COMPUTEX TAIPEI 2000レポート
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IDE RAIDの定番とも言えるPROMISEのFastTrak100 | こちらはIDEコントローラのみのUltra100 |
RAID 0,1,3,5で最大6デバイスまでサポートしたSuperTrak100 | PROMISEのATA100製品に使われているIDEコントローラチップ |
すでにUltra ATA/66に対応したIDEコントローラカードやIDE RAIDカードを販売しているメーカーからも、新たにUltra ATA/100に対応した上位製品が展示されていた。IDEコントローラのみのものではABITの「HotRod 100」や、IDE RAIDカードではIwillの「SIDE RAID100」にAMIの「HyperDisk 100」が展示。また変わり種では、LuckyStarからUSBハブが一体となったIDEコントローラカードが出品されている。
IwillのIDE RAIDカード「SIDE RAID100」 | LuckyStarのUSBハブ付きIDEコントローラカード |
AMIのHyperDiskのATA100対応版「HyperDisk 100」 | Highpointのチップを使ったABITのIDEコントローラ「HotRod 100」 |
また、今回はハードディスクメーカーによる独自の出展はなかったが、IntelのブースにはUltra ATA/100対応HDDが参考展示されていた。すでに販売されているIBMの「DTLA-307045」のほか、発表されたばかりのSeagateの「Barracuda ATA II 100」と、Maxtorの未発表の7,200回転モデルが展示されていた。ほかにもQuantumの製品も展示されていたが、製品名と型番にシールが貼られており確認することができなかった。
Ultra ATA/100規格と同時に発表されたSeagate Barrcuda ATA II 100 | Maxtorは7,200回転でUltra ATA/100対応の未発表製品を展示 | QuantumもATA100対応HDDを展示していたが名前などは隠されている |
■Quantum Ultra ATA/100のニュースリリース(英文)
http://www.quantum.com/quantum/pc/pr/pr00060501.htm
■Seagate Barracuda ATA II 100のニュースリリース(英文)
http://www.seagate.com/cda/newsinfo/newsroom/releases/article/0,1247,425,00.html
■Willamette用やビデオカード用ヒートパイプ内蔵クーラー
独特の形状で秋葉原でも話題となったCPUクーラー、Majestyシリーズの製造元Thermaltake Technologyでは、Intel次期デスクトップ向けCPU“Willamette”用のクーラーを大々的に展示していた。形状はそのままで高さを増すことで1GHzを越えるクロックに対応したという。また、同じくWillamette用のCPUクーラーがASUSのブースでも展示されていた。こちらはASUSの子会社であるElanVital製で、ヒートシンクの底の部分が銅製になっている。
Willamette用の新型Majesty | ElanVital製のWillamette用クーラー |
AOpenのブースでは自社のGeForce 2 GTS搭載ビデオカード向けに開発した、ヒートパイプ内蔵のヒートシンクを展示中。ビデオチップとの接触部にヒートパイプが埋め込まれており、放熱効果を高めたという。カードとは別売りされ(予価:3,000~4,000円程度)、固定用リテンションの穴の位置さえあえば他社製カードでも使えるようだ。
AOpenのビデオカード用大型クーラー | チップと接触する部分にヒートパイプが埋め込まれている |
これ以外のメーカーでもWillamette用CPUクーラーが展示されたり、CoolerMasterのブースでSocket A用のAthlonに対応したCPUクーラーが出品されていたが、残念ながらそれらは写真撮影を拒否されてしまった。
■スケルトンケースは一段落? 変わったベアボーンが集合
最近ではスケルトンケースもありふれた物になってしまい、DIY向けのケースではそれほど変わったデザインは見られない。そんな中でも、いくつか目を引くケースやベアボーンキットなどがあったのでまとめて紹介する。
今度のiCuteはドラえもん似。鈴の様な部分が電源スイッチになっている | CoolerMasterのオールアルミ製の19インチラックマウントケース。ただし総重量は10キロ以上 | CHENBROのスポーツカーのようなFlexATXケース。ベアボーンとして来月から出荷予定 |
EUPAというメーカーのEasyPC「U-Brule's」 | EUPAの「U-Bunny」。CD-ROMドライブのふたがウサギに耳のように左右に別れて上に開く | 同じくEUPAのEasyPC「Dolphin」 |
香港のOceanというメーカーのFlexATXのベアボーン。残念ながらこれはモック | こちらもOceanのFlexATXのベアボーン。これも完全なモック | 同じくOceanのFlexATXベアボーン。これもモック |
□COMPUTEX TAIPEI 2000のホームページ(英文)
http://www.computex2000.com/
□COMPUTEX TAIPEI 2000のホームページ(和文、TCA対日輸出促進センター)
http://www.ippc.com.tw/comp2000/default.asp
(2000年6月8日)
[Reported by aoyama@impress.co.jp]
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