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“勝ちたいならPC版”ってホント!?「フォートナイト」アジアトップレベルプレイヤーに聞く、勝つためのゲーム環境
~ZOAのゲーミングPC「AEGIS-Z」なら安定の高フレームレート。必勝態勢を築け!!
- 提供:
- 株式会社ZOA
2020年11月25日 09:50
若いプレイヤーを中心にいまだ高い人気を誇るシューティングゲーム「フォートナイト」。バトロワ&建築というゲーム性の高さもさることながら、PC(Windows)、PS4、Nintendo Switch、Xbox One、Androidと多数のゲームプラットフォームに対応し、かつクロスプレイにも対応した基本プレイ無料のタイトルであるため、対戦相手探しに困らない、多くの仲間と一緒に戦える、という点に魅力を感じている方も多いはず。
そんなフォートナイト界隈でよく聞かれるのが「PC版がもっとも有利」ということだ。マウスとキーボードの操作は、敵に照準を合わせるエイム(敵に照準を合わせる動き)をゲームパッドよりも高速に行なえるというのがその根拠だが、ゲームパッドを使う場合にはエイムアシスト(ゲーム標準のエイムの補助機能)が働く。これはこれで結構使えるので、はたして本当にマウス+キーボードが有利と言えるのか、疑問に感じている方もいるのではないだろうか。
そこで今回は、PC版フォートナイトのベテランプレイヤーに、PC版のメリットやハイスペックPCがどこまでゲームプレイによって影響するのか聞いてみたいと思う。PC版未プレイの人も、PC版で遊んでいてもっと上位を目指したい人も、これを機にPCでフォートナイトをプレイする意義を知っていただきたい。インタビューに応じてくれたのは、フォートナイトの大会「Fortnite Champion Series:チャプター2 シーズン3 - グランドファイナル:アジア」(アジアにおけるソロプレイヤー大会の決勝戦)で21位と、アジアでもトップレベルのプレイヤーである「かげとら」氏だ。
PCなら、ゲーム機では実現できないプレイヤースキルを発揮できる!
――改めて、フォートナイトの魅力とは何でしょうか?
かげとら氏:「建築」という要素があることでしょう。建築によって相手の弾を防いだりと、ほかのゲームにはない駆け引きで戦えるのがおもしろいところですね。
――家庭用ゲーム機とPCでのプレイは大きく違うものなのでしょうか?
かげとら氏:全対応機種でプレイしたことありますが、建築はPCが一番やりやすいですね。Switch版は30fps、PS4版は60fpsですが、PCならスペックしだいで240fpsなど、高いフレームレートも出せます。(そういった高フレームレート環境では)描画がなめらかで、反応速度もよいので建築が狙ったタイミングで出しやすいです。Switch版やPS4版は、ボタンを押してから建築がスタートするまで遅延があるので、PC版のほうが高速に建築ができます。
――操作は家庭用ゲーム機だとコントローラ、PCだとマウスとキーボードが基本ですが、その差は感じますか?
かげとら氏:Switch版やPS4版は、照準を合いやすくするエイムアシストがあり、照準が引っ張られるように動きます。これは初心者のうちはよいのですが、練習すればマウスのほうが狙った場所に照準を素早く合わせられるようになります。そのため、上級者になるほどエイムを自在かつ高速にコントロールできるマウスのほうがより強くなると思います。
――普段プレイしているPCのスペックはどれくらいなのでしょうか?
かげとら氏:CPUはCore i7でビデオカードはGeForce RTX 2070です。ディスプレイはリフレッシュレート240Hzのゲーミングディスプレイを使っています。画質はフレームレート重視で低めに設定し、ディスプレイに合わせて240fps程度を確実に出せるようにしています。やっぱりフレームレートが高いほど描画がなめらかになるのでエイムがやりやすくなります。それに、(フレームレートが高いと遠くのキャラのちょっとした動きも描画されるため)遠くにいる敵も発見しやすいところも重要ですね。
――上級プレイヤーとしてどれぐらいのスペックが必要と考えますか?
かげとら氏:大会の出場まで目指すなら、Core i7以上、GeForce RTX 2070 SUPER以上はほしいですね。普段のプレイではそこまで必要ないと思いますが、ハイレベルなプレイヤーが集まる大会では、狭い場所(=時限で狭まっていく戦闘可能エリア)に多くのプレイヤーが残り、建築の数も増えるのでフレームレートが落ち込みやすくなります。僕の経験上ですが、ある程度狭くなったエリアに50人以上が残ると極端に重くなります。
普段は240fpsが出ていても、そういう状況では120fpsと半分程度までフレームレートが落ちてしまうので、スペックは高いほどいいですね。
――高フレームレートが出せるPC版ならではのテクニックなどはあるのでしょうか?
