COMPUTEX TAIPEI 2000レポート
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GIGABYTEからもApollo Pro133Aを採用したDual対応マザーボード「GA-6VXD7」が登場 | Q-lityという日本ではあまり馴染みのないメーカーもApollo Pro133AのDualマザー「CPV4-TD」を展示。AGP Proソケットを採用している | おなじみAOpenからもApollo Pro133A搭載Dualマザー「DX34 Plus」。AdaptecのデュアルチャネルUltra160 SCSIがオンボード |
RIOWORKSは既にApollo Pro133AのDual Slot 1マザー「PDVIA」を出荷開始しているが、Socket 370モデルの「SDVIA」を展示 | MSIは以前、秋葉原でも展示された事がある、i840でDual Socket 370の「MS-6335」を出品。AGP Pro、Ultra160 SCSI、64bit PCI、RDRAMとハイエンド仕様 | RIOWORKSのi840 Dual Socket 370マザー「SD84B」。こちらはSDRAMサポートでIDE RAIDがオンボードとコンシューマも意識した仕様 |
ServerWorks(RCC)のServerset III LE(Champion III LE)を搭載したAOpenの「DX3R Plus」。Adaptec Ultra160 SCSIとグラフィックがオンボード | Tyanの「Thunder LE(S2510)」もServerset III LE搭載。SCSIはLSI Logic製。1Uのラックマウントサーバー専用のためPCIが少なく、IOパネルの配置が特殊 | こちらはRIOWORKSの「SDRCB」。AOpenの「DX3R Plus」とほぼ同仕様だが、こちらはSCSIがデュアルチャネル |
●VIA Apollo PM133と未発表のApollo KM133搭載予定のマザーも
COMPUTEXの開幕直前にリリースされたVIA Apollo PM133を搭載したマザーボードも数多く出品されている。統合チップセットの利点を生かすために、microATX仕様の製品が多く見られた。また、PM133のAthlon向けバージョンとも言えるVIA Apollo KM133を搭載予定のマザーボードも、いくつかのベンダーで展示されていた。KM133は現時点では未発表のため展示されているボードにはピン互換のKT133がサンプルとして載っているが、製品出荷時にはKM133に置き換えられるという。
【お詫び】初出時、KM133搭載という記述がありましたが、現時点では搭載されておりません。お詫びして訂正いたします。
■PM133搭載
PM133を搭載したmicroATX仕様のShuttle「MV17」 | MSIからはATXでPM133の「PM133 Pro(MS-6327)」が展示されている | SoltekのPM133搭載マザー「SL-65MV-X」。AGPの脇の黄色のコネクタはビデオやLCD出力用の端子 |
TOMATOボードとして知られるZIDAのPM133マザー「P8605」はmicroATX。ATタイプの「V8605」も同時に展示されていた | Q-lityの「CPVS4-ML」はmicroATXでLANがオンボード | TMCもmicroATX仕様のPM133「MI7VS4」を展示中 |
■KM133搭載予定
ZIDAのブースで今回メインで扱っていたKM133搭載Socket Aマザー「PM133」。ちなみに載っているAthlon は850MHz | SOYOのKM133マザー「SY-K7VMM」もmicroATX仕様となっている | AcorpはフルサイズのATXの「7VIA95AK」を出品。なお今回展示されたPM133マザーには、すべてKT133がサンプルとして載っていた |
●ALiのブースではCrusoe用のボードを展示
ALiのブースではAthlon 用の新チップセットM1647を大きく扱っていたが、それ以外ではTransmetaのx86互換CPU、Crusoeを採用したセットトップボックス用とノートパソコン用、Transmetaオリジナルのテスト用ボードを展示していた。使用されているALiのチップはM1453CやM1535などのSouthbridgeチップ。また、AMI(American Megatrends)のブースでは、自社製の組み込み向けBIOSの採用例としてCrusoe(TM5400)を搭載したボードを展示していた。
Crusoeを搭載したセットトップボックス用のボード | ノートパソコン用のCrusoe搭載ボード | テスト用のPCアーキテクチャで構成されたボード。SDRAMスロットやPCIバスが載っている |
セットトップボックス用ボードに載っているM1543C | ノート用のマザーに載っていたCrusoeチップ | AMIのブースにあったCrusoe搭載ボード。用途などの詳細は不明 |
□参考記事
【2000年1月27日】Platform 2000レポート
これがCrusoeだ!~TransmetaがCrusoeのリファレンスボードなどを公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000127/pform01.htm
(2000年6月7日)
[Reported by aoyama@impress.co.jp]
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