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「やばい!データが消えた!」そうならないためのデータ保存の処方箋を徹底紹介

HDDやSSD、USBメモリの大容量化や低価格化の進行、動画配信サービスの普及などによって、光ディスク以外のストレージの利用機会が増えている。しかし、光ディスクには、ほかのストレージにはない“光ディスクだからこそ”のメリットがあり、それが、セキュリティや長期保存の観点からあらためて注目されている。その際たる例の1つが、データの保存用途での活用だ。パイオニアの高品質なBDドライブを例に光ディスクの活用法を紹介しよう。

パイオニアの充実のBDドライブ

ほかのストレージにはない特長を備える光ディスク
光ディスクだからこそのメリットとは?

光ディスクは数多くの特長を備えるが、中でもほかのストレージにはない光ディスクならではの特長を最初に紹介しておこう。その特長には、以下のようなものがある。

光ディスクの信頼性の高さと長期保存性

光ディスクは、HDDやSSDなどのほかのストレージとは異なり、水に濡らしても記録されているデータを読めなくなることはない。また、静電気によって壊れることもなく、落としたぐらいでは壊れたりしないという耐衝撃性の高さも備えている。加えて、適切な品質で記録された光ディスクを適切な環境で保管すれば、10年~20年といった長きに渡る単位で記録されたデータを読み出せなくなることもほぼない。つまり、光ディスクは、故意に傷をつけたり、加熱したり、破壊したりしなければ、長期に渡る保存性の高さと信頼性の高さの両方を兼ね備えている。

水や静電気で光ディスクに記録されているデータが読み出せなくなることはない

直射日光を避け、ディスクに圧力がかからないようにして保管すれば長持ちする。ハードタイプのケースに入れて縦置きするのがオススメだ

光学ドライブが壊れてもデータを失わない

HDDやSSD、USBメモリなどは、機器そのものが壊れてしまうと、そもそも保存したデータを読み出せなくなる。また、保存したデータを回収する難易度が非常に高いほか、多くの場合、データの回収には専門の業者を必要とし、仮にデータを回収できたとしても多くの時間と高額の費用が必要になる。しかし、光学ディスクは、そもそもデータの読み書きを行うドライブと記憶媒体(光ディスク)が分かれている。

このため、データの読み書きを行う光学ドライブが壊れても、大切なデータを失う危険性はない。つまり、光ディスクはハードウェアの故障が、データ喪失に直結しないというメリットがある。さらに、光学ドライブは家電量販店やネット通販などで手軽に購入でき、入手性も非常に高い。光学ドライブは仮に壊れたとしてもすぐに代替品を入手できるというメリットもある。

光ディスクは、光学ドライブが故障してもディスクは別に保管してあるので、データを喪失するリスクはない

データセキュリティの高さ

BD-RやDVD-Rなどの追記型光ディスクは、ライトワンスメディアとも呼ばれ、一度記録したデータは、消すことができない。このため、基本的にデータの改ざんを行えないという特性を追記型光ディスク自身が備えている。また、追記型光ディスクでは、記録済みデータの改ざんを行ったとして、改ざん前のデータが”消えず”に残っているため、その痕跡を簡単に追跡できるというメリットもある。これは、仮に改ざんが行われた場合でも、事態の把握を迅速に行えることを意味している。

一方でHDDやSSD、USBメモリなどのほかのストレージは、簡単に記録したデータを改ざんできてしまうだけでなく、その痕跡を巧妙に隠すといったことが行えてしまう。こうなると、改ざんがあったこと自体を把握することが難しくなるだけでなく、その把握にも多くの時間を要することになる。ストレージには数多くの種類があるが、一般に広く普及しているストレージの中で、このようなデータの改ざんに備えた特性を備えているのは、光ディスクのみしかない。保存したデータの改ざんを防ぐというセキュリティの観点から考えた場合、光ディスク以上に優れたデータ保存用媒体は現状では見つからない。

また、ドライブと記憶媒体が別々となっている光ディスクは、HDDやSSDとは異なりドライブ自体にデータが記録されることはないという点もセキュリティ上の大きなメリットとなる。というのは、HDDやSSDでは、廃棄したドライブの転売によるデータ流出のリスクがあるため、廃棄を行うときに細心の注意を払わなければならない。しかし、光ディスクは、その心配がない。光学ドライブを転売されたとしてもデータは何も記録されていないからだ。また、データが記録されたディスクを廃棄したいときは、そのディスクを割るなどして壊してしまえばいい。光ディスクは、光学ドライブの転売を気にしなくてよく、ディスクの廃棄も比較的手軽に行えることもメリットの1つだ。