かげとら氏:敵の弾に対する対処ですね。先ほども言いましたが、PCのほうが反応速度がよいので、敵を見てすぐに建築ができます。それに、1対1の状況で上の取り合いになった場合、敵の上にすぐ建築しないと逃げられてしまいます。そういう状況では、建築がすぐに出るPC版と遅延がある家庭用ゲーム機では差が生まれますね。
PCならなんでもいいわけではない! ゲーミングPCなら初めてでも安心
このように、ハイレベルな大会でプレイしている上級プレイヤーは、PC版でプレイすることに圧倒的なメリットがあると断言してくれている。もちろん、プレイヤースキルの上達が重要な要素ではあるが、「エイムアシストを上回るエイムが可能になる」、「建築物を狙ったところに高速で出せる」というフォートナイト攻略の重大ポイントを実現するための操作性と描画を支え、“大きな有利”を確固たるものにしているのが、PC版だけに可能な高い処理速度とフレームレート、というわけである。
そしてプラットフォームの違いだけでなく、同じPC版同士での戦いにおいても差が出るところでもある。フォートナイトは画質設定を下げれば比較的低スペックな環境でもプレイ可能なのだが、PC版ならではのメリットを享受したいのであれば、かげとら氏の言うように一定以上のスペックのPCを用意したいところ。
そんなゲームにピッタリの環境を手っ取り早く実現してくれるのが、いわゆる「ゲーミングPC」だ。PCのゲーム(とくにFPS/TPSなどアクション性の高いもの)は、低スペックのPCではフレームレートが極端に低くくガクガクとしてコマ送りのような状態になってしまい移動するのも敵を狙うのもままならなくなかったり、そもそも起動できなかったりしてしまう。
その点、ゲーミングPCはゲームを快適にプレイすることを第一に考えられたPCなので、ゲームで高いフレームレートを出せるように、主に演算処理を担当するCPUと描画処理を担当するGPUの性能を重視した構成になっている。つまり、かげとら氏が挙げたゲームを有利に進めるためのポイントをすべて実現可能になるのだ。
なお、高いフレームレートを描画するには、144Hzや240Hzといった高いリフレッシュレートに対応したゲーミング液晶を組み合わせる必要がある点もお忘れなく。
“初めてのゲーミングPC”に最適なフォートナイト向きモデルをZOAが発売! 店頭サポートも心強い
このようにフォートナイトで“勝てるプレイ”を目指すなら、PC版を、高性能なPCでプレイするのが基本となる。しかし、PCのスペックは千差万別。どんなPCを用意すればいいのか。PCのスペックについて詳しくない方が、調べるのはなかなかの重荷だ。そんななかで注目したいのが、この11月、PCやPCパーツの販売で知られる「ZOA」が新たに展開するゲーミングPC「AEGISZ(イージス) ゲーミングPC」だ。モデルはミドルレンジ構成の「AEGISZI510G166S」とハイエンド構成の「AEGISZI710R207S」で、いずれも“フォートナイトの快適なプレイ”も意識した構成なのだ。おもなスペックは以下のとおり。
カテゴリー | 製品名 |
CPU | Intel Core i5-10400 (6コア12スレッド) |
マザーボード | ASUSTeK PRIME B460M-A(Intel B460) |
メモリ | Samsung M378A1K43CB2-CTD (PC4-21300 DDR4 SDRAM 8GB×2) |
ビデオカード | ASUSTeK PH-GTX1660S-O6G (NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER) |
SSD | Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C[M.2(PCI Express 3.0 x4)、500GB] |
PCケース | DEEPCOOL MATREXX 55 V3 ADD-RGB White (E-ATX) |
電源ユニット | SilverStone SST-ET550-B (550W、80PLUS Bronze) |
CPUクーラー | (CPU付属) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
マウス/キーボード | TKW-KM100/TEA |
カテゴリー | 製品名 |
CPU | Intel Core i7-10700KF (8コア16スレッド) |
マザーボード | ASUSTeK ROG STRIX Z490-A GAMING(Intel Z490) |
メモリ | Samsung M378A1K43CB2-CTD (PC4-21300 DDR4 SDRAM 8GB×2) |
ビデオカード | ASUSTeK ROG-STRIX-RTX2070S-A8G-GAMING (NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER) |
SSD | Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C[M.2(PCI Express 3.0 x4)、500GB] |
PCケース | DEEPCOOL MATREXX 55 V3 ADD-RGB White (E-ATX) |
電源ユニット | SilverStone SST-ET750-HG-Rev (750W、80PLUS Gold) |
CPUクーラー | DEEPCOOL GAMMAXX GTE V2 (サイドフロー、12cm角) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
マウス/キーボード | TKW-KM100/TEA |
その内容は長くPCパーツを扱ってきたZOAらしく、実績のあるパーツを中心とした非常に手堅い構成だ。そのターゲットユーザーやサポート体制などを含め、株式会社ZOA 商品部次長の加藤将人氏に直接話をうかがった。
――最近、PC版のフォートナイトをプレイしたくてゲーミングPCを求める人は多いのでしょうか
ZOA:コロナの影響もあり、家でゲームをプレイする需要が増えるなかで、テレビと家庭用ゲーム機との組み合わせだけではプレイに満足できなくなり、ゲーミングディスプレイとゲーミングPCを求める人が非常に多くなっていると感じています。
――その影響もあってオリジナルのゲーミングPCを手掛けたのでしょうか?
