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エプソン、自動紙厚検知搭載ドットインパクトプリンタを21年ぶりに刷新。大幅な省スペース化

VP-F2400

 エプソンは、106桁の水平型ドットインパクトプリンタ「VP-F2400」、「VP-F2100」および、ネットワークインターフェイス付モデル「VP-F2400N」、「VP-F2100N」を9月5日に発売する。価格はそれぞれ15万1,800円、12万9,800円、16万8,300円、14万6,300円。

 VP-F2400/VP-F2400Nは、2001年1月発売の現行モデル「VP-2300」の後継にあたり、約21年ぶりの刷新。使用する用紙の厚さに応じて自動的に紙厚を調整する「自動紙厚検知機能」を搭載した。連続紙で12インチ幅、単票紙でA4横置き幅まで給紙ができる106桁プリンタにすることで小型/省スペース化を実現しており、VP-2300と比較して設置面積を76.8%削減した。

 ピン配列は24ピンで、解像度は180dpi。インターフェイスはUSB、パラレルポート。本体サイズは480×301×211㎜(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.7㎏。

 なお、VP-2300はWindows 9xシリーズやWindows 3.1のサポートもあったが(スペック表では対象外だが、ドライバ配布あり)、VP-2400はWindows XP以降のサポートになるという。一方、MS-DOSはサポートする。

 VP-F2100/VP-F2100Nは、紙厚調整が手動で、単一の帳票を使用する場合に向いたモデル。現行機VP-F2000の機能を継承しつつ、ネットワークインターフェイス付モデルを追加した。そのほかの仕様はVP-F2400/VP-F2400Nとほぼ共通。

 また同社は、94桁の水平型ドットインパクトプリンタ「PLQ-50S」を今冬に発売する。価格はオープンプライス。

PLQ-50S

 PLQ-50Sは、A4などの定型帳票や通帳などの冊子印刷に対応した単票紙専用モデル。用紙を斜めにセットしても給紙位置を自動で補正する「カンタンセット機能」を備える。

 現行機PLQ-30Sと比べて印字が高速化したほか、1.44型カラーLCDパネルを搭載したことで操作性が向上したという。