追記型光ディスクは、一度記録したデータを消したり、書き換えたりすることができない。データの改ざんを防ぐ備えをディスク自体の特性として備えている

そのほか

光ディスクは、物理的なディスク1枚あたりの単価が安い。価格容量比で見た場合の光ディスクのコストパフォーマンスは、HDDほど高くない。しかし、物理的なディスクの1枚あたりの単価は、数百円とほかのストレージと比較して圧倒的に安価で入手性も非常に高い。同様にに手軽に使えるストレージにUSBメモリがあるが、1層で25GB、2層で50GBの記憶容量があるBlu-ray Discであれば、USBメモリよりも価格容量比に優れる。データの配布用ストレージに求められるディスク1枚当りのコストの安さや入手性の高さ、読み出し環境の豊富さといった要素において、すべてを兼ね備えた最良の選択は、現在でも光ディスクから変わっていない。また、光ディスクは、複製の作成が簡単に行えるというメリットもある。USBメモリで同じ内容のものを作るのは以外に面倒だが、光学ドライブなら、光ディスクの交換とマウスを数回クリックするだけで、何度も同じ内容のディスクが簡単に作れる。

さまざまな局面でデータの記憶媒体として活用可能
データの最終保存媒体としても最適な光ディスク

PCで使用されるストレージの主流が、HDDからSSDへと移り変わってきた現在でも、“大切なデータ”を守りたいという要望は変わっていない。現在では、そのための手段として、NASやUSB接続の外付けHDD/SSD、クラウド、光学ディスクなどが考えられる。その中で光学ドライブは、「重要なデータを保存して守る」という観点において、現状でも最適な特性を備えたベストの選択といって良い。光ディスクは、1次バックアップ媒体としてだけでなく、2次、3次のバックアップ媒体としても活用できる柔軟性を備えるほか、長期保存を目的とした失いたくないデータの最終保存媒体としても最適なストレージだからだ。ここでは、ほかのストレージのメリットやデメリットを紹介しつつ、光ディスクの利用用途を紹介しよう。

光ディスクは、検索性や転送速度こそほかのストレージに劣るが、それ以外の特性は、データ保存を行う上で最適な特性を実現している

vs HDD&SSD

HDDやSSDは高速で大容量というメリットはあるが、使い続ければいつかは必ず、壊れる“消耗品”である。また、HDDやSSDは不処の事故によって壊れてしまうケースもある。例えば、HDDの場合、動作中に大きな衝撃を与えると、一部のデータが読み出せなくなったり、ドライブそのものが壊れて動作しなくなることもある。USB接続の外付けHDDの場合は、持ち運び中に落としてしまい、それが原因で壊れてしまうこともある。実際にデータ復旧業者に話を伺うと、HDDを落下させてしまって壊してしまったというケースは非常に多く、落下などの衝撃によるHDDの故障は、HDD内のデータ復旧の依頼が来るケースの原因の上位に常に位置している。また、HDDやSSDは、水や静電気も故障の原因となる。例えば、HDDやSSDの基盤に水をこぼしてしまったり、静電気でバチッとやってしまうと基盤に実装されている電子部品が壊れてしまい動作しなくなったりする。

HDDの基盤は、水に濡れたり、静電気でパチっとやってしまうと電子部品が破損し壊れてしまう可能性が高い。また、HDDは衝撃にも弱い

SSDは、すべてが電子部品で設計されているため、HDDとは異なり衝撃で壊れることはないが、水に濡れたり、静電気でパチっとやってしまうと電子部品が破損し壊れてしまう可能性が高い

