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パイオニアから、性能だけでなくデザインまで徹底的にこだわった究極のPC用光学ドライブ「BDR-S13J-X」が登場!
提供:パイオニア
2021/12/20
CDやDVD、Blu-ray Discなどの広く普及した光学メディアの記録再生を行う機器として、ビジネスやプライベートの大切なデータの保存/管理に根強い人気を誇っている光学ドライブ。そんな光学ドライブのリーディングカンパニーとしてつねに高品質で信頼性の高いモデルを提供し続けていたパイオニアから新モデル「BDR-S13シリーズ」が登場した。
今回の新モデルは、同社が長年に渡る光学ドライブやAV機器開発で培ってきたノウハウを惜しみなく投入。機能性が進化したことはもちろんだが“時代にあったデザイン”も追求し、個人利用だけでなく、ビジネス利用まで幅広い用途で活用できる究極の光学ドライブに仕上がっている。
まずは新製品のトピックスに入る前に新規ユーザーへ向けてパイオニアのPC用ドライブの歴史を簡単に紹介しておきたい。パイオニアは、1990年代はじめにCD-Rレコーダーを発売。1997年には世界初のDVD-Rドライブを発売し、2001年にはPC用の内蔵DVD-Rドライブの出荷を他社に先駆けていち早く開始するなど、光学ドライブ開発製造のリーディングカンパニーとしてつねに信頼できるモデルを開発するとともに、多くのユーザーの信頼を獲得してきているメーカーだ。
さらに特筆しておきたいのが、現在の光学ドライブの普及に大きな貢献を果たしてきたメーカーでもあることだ。たとえば、PC用光学ドライブ普及を加速させる要因の1つとなったコマンドセットの国際標準の策定に同社は大きく関与し、その策定を行った団体の議長を長く努めた。DVD-R/RW規格策定においても規格策定グループの議長を長年務め、光ディスク技術の国際標準化に大きく貢献。各種国際標準の策定ならびに国内規格(JIS)策定や適合性評価活動といった標準化活動に優れた功績を有する人・組織を表彰する産業標準化事業表彰の中で「経済産業大臣表彰」の受賞者を輩出していることからも、その功績の大きさを測り知ることができる。
BDR-S13シリーズは、そんな同社のこだわりが詰まったPC内蔵用のプレミアム光学ドライブである。その開発には、1年半もの時間を費やしたという。現在のPCでは、光学ドライブ自体を標準搭載する製品が減っただけでなく、5インチベイを備えるPCケースそのものも減ってきた。しかし、そのような状況の中でも、過去の光学メディア資産の継承や大切なデータの最終保存先としてPC内蔵用の光学ドライブは、根強い人気がある。中でもパイオニアの光学ドライブは高品質・高信頼性であることから人気が高く、新製品の登場を待っていたというユーザーも多いのではないだろうか。新モデル「BDR-S13シリーズ」は、そんなヘビーユーザー待望の製品というだけでなく、各部がブラッシュアップされ進化したことで、信頼性が求められるビジネス用途においてもより一層注目度が高まった製品といえる。
パイオニアのPC用ドライブのラインナップはこちら13年ぶりのフロントデザインのリニューアル
1年半もの開発期間を費やした新モデル
BDR-S13シリーズにおいて最大のトピックの1つが、実に13年ぶりとなるフロントデザインのリニューアルである。パイオニアの光学ドライブの上位モデルは、いつの時代も特徴的なひと目で「パイオニアのドライブ」とわかるデザインだったが、今回の製品ではより高級感の高いデザインを追求しているのが特徴だ。
たとえば、BDR-S13シリーズのフロントベゼルは、いずれもブルーライトが浮かび上がるスモークアクリルとヘアラインのシンプルなデザインに変更され、メタルのラインアクセントを加えることでさらなる高級感を演出している。ラインアクセントの色はプレミアムモデルのBDR-S13J-Xがカッパー、スタンダードモデルのBDR-S13JBKがシルバーと差別化されている。
同社によると、このフロントデザインの実現には、コロナ禍ということもあり、相当に苦労したという。実際に現物を見ながら同じ場所で集まって外観などの確認をすることは難しい状況だったため、企画、デザイナーとエンジニア、部品メーカーとの間でのオンライン会議を通じて実現したい質感や色味などを共有するのに特に苦労したのだとか。
