ、219,800円)をお借りできたので、早速レビューをお届けしよう。
2020年、ビジネス向けの主力モデル
ExpertBook B9450は、2020年初のCESで発表/展示された製品。その後1月下旬にAPACのメディア説明会を台湾で開催し、説明会で真っ先に紹介するなど、2020年のASUSにとって、ビジネス向けでもっとも力を入れている製品となっている。
最大の特徴は、最軽量構成で870gの軽量性を実現した点だ。モバイルノートにとって、軽量性がひじょうに重要な要素になっているが、米国を中心とするPC外資系メーカーにとって、「1㎏の壁」という日本のビジネスマンならではのニーズを開発者に訴えても、なかなか浸透してこなかった。ExpertBook B9450はそのニーズにきっちり応え、日本ならではの事情を考慮しているのはすばらしい。
この軽量性を実現するために、ExpertBook B9450ではマグネシウムリチウム合金を採用している。マグネシウムとリチウムはともに、一般的なノートPCで使われているアルミニウムより軽量な元素であり、この合金はアルミニウムより軽量ながら38%高い強度を持つ。実際にExpertBook B9450をはじめて手にしたときは、「軽っ! でも硬っ!」と思わず言葉を発してしまうほどであった。
耐久性については試用機のためテストできないが、落下や耐震、高温/低温/高度テストといったさまざまなテストをクリアし、ミリタリーグレードを謳っているほか、5,000回のインターフェイスの抜き差しや5万回のヒンジ開閉、150G/2.5msの衝撃テスト、30kgの点加圧テスト、液体をこぼしての3分間放置の水滴テスト、1,000万回打鍵のキーボード耐久テストも行なっているという。
さらに、ヒンジやI/Oポートをステンレススチール製のパーツで強度を高め、マザーボード上にクッションを設けるなど、見えないところでも堅牢性の向上が図られている。ビジネスで日常的に使うさいも安心できる内容だ。
マグネシウムリチウム合金らしからぬ質感と直線的なデザインも随一
一方で、マグネシウムやリチウムは、高い質感を実現しにくい素材でもある。ひんやりしてて光沢のある素のアルミニウムに比べると、そもそも光沢のない素材であり、どうしても粉っぽい手触りになってしまうのだ。各社ともに塗装や仕上げの部分である程度工夫をしているものの、プラスチックっぽさはなかなか抜けず、合金として強度アップした分軽量化のために薄くしてあるので、どうしても安っぽさが目立ってしまう。
ところがExpertBook B9450の塗装はシンプルな単色ではなく、落ち着いた深い紺色に、さまざまな色に反射するきめ細かいラメが入っているものだ。粉っぽい手触りはそのままだが、あえて細かいラメで「こういう手触りですよ」と強調されていて、これが逆にスッと受け入れられてしまう。しかもそのラメもなかなか上品で、紳士的なベース色のなかに、どこかしら女性的なものを秘めている。
さらに、指紋や手汗の跡もかなり残りにくいので、きれいなまま持ち運べるのである。正直、このデザイン要素というだけで、客先に持っていってプレゼンテーションするビジネスマンにおすすめだ。持ち物のデザインを気にする人なら、ExpertBook B9450は良い選択肢だろう。
本製品のもう1つの特徴は、直線を多く取り入れたフォルムだろう。建築物のジオメトリパターンなどからインスピレーションを得てデザインしたという筐体なのだが、側面から見るとL字型に見える液晶、丸みではなくあえて直線でしぼったくさび型の側面と底面、通気口、スピーカーホール、ゴム足……など、あらゆる部分が直線的でデザインが統一されており、360度どこから眺めても美しい。
筆者がとても気に入っているのはパームレスト面のデザインで、手前はやや急な斜面、奥と左右両側はなだらかな斜面でキーボード部をくぼませて、キートップが液晶に当たらないようにしている。素材としてはシームレスで統一しているのに、見た目のパーティションをはっきりと分けていて、使い勝手の向上に結びつけている。画面占有率が高く没入感のある液晶と合わせて、デザインについて文句を言うことはない。
筆者は普段、レビューでこれだけPCのデザインについて語ることはあまりないのだが、正直ExpertBook B9450のデザインには脱帽した。5年先は言い過ぎかもしれないが、1~2年先は行っていると思う。
ビジネスに配慮した使い勝手
それでは細かい使い勝手について見ていこう。本機はビジネス向けを謳っていることもあり、それに特化した機能や設計が特徴的だ。なかでもまず述べたいのはタッチパッドだ。
大型で使いやすいタッチパッドだが、右上部分を1秒間押下し続けるとバックライトにより数字が浮かび上がり、テンキーとなる。数字が浮かび上がっているところを意図的にタップすると、数字が入力されるようになる。
ここはじつによく作りこんでいて、タップしたあと指を動かしたさいは、数字が入力されることなくそのままポインタが移動するのである。そしてポインタが移動した直後にタップした場合も、数字が入力されるのではなく、左クリックとして動作するのだ。さらに、この状態でも2本指や3本指のジェスチャーを受けつけてくれる。