消耗品であるHDDやSSDは、経年劣化によって突然故障したり、不慮の事故によっても壊れてしまう場合に備えておかなければ、データを失う可能がある。HDDやSSDは、前述したように壊れたときのデータを回収する難易度は非常に高く、費用も高額になりがちだ。これは、PC内ストレージだけでなく、NAS、USB HDD/SSDなど内部にHDDやSSDを備えている機器はすべて同じリスクを背負っている。このリスクを減らすため複数のHDDやSSDに同じデータをバックアップしておき、壊れた場合のリスクに備えるという考え方もあるが、消耗品である以上、究極的にはデータを失うリスクをなくすことはできない。大切なデータを確実に残しておきたいのであれば、やはり、異なる種類のストレージによる2次バックアップ、3次バックアップは欠かせない。光ディスクは、このためのストレージとして最適な方法である。

vs NAS

NASは、速度も速く手軽で一次バックアップ媒体には最適な方法の1つだが、最終的なデータの保存媒体としては向いていない。理由は、内部がPCと近い構造をしているため、筐体(NAS内部の基盤)が壊れたり、内蔵されているHDD/SSDなどの記録媒体が壊れたりする可能性があるからだ。また、これらが、壊れてしまった場合、HDD/SSDが壊れた場合のデータ回収と同じで、難易度が非常に高いだけでなく、高額の費用が必要なケースが多い。つまり、失っては困るような大切なデータは、別の種類のストレージにバックアップして不慮の事態に添えておく必要がある。このバックアップ用のストレージとして、光ディスクは最適なものとなる。

NASは、内部にHDDやSSDなどのストレージを備えているため、データ喪失のリスクはHDD/SSDと変わらない。また、NASは筐体(NAS内部の基盤)が壊れても、データの回収が難しくなる

vs クラウド

クラウドは、データの同期を簡単に行え、インターネットを使える環境ならどこでも使用できるという手軽さが特長だ。このような特長からクラウドをデータのバックアップ先として活用するユーザーも増えている。しかし、クラウドは、無料で使用できる容量が多くないため、大量のデータをバックアップするには、追加の料金を支払い、記録容量を増やす必要がある。つまり、データをバックアップするのに、別途月々のコストがかかる。

また、クラウドにデータをバックアップする場合、クラウドサービス提供事情者の予期しない障害などによって、データを失うリスクに備えておく必要もある。このため、失いたくない大切なデータは、クラウド以外の別のストレージにバックアップしておかなければならない。この備えに対しても光ディスクは、最適なストレージといえる。また、クラウドは確かに便利だが、ハッキングの標的となり、データが流出するリスクも伴うことも忘れてはならない。

vs USBメモリ

USBメモリは、HDD/SSDほど記憶容量は大きくはないが、比較的安価に購入でき、小型軽量で手軽に使用できるという特長がある。しかし、HDD/SSD同様に使い続ければ、必ず、壊れる消耗品であるだけでなく、不慮の事故によって壊れてしまうケースもある。そのため、HDD/SSD同様に失いたくないデータは、別のストレージにバックアップしておく必要がある。

小型軽量で手軽に使えるUSBメモリだが、データ喪失のリスクはHDD/SSDと変わらない。また、意外に書き込み速度は速くない

また、配布用として考えた場合、USBメモリは、光ディスクよりもコスト高になる。加えて、USBメモリと比較し、データの再生における汎用性も光ディスクの方が高い。光ディスクは、レコーダーやプレーヤなどAV機器などでも簡単に使用でき、PCに詳しくない子どもやお年寄りでも扱うことができる。

さらに意外と感じる読者も多いと思うが、記録速度についても、特定の条件下では、光ディスクのほうが短時間でデータを記録できてしまうというケースが多い。その条件とは、小さなファイルが大量にあって、かつ、記録したいデータの総容量が数GBと大きい場合だ。実際に32GBの記憶容量のUSBメモリに対して、数KBから数十MBのさまざまな容量の総ファイル数4689個、総容量5GBデータを記録してみたところ、記憶容量25GBのBD-Rディスクにデータを記録した方が、USBメモリに同じデータを記録するよりも「約1分20秒」も速かった。

数KBから数十MBのさまざまな容量の総ファイル数4689個、総容量5GBデータの書き込み時間。光ディスクは、Windows 10の標準機能を使用し、マスター方式で書き込んでいる。使用したディスクは、25GBのBD-Rディスクで12倍速の記録速度で書き込みを行った。記録時間は、USBメモリの10分20秒に対し、光ディスクは9分1秒で、約1分20秒も光ディスクが速い

USBメモリは、NANDメモリを使用したSSDによく似たストレージであるため、速度が速いというイメージをもっているユーザーは多いだろう。しかし、実はそうでもないのだ。USBメモリは、読み出しこそ非常に速いが、特に小さなファイルを書き込む速度は非常に遅い製品が多い。