また、圧巻なのが、最上位のプレミアムモデルとなるBDR-S13J-Xの「ブラック」へのこだわりだ。BDR-S13J-Xは黒色基板を採用するだけでなく、パッケージから出したときに目に見える部分はブラックで統一されており、筐体下側に貼られているシールまですべてブラックとするなど、PCケースに組み込んでしまうと見えなくなる部分にまでブラックで拘っている。これによって、高品質の読み出しや書き込みに欠かすことができない振動の低減、放熱性の向上、レーザー乱反射の抑制といった効果を更に高めている。同社によるとBDR-S13J-Xの黒色ラベルや基板は、「特にこだわった部分」だとし、社内ではここまでやる必要があるのか?と言われるほどだったという。
機能性だけでなくデザインにも徹底的にこだわった新モデルはこちら記録再生速度を見直し、用途に応じた最適な性能アップを実現
BDR-S13シリーズは、デザインだけでなくパイオニアならではの機能面もしっかりブラッシュアップされ進化している。そのこだわりは、ビジネスシーンのおける活用からAVファンなどの個人利用における利用まで、幅広い用途に応えるものとなっている。
まずは、書き込み/読み出し性能だが、BDR-S13シリーズでは、記録時のパラメータ調整タイミングの最適化によってさらなる記録品質の改善が施されているほか、ビジネスシーンにおける大切なデータの長期保存メディアとして認知され、その活用も進む「M-DISC」への書き込み速度の高速化を実現している。従来製品では、片面1層のM-DISCへの書き込み速度は、BD/DVDともに4倍速だったが、BDR-S13シリーズでは「6倍速」へと高速化され、高い記録品質を維持したうえでより短時間にデータを保存できるようになった。M-DISCへの書き込み速度の高速化は、特にビジネスシーンでの活用を考えた場合、大きなメリットとなるだろう。
また、CDの読み出し速度とCD-Rへの書き込み速度も高速化が図られた。CDの読み出し速度は、従来の40倍速から「48倍速」へとアップし、CD-Rの書き込み速度も同様に「48倍速」に引き上げられている。同社では、これまでレンタルCDなど傷や汚れが付いたディスクに対してもPureReadを使用し、高い精度で読み取ることができるようにするため、CDの読み出しやCD-Rへの書き込み速度を40倍速に”あえて”留めていたが、これを撤廃した格好だ。BDR-S13シリーズでは、ファームウェアの設定がより細分化されており、CD-Rの書き込み速度は最大48倍速、CDの再生についてもPureReadが「OFF」のときに限定して最大48倍速の読み出しに対応している。
従来から定評のあった音楽CDの読み出し精度を高める「PureRead」も健在だ。PureReadは、音楽CDが正しく読み出しできなかった場合に読み出し方法を調整し、再読み出しを行い、エラーによるデータ補間の発生を極力低減する機能だが、BDR-S13J-XとBDR-S13JBKには最新の「PureRead 4+」が搭載されている。PureRead 3+とPureRead 4+の違いは、再読み出しを行う場合の読み出し方法の調整の仕方にある。PureRead 3+では、1回の読み出しで複数備えている内の1つの設定値でしかエラー訂正を行えなかったが、PureRead 4+では、1回の読み出しで複数の設定値を同時に使ってエラー訂正を行え、PureRead 3+を超える高い読み出し性能を実現している。
記録再生速度を見直し最適な性能アップを実現。PureRead 4+も搭載する新モデルはこちら各種機能・部品をブラッシュアップ
パイオニアのこだわり満載のプレミアムモデル
プレミアムモデルのBDR-S13J-Xでは、音質改善や耐久性向上、記録品位の向上など細部を見直し、究極の光学ドライブとしてさらなる進化を遂げている点も見逃せない。BDR-S13J-Xでは、従来製品同様に低抵抗フラットケーブル・防振クッション・防振ゴムを採用しているだけでなく、新たに低ノイズ電解コンデンサを採用することでさらなるノイズ低減による音質改善を図っている。
また、国内有名メーカー製のローディングモーターを採用し、ディスクトレイ開閉動作とディスククランプ動作の信頼性も向上させた。ディスクトレイは、従来製品同様にゴム系塗装仕上げとなっており、ディスク回転時の振動や騒音をスタンダードモデルのBDR-S13JBKと比較して最大20%ほど低減させているという。オールブラックの筐体塗装や基盤と相まって、パイオニアの高精度・高品質の実現にかけるこだわりが満載だ。
BDR-S13J-Xには、オーディオCD再生品質チェック機能が備わっている点にも注目しておきしたい。この機能は、再生するオーディオCDの再生品質をチェックして4段階で再生品質を表示するとともに、品質レベルが悪い場合には、機器の設定変更をはじめとする対処方法を表示する機能である。従来の製品に搭載されていたこの機能は、オーディオCD内のすべての楽曲をチェックする「フル設定」と短時間ですべての楽曲をチェックする「クイック設定」のみだったが、BDR-S13J-Xでは、新たにオーディオCD内の指定した楽曲のみをチェックする機能が追加され、使い勝手が向上している。この機能は、特にオーディオファンにとって嬉しい機能となるはずだ。
