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AirTagなどの位置情報を共有できる機能。ロストバゲージの特定にも活用
2024年11月13日 15:06
Appleは11日、AirTagなど「探す」に対応したアクセサリの位置情報を他者に共有できるようにする機能「Share Item Location」を発表した。iOS 18.2のパブリックベータ版にて実装され、iPhone Xs以降向けに無料アップデートとして提供される予定。
Share Item Locationは、iPhoneやiPad、Macの探すアプリから利用できる機能で、AirTagなど探す機能に対応したアクセサリの位置情報を、専用のURLを通じて他者と共有できる。URLからWebサイトにアクセスすると、インタラクティブなマップ上で位置情報が確認できる。
このWebサイトはアクセサリを発見すると無効化されるほか、7日後に自動的に期限切れで閲覧できなくなる。また、ユーザー側でいつでも共有を停止できる。
Appleでは航空会社との協力を進めており、今後数カ月の間に15社以上で本機能を使った位置情報の受け入れが開始される予定だという。ロストバゲージなどの位置特定に活用できるとしている。