一方で光ディスクは、マスター方式でデータを記録すると、ファイルサイズによって記録速度が変動することなく、データを記録できるという特長を備えている。このため、最大書き込み速度は、USBメモリに劣ることもある光ディスクだが、平均記録速度がUSBメモリよりも速くなるというケースが出てくる。それが今回テストを行ったようなケースだ。光ディスクは、書き込み速度が遅いと思っている読者も多いと思うが、特定の条件下では、このように光ディスクのほうがUSBメモリーよりも速くデータを記録できることを覚えておいて欲しい。

なお、この書き込み速度の計測は、Windows 10の備える標準の書き込み機能を使用して記録時間を計測している。Windows 10は、光ディスクにマスター形式でデータを記録する場合、無駄な処理が多く実データの書き込み開始までに約30秒もの時間を要していた。光学ドライブを購入すると、ライティングソフトが付属するが、それを使用すると、書き込み開始までの時間が短縮され、さらにUSBメモリとの書き込み時間の差が大きくなる可能性が高いことも付記しておきたい。

世界中で再注目されている光ディスク
機密データやコールドデータの保存先に最適

現在、光ディスクは、特に改ざんされては困るような重要なデータの保存媒体として世界中で再度注目されている。公文書や財務データの保管など、改ざんされては困るようなデータの保管用として、活用が進んでいる。例えば、国内では、国会図書館で光ディスクが活用されているほか、税務申告に光ディスクの導入も始まっている。また、一部の諸外国では、政府の方針で公文書の保管に光ディスクを使用するように義務付けているケースもある(詳細はコラム参照)。

【コラム】光ディスクの国内外の活用事例/普及の度合いなど

データの保存媒体として国内外で注目されている光ディスク。光ディスクの国内外での活用事例や活用されている理由などについて文書情報マネジメントの普及啓発、人材の育成、規格の標準化の推進などを行うJIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)アーカイブ委員会光メディアWGの委員長を努めているVerbatim Japan株式会社の竹島秀治氏に話を伺った。

「国内では、国会図書館、公文書館等でデータの長期保存用途に使われています。例えば、「国立国会図書館 資料デジタル化の手引2017年度版」では、光ディスクでの画像データの長期保存が推奨されている」と話す竹島氏。竹島氏によると光ディスクは、中国でも活用されているという。「中国では戸籍、建屋の設計データ、歴史的資産をデジタル化したデータ等(所謂、档案データ)の長期保管で光ディスクが使用されています。また、近年、データセンターにおいても、長期保存が必要なデータの保存に高容量BDの活用が進んでいます」。

光ディスクは、多くのユーザーが知るように長期保存性に優れ、高い再生互換性を備えるといった特長を備える。また、「低消費電力、マイグレーション間隔が長い、信頼性(記録再生装置と記録媒体が独立)、記録再生ドライブとの互換性を確保するためのフォーマット規格や運用管理方法、寿命推定方法などがISO規格やJIS規格によって標準化され、確立されている」といった点も光ディスクが活用されている理由と竹島氏は話す。

光ディスクに関係する国内国際規格。光ディスクは、フォーマット規格や運用管理規格、寿命推定試験規格などがJIS規格やISO規格などで標準化されている

データ保存用として優れた特性を備える光ディスクだが、残念ながら、長期保存に適さない粗悪品のディスクも流通している。そのため、JIIMAでは、記録ドライブとメディアに関する長期保存のためのガイドラインを作成。アーカイブ用光ディスク製品認証制度も実施している。パイオニアは、この制度の認証を受けた業務用アーカイブドライブも製造している。

「個人や家庭内でも、写真や動画等のデータを安心・安全に長期保存したいというパーソナル・アーカイブ需要は年々増加しており、品質を管理した光ディスクが使用されることを期待しています。弊社が販売しているM-DISCは、業務用ディスクの知見を盛り込んだ信頼性が高いディスクとして、さまざまな販路で取り扱いいただいております。光ディスクによる長期保存のニーズにお応えできるよう、信頼性が高いドライブを提供しているパイオニアさんと協力していきたいと考えています」。