各種機能・部品をブラッシュアップした新モデルはこちら
付属ソフトも時代のニーズに合わせてバージョンアップ
新機能カスタムエコ機能も搭載
BDR-S13シリーズでは、光学ドライブを活用していく上で欠かすことができない付属ソフトも時代のニーズに合わせてバージョンアップされ、新たなソフトが追加されているほか、光学ドライブの消費電力を抑える新機能「カスタムエコ機能」も搭載されている。付属ソフトである「CyberLink Media Suite」は、実に多彩で市販のDVDやBlu-ray Discの再生から、動画の編集、写真の管理と編集、PC画面の録画やゲームのライブ配信、データの保存などさまざまな用途に活用できる全部で12種類ものソフトが付属する。
今回の製品から新たにライブ配信、画面録画アプリ「Screen Recoder 4」が追加されている。Screen Recoder 4を利用すると、ゲーム画面を録画したり、複数のプラットフォームへのライブ配信などを行える。また、このアプリで録画した動画をPowerDirector16を用いて編集することで、youtubeなどの動画サイトに投稿するための動画をかんたんに作成することもできる。
BDR-S13シリーズの新機能であるカスタムエコ機能は、BDR-S13シリーズの動作終了からアイドル状態への移行時間およびスタンバイ状態への移行時間を変更する機能である。この機能の設定は、ドライブユーリティから行え、設定を「省電力」側にすることで、アイドルやスタンバイに移行する時間を標準よりも短くし、消費電力を抑えることができる。
充実の付属ソフトもバージョンアップ。新機能としてカスタムエコ機能も搭載高品質・高信頼性のスキがない究極の逸品
ビジネス利用から個人利用まで必見の光学ドライブ
光学ドライブ自体のニーズは減ったわけではない。CDやDVD、Blu-ray Discといった光ディスクの資産を抱えているユーザーは多いだけでなく、逆にデータ保存用途では、光学ドライブの備えるデータ保存媒体としての素性の良さが、一周回って再認識されつつある。光学ドライブの記録再生メディアをかんたんに交換できるリムーバブルであることという特徴に加え、取り外した光学メディアの保管条件が厳しくないことも手伝って、データの最終記憶媒体として再注目されているのだ。
そんな中に登場したBDR-S13シリーズは、光学メディアにおいてデータを確実に長期間保存するためのキモとなる高品質記録を実現しているほか、既存のAVファンも納得できる高音質技術も散りばめられているスキのない製品に仕上がっている。製品発表時にSNSでも熱い期待を寄せるコメントも見受けられたが、最上位モデルであるBDR-S13J-Xは、光ディスクのすべてを知り尽くしたパイオニアのこれでもかというほどのこだわりを詰め込み、機能だけでなくデザインにまでこだわった究極の光学ドライブである点が特徴。スタンダードモデルであるBDR-S13JBKは、上位モデルのBDR-S13J-Xと同じ記録再生性能を実現しつつ、そこまで高音質でなくても良いユーザー向けにコストダウンを図った製品となっている。
現在の光学ドライブは、コモディティ化が進んだことで価格勝負の製品が増え、業務用途にも耐えうる製品は絶滅状態になりつつある。また、5インチベイを備えるPCケースも減少したことで、「今どきPC内蔵用の光学ドライブなんて……」という声が聞こえてくるのも事実だ。しかし、その一方で、PC内蔵用の光学ドライブを必要としている既存ユーザーも根強く存在しているほか、ビジネスなどの業務用途では、大切なデータの保存用に高品質なPC内蔵用の光学ドライブを必要とするケースもある。現在の時代の流れには必ずしもそぐわないパイオニアのBDR-S13シリーズの投入は、そのような用途を真摯に受け止め、製品開発を行っているパイオニアの姿勢の表れといって良い。
高品質・高信頼性に振り切ったプレミアムモデルのBDR-S13J-Xは、何よりも信頼性が重視されるビジネス用途において、その要望に耐えうる数少ない製品の1つだ。ビジネス用途で利用するのであれば、真っ先に検討していただきたい製品である。また、BDR-S13J-Xは、個人利用においても、既存のAVファンの要望を満たすことができる唯一無二の製品と言っても過言ではない。光学ドライブは、短期間で何度も購入し直すような製品ではない。購入するときは、確かな技術力と信頼に裏打ちされたパイオニアの光学ドライブの購入を検討することをオススメしたい。