つまり、テンキー機能をオンにしたままでもポインタの移動が可能なので、「ちょっとポインタを動かしたい」ときの切り替えの煩わしさがないうえに、慣れてしまえばテンキー機能をオンにしたままでも使えるわけだ。ちなみに特殊なドライバなどはとくに入っていないようで、すべてハードウェアで機能が完結している模様。このあたりの作り込みにも感心した。
インターフェイスは、左側面がThunderbolt 3×2、フルサイズのHDMI、Micro HDMI端子を流用したGigabit Ethernet。右側面には3.5mmステレオミニジャック、USB 3.0、ケンジントンロックを備えている。HDMI端子の装備はもちろんプレゼンのさいのプロジェクタとの接続を考慮してのことだろう。一方、あえてMicro HDMIを流用したGigabit Ethernetは、有線LANのネットワークコントローラを本体内に内蔵することで、企業においての管理者がMACアドレスベースの機器管理を容易にするための対策だ。このあたりもよく考えられている。
特筆したいのはインジケータLEDの類。Caps LockやFnキー、電源ボタンにはLEDが仕込まれており、すぐに状態を把握できるといった基本的なものはもちろんのこと、本体右側面にストレージアクセスインジケータを備えているのは好感が持てる。最近のノートPCはSSD化が進んでいるので、さほどストレージへのアクセスを気にしなくてもよくなったため、アクセスランプを省くことが多い。しかし高負荷が続いていてシステムの応答がない場合は、アクセスランプの点滅の有無で、ある程度OS自体がフリーズしているかどうかを判断できるので有用。SSDはHDDのように機械的なアクセス音がないのでなおさらである。このあたりもパワーユーザーにはうれしい機能だ。
おもしろいのはタッチパッド手前のRGB LEDで、充電時は赤とオレンジ、充電完了時は緑色に光る。また、MyASUSでファンの動作モードをTurboに切り替えたさいも、少しのあいだだけ水色に光るようになっている。
キーボードや排熱もよく考えられている。しかしACアダプタが惜しい
それではPCとして重要なポイントであるキーボードなどの使い勝手を見ていく。キーボードはくせの少ない日本語配列で、キーピッチは標準の19mmよりやや短い18.75mmとなっている。14型ということで横幅に余裕があり、左右にスピーカーもないため、もう少し余裕を持たせた配列であってもよかったのではないかと思う。本機を使いはじめたときは、やや戸惑いを感じたが、FとJの突起をとっかかりにホームポジションを把握するようになってからは難なく馴染めた。
主要キーのキートップは中央が0.15mmにへこんだ構造となっており、指への吸いつきをよくしている。フルキーボードと比較するとへこみが浅いうえに、キートップの面積もあまり広くないので、筆者は正直あまり気にならないレベルだったのだが、指が細いユーザーならそこそこ実感できるだろう。キーストロークは1.5mmを確保している。キーボードにはホワイトLEDによるバックライトを備えており、明るさを3段階に調整可能。暗所でも視認できる。
なお、ファンクションキーのデフォルト設定では、ボリューム調整や輝度調節といったホットキーとなっているが、ユーティリティやBIOS、Fn+EscのショートカットでF1~F12に切り替えられる。いったん切り替えてしまえばその設定を覚えるため、再起動などで設定し直す必要はない。
本機は液晶を開くと、液晶の下部が底面の下に潜り込んでキーボード面をチルトアップさせる「ErgoLiftヒンジ」を採用している。これはキーボードの使い勝手を向上させるだけでなく、底面から吸気させる効率を向上させ、冷却性を引き上げる。さらに、太ももの上に乗せたときも本体との接触面積が減るため、本体の熱を太ももに伝えさせてしまうことを防いでくれる。よく考えられた機構だ。
なお、排熱は本体後部、液晶下部に向かって行なわれるため、左右にマウスを設置しても手に熱を感じることはない。高負荷時、表面の熱は数字の列まで若干感じるが、パームレストには降りてこないので、快適に利用できる。底面に関してもグラファイトシートで広く拡散している。先述のErgoLiftヒンジのおかげで、その熱をストレスに感じることはほぼない。
液晶の視野角は広く明るいため見やすい。180度開くので、2in1ほどではないが、会議で対面の人に資料をちょっと説明するさいにも便利だし、太ももの上に乗せてソファでリラックスした姿勢で使うときも見やすい角度に調節できるのは良いと感じた。スピーカーは中域重視のもので、人の話し声が聞きやすい印象だった。
このほか、パームレストに指紋センサーを搭載しており、Windows Helloですぐにログインできる。Webカメラには、物理的なシャッターを備えており、プライバシーにも配慮している。なお、このシャッターはあくまでも機構的なものであり、HP製品のように電気的にWebカメラの信号をシャットダウンするものではない。
かなり作り込まれた本製品だが、唯一残念だったのは付属のACアダプタ。ACアダプタ自体は小型なものの、それに接続するACコードが3ピンの太いタイプのもので、重量はACアダプタと合わせると310gに達する。台湾で行なわれた説明会では、コンセント一体型のものだったため、なぜ日本向けがこのようなACアダプタになったのかは不明だ。ただ、20V/3.25A(65W)出力が可能なタイプであり、以前説明にあった60Wより大容量であった。