光ディスク以外のストレージではデータの改ざん対策を完全に行うことはできないが、追記型の光ディスクでは、改ざんに対する耐性をディスクそのものが物理的に備えているほか、長期保存にも対応するという特長を備えている。つまり、追記型の光ディスクは、改ざんされては困るような重要なデータの保管媒体として、これ以上ない理想的な特性を備えているのだ。この特性が現在、世界中で注目を浴び、実際に活用が進んでいる理由である。

また、国家レベルで重要なデータを保存する際に二重三重の安全対策を施し、データ損失リスクを低減するように提示しているケースも珍しくない。このようなデータ損失リスクの低減では、「3-2-1ルール」という概念を用いることが推奨されている。3-2-1ルールとは、「プライマリストレージ以外に2つ以上のバックアップを作成し、合計3つ以上のコピーを当初から用意しておくこと」「2種類以上の記録媒体を使用すること」「1つのコピーは、物理的に離れた場所に保管すること」という3つのルールの総称である。この3-2-1ルールを適用してデータ損失リスクを低減する際にも、光ディスクが最適な条件を満たすことは誰の目がみても明らかだろう。

データ損失リスクを低減するために推奨されている「3-2-1ルール」の概要。このルールを運用する際に、光ディスクはまっさきに検討すべきストレージとなる

さらに個人向けや個人事業主、小規模の企業などでは、コールドデータの保存先としても、光ディスクは最適なストレージとなる。コールドデータとは、削除することができない使用頻度が低いデータを指す。要するにたまにしか使わないが削除するのは困る、または削除するほどではないといった感じデータのことだ。通常、このようなデータは、PCのストレージ内に多くあるとされており、例えば企業などでは約70%がコールドデータと言われている。光ディスクは、このようなコールドデータを保存しておく際にも最適なストレージといえる。

というのも、コールドデータが、OS起動などを行うプライマリストレージに溜まってくると、次第にその容量を圧迫してくる。その際に、光ディスクにコールドデータを移動させ、プライマリストレージ内から削除すれば、必要に応じていつでもデータを利用できるだけでなく、プライマリストレージの空き容量を増やすことも可能となる。このような使い方は、特に個人ユーザーや個人事業主に有効な活用法となるはずだ。

光学ドライブはラインナップも豊富で
高品質なパイオニア製がオススメ

これまで説明したきたように、光ディスクは、バックアップ用途やコールドデータの保存用など、データ保存用として非常に優れている。加えて、データを廃棄したいときは、光ディスクを割るなどして壊してしまえばよく、ドライブを転売されたとしてもデータ流出のリスクがないという廃棄の手軽さもある。また、光ディスクは、個人用で使用する場合、エンターテインメントを楽しんだりすることもでき、データの保管用途以外にも活用できる。もっておいて損はないどころか、是非とも1台はもっておきたい周辺機器と言えるだろう。

そして、光学ドライブを購入する際の選択肢として真っ先にあげられるのが、BDR-X12シリーズを始めとした多彩なラインナップを用意しているパイオニア製の光学ドライブである。

BDR-X12シリーズなど多彩なラインナップ

パイオニアは、光学ドライブを設計する上での最重要部品の1つである光ピックアップを自社で設計するだけでなく、光学ドライブをそのものを自社で開発・製造している。光学ドライブを販売しているメーカーは数多くあるが、最重要部品の光ピックアップを自社開発しつつ、ドライブの設計・製造を行っているメーカーは、実はほとんどない。これが行えるのもパイオニアの高い技術力があってこそだ。

また、パイオニアでは、記録データの長期保存を目的とした高品質な記録を行える業務用のアーカイブ用光学ドライブの生産も行っている。この業務用ドライブは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が策定した「アーカイブ用光ディスク製品認証制度」の認定を受けている唯一の製品でもある。

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パイオニアの光学ドライブには、業務用ドライブで培った高品質な記録技術が惜しみなく投入されており、データの長期保存に適した高品質な記録が行えることも特長だ。パイオニアの光学ドライブなら、高音質な音楽CDの作成も行えるだけでなく、高品質なDVDやBlu-rayの作成も行える。また、強力な音楽CDの読み出し機能を備えるなど、個人ユーザーにとって魅力的な機能も備えている。

高い技術力に裏打ちされ、設計・製造されたパイオニアの光学ドライブは、製品寿命も長く、使いたいときに安心して使用できる点も強みだ。光学ドライブを購入する際には、真っ先にパイオニア製の光学ドライブの購入を検討することをオススメしたい。

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