簡単なのにすごい! Photoshop 1分講座

スマートオブジェクトで差し替え簡単なモックアップを作る！

  • パパ

2025年9月29日 06:18

　スマートオブジェクトは拡大縮小などの編集を加えても画像が劣化しないという特徴がありますが、ほかにもスマートオブジェクトは、そのレイヤーの元データを編集することができるという特徴があります。今回はその特徴を生かして、差し替え可能なモックアップを作ってみます。

動画版
ツールバーから「長方形ツール」を選択し看板の大きさ程の長方形を作ります
長方形ができたらシェイプレイヤーを右クリックして「スマートオブジェクトに変換」をしておきます
Ctrl(Mac: Command)+Tで自由変形をして看板の形に変形します。Ctrl(Mac: Command)を押しながらポイントを移動させることで、各ポイントのみを動かすことができます
レイヤーのサムネイルにあるスマートオブジェクトのアイコンをダブルクリックすると、スマートオブジェクトのデータが別ドキュメントとして開かれます
このドキュメントを編集して看板の中身を作ります。今回はポスターのビジュアルを配置しています
Ctrl(Mac: Command)+Sで上書き保存すると、元のドキュメントにも看板の中が反映されます。必要に応じて描画モードを「乗算」にしてなじませます
スマートオブジェクトの中身のドキュメントに別のポスターのビジュアルを配置します
Ctrl(Mac: Command)+Sで上書き保存すれば、元のドキュメントにも反映され、差し替えを簡単に行なうことがでできます
パパ

映像制作会社などを経て2017年フリーランスとして独立。現在はSNSを中心にPhotoshopの作品メイキング、チュートリアルを投稿している。複数の写真を使い1枚のアート作品を作るフォトマニュピレーションの動画は200万回再生を超え、現在YouTubeのチャンネル登録者数は約11万人、Twitterフォロワーは約6万5千人。また2022年10月からAdobe Community Evangelistとして 講師やセミナー、メディア出演、書籍執筆などを通しノンデザイナーやノンプロ向けに「作れる面白さ」を精力的に発信している。Twitterは@StudioT_ppp