本機はUSB PDによる充電に対応しているため、市販のUSB PD対応の小型充電器を使えばいくらでも対応できるので、大きな弱点となるわけではない。しかし、本体のモバイルに対する情熱が感じられる設計に反し、手抜きではないかとすら感じられてしまう。画竜点睛を欠く点となってしまっている。
ビジネスには十分な性能
最後にベンチマークを行なっていこう。使用したベンチマークは「PCMark10」、「3DMark」、「Cinebench R20」、「ドラゴンクエストXベンチマーク」、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の5種類である。
比較用に、以前テストした「GPD P2 Max」の結果を並べてある。なお、ExpertBook B9450で採用されているCore i5-10510UはTDPが15WのCPUなのだが、標準の状態では高負荷が続くとTDPが8Wに制限されてしまう。これはファンの静音性に重視したセッティングであるためだ。TDPを本来の15Wまで引き上げ、より高い性能を達成するためには、ユーティリティ「MyASUS」のファンモードを「Turbo」に設定する必要があった。よって、表ではNormalとTurboの違いも並べてある。
ExpertBook B9450 Turboモード | ExpertBook B9450 Normalモード | P2 Max | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-10510U | Core i5-8200Y(試作機) | |
メモリ | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD | |
OS | Windows 10 Home 1909 | Windows 10 Home 1903 | |
液晶 | 1,920×1,080ドット表示対応14型 | 2,560×1,600ドット表示対応8.9型 | |
PCMark 10 | |||
PCMark 10 | 4067 | 3688 | 2738 |
Essentials | 9569 | 9300 | 6319 |
App Start-up Score | 14548 | 14111 | 8090 |
Video Conferencing Score | 7696 | 7470 | 5581 |
Web Browsing Score | 7827 | 7632 | 5589 |
Productivity | 7152 | 6527 | 4556 |
Spreadsheets Score | 8077 | 6997 | 4180 |
Writing Score | 6404 | 6090 | 4968 |
Digital Content Creation | 2654 | 2243 | 1936 |
Photo Editing Score | 3205 | 2796 | 2440 |
Rendering and Visualization Score | 1775 | 1342 | 1119 |
Video Editing Score | 3289 | 3011 | 2661 |
3DMark | |||
Time Spy | 434 | 333 | (未計測) |
Time Spy Graphics score | 380 | 291 | (未計測) |
Time Spy CPU score | 2416 | 2001 | (未計測) |
Fire Strike | 1139 | 986 | 802 |
Fire Strike Graphics score | 1265 | 1088 | 892 |
Fire Strike Physics score | 8472 | 5581 | 3758 |
Fire Strike Combined score | 375 | 336 | 274 |
Night Raid | 5283 | 4117 | (未計測) |
Night Raid Graphics score | 5548 | 4282 | (未計測) |
Night Raid CPU score | 4159 | 3381 | (未計測) |
Sky Diver | 4100 | 3694 | 2538 |
Sky Diver Graphics score | 3831 | 3509 | 2479 |
Sky Diver Physics score | 6103 | 4832 | 2869 |
Sky Diver Combined score | 4250 | 3864 | 2557 |
Cinebench R20 | |||
CPU | 1357 | 975 | 562 |
ドラゴンクエストXベンチマーク | |||
最高品質(1,920×1,080ドット) | 4047 | 4184 | 3687 |
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマー | |||
標準品質(ノートPC、1,920×1,080ドット) | 2656 | 2240 | (未計測) |
結果的にPCMark10で言えば、Turbo時で4,067、Normal時で3,688と、10%程度の差があった。CPU性能重視のCinebench R20では約39%にまでスコア差が広がる。Turboモードでは高負荷継続時に2.3GHzで動作するが、Normal時は約1.6~1.7GHz程度に落ちるためだ。一般的なビジネス用途においてはNormalでも不満に感じることはないだろうが、長時間負荷が続くパッチ処理やエンコード作業を行なうのであれば、面倒でもTurboへ切り替えたほうが良い。
気になるとすれば3DMark実施中の挙動で、フレームレートの変動がかなり激しい点。おそらく熱などの関係から、電力リミットがかかったり解除されたりを繰り返しているのであろう。もっとも、本機はゲームプレイを前提としたマシンではないし、GPUの性能が欲しい場合はThunderbolt 3の外付けGPUボックスを利用する手段も残されているので、こちらも検討するとよい。
バッテリ駆動時間は、Normalモード/輝度50%という設定でPCMark 10のModern Officeで計測したところ、10時間33分駆動した(残量2%まで)。今回試用したモデルは870gの軽量モデルのほうだが、ほぼ公称値どおりの結果となった。実際にExpertBook B9450を使ってこの原稿を書いていて、途中Webブラウジングなども行なったりしているが、電池残量が不安に感じることはなかった。バッテリ容量が倍のモデルでは995gとなっており、そちらは20時間駆動が可能なので、10時間でも足りないというユーザーはそちらを選ぶ手もある。
PCMark 10では優れた値を示したExpertBook B9450だが、以前にPC短評で紹介した同じComet Lakeを採用している「VAIO SX14」の“謎のキビキビさ”が感じられない。Windowsのログイン画面からの切り替えやスタートボタンを押したときの反応、Webブラウジング、ソフトのインストールなど、ほんのわずかの差ではあるが、VAIO SX14のほうが反応がクイックなのは、使っていてすぐわかるのだ。
VAIO SX14が6コアなので、4コアのExpertBook B9450とスコア差が出るのは当たり前なのだが、その値よりもPCMark 10のCPUのクロック変遷グラフを比較したほうが原因がよくわかる。ExpertBook B9450はテスト中、終始CPUのクロック変動が激しく、1GHz以下と3~4GHz越え繰り返す。一方、VAIO SX14は終盤の重い負荷を除き、終始3.7GHz以上で、クロックの変動も少ない。アーキテクチャが同一の場合、より高いクロックはより低いレイテンシを意味するので、これが軽負荷の場合でもVAIO SX14が速く感じられる理由なのであろう。
もちろんこれはマシンの設計思想の違いであり、VAIO SX14は高性能の代償として高負荷時に94℃という高いCPU温度の代償を払っているほか、価格も数万円高いので、同じ土俵で比較すべきではない。ExpertBookはビジネスで使う上で十分に満足できるデザイン、堅牢性、性能、そして高いコストパフォーマンスを実現している点を、筆者は大きく評価したい。
あんしん保証サービスと一緒に購入したい
繰り返しとなってしまうようで恐縮だが、本機は高いデザイン性、モバイル性、堅牢性、そして性能、コストパフォーマンスなど、ビジネスマンに求められるほぼすべての要素を高い次元で融合させており、ほぼ非の打ち所がないマシンだ。ASUSというとどちらかと言えばゲーミングのほうが強いイメージだが、本機はビジネスに真っ向から立ち向かって設計されており、ASUSのクラフトマンシップの底力を感じさせる。
今や14型で1kgを切る製品としては、先述のVAIO SX14のほかに、LGの「LG gram」や日本エイサーの「Swift 5」といった強豪がひしめいている。さらに、FRONTIERの「NS」シリーズやユニットコムの「STYLE-14FH056-i5」シリーズも、価格面では非常に強力なライバルとなる。そのなかでExpertBook B9450を選ぶ理由と言えば、「ASUSのあんしん保証」の付帯だ。
ASUSが同日発表した「ASUSのあんしん保証」は、1年間のあいだで、不慮はもちろんのこと、故意や天災を含む、いかなる理由で故障/破損したとしても、部品代や技術代の20%を支払うだけで修理できる。モバイルノートは不慮の事故が多いだけに、心強いサービスで、クラスのなかでも抜きん出ている。
ただ、そもそもそういった心配するのであれば、「ASUSのあんしん保証Premium」(価格14,800円)の加入を強くすすめたい。こちらは保証期間を3年に延長し、1年に1回は故障/破損の理由を一切問わず無料で修理できるのだ。なんらかの理由で全損してしまった場合、1回だけは元が取れるのである。もともと性能が高く美しいマシンなので、少しでも永くは使いたいもの。この保証サービスの価格を加味しても価格競争力が高いので、購入のさいはぜひ一考されたい。