ZOA:そうですね。やはり自作PCはハードルが高いと感じる方もいますので、ミドルレンジ構成につきましては「フォートナイトのPC版を快適にプレイできるPC」をコンセプトにして、スペックなどを決めています。また、さらに高いスペックを求める人向けにハイエンド構成も用意しています。
――どこで販売されるのでしょうか? またスペックを変更しての注文も可能なのでしょうか?
ZOA:店舗販売と自社のECサイトでの販売を行ないます。店舗販売が中心で、ZOA全店で実機を展示と在庫を確保を行ない、CPUやビデオカードをもっと上のモデルに変更したいといった相談にも対応します。ECサイトからの注文に関してはスペック固定となります。
――保証やサポート面はどうなるのでしょうか
ZOA:PCとして1年の保証がついています。もし、初期不良などが発生した場合は、PCを店舗に持ってきていただければ、すぐにパーツを交換し、いち早くPCが使える状態にすることを予定しています。また、有償にはなりますが初期設定といったサポートも用意しています。
――今回のPCでこだわっているポイントはどこでしょうか?
ZOA:ミドルレンジモデルについては現在、性能とコストパフォーマンスのバランスが一番よい構成を目指しました。また、ハイエンドモデルと共通していることは、拡張性の高いPCケースを採用し、今後パーツを追加や交換などPCならではの拡張を楽しめるようにしています。PCの購入後、たとえばSSDの容量を増やしたいといった拡張に関する相談も承っております。
――今回インタビュー会場で見せていただいたミドルレンジモデルは「初めてのPCゲーム、初めてのゲーミングPC」という印象を受けました。
ZOA:より快適にPCのゲームを楽しめる製品になっています。店頭にはデモ機もありますので、ぜひ一度触っていただき、もしゲーミングPCに興味を持ったら、スタッフに相談をしてほしいと思います。
手堅いスペックでフルHDプレイにしっかり対応。ゲーム以外の用途にも
そんな企画意図から生まれたZOAのゲーミングPCだが、ここからは、ミドルレンジモデルの実際の性能についてチェックしておきたい。定番3Dベンチマーク「3DMark」、実ゲームからは「フォートナイト」と「Apex Legends」を使用し、さらに、一般的なPCの用途の性能を計る「PCMark 10」も計測している。
ゲーム性能の基本を見る3DMarkのスコアは、フルHD解像度でのプレイに対応できる性能を持つと判断できる結果と言えそうだ。この秋~冬は期待のビッグタイトルも多いが、最新タイトルは総じて描画が重い傾向にある。プレイしてみて重く感じるようなら、画質設定をちょっと下げてみよう。
今回のPCでプレイしたいタイトルの本命とも言えるフォートナイトは、ソロプレイのリプレイデータ(約4分)のフレームレートをCapFrameXで測定した。解像度はフルHD、各画質設定で測定しているが、下げると画質が極端に下がってしまう3D解像度だけはすべて100%に固定している。
フルHD解像度なら最高画質でも平均で約100fpsをキープ。十分快適にプレイができる。さらに、画質を中設定にすれば、平均で195.8fps、最低(1%)でも130fpsと144Hzなど高リフレッシュレート液晶の性能も十分活かせるフレームレートが出せる。低画質まで落とせば、平均で254.7fpsと240Hzのハイエンドのゲーミング液晶も活かすことが可能だ。
Apex Legendsはフレームレート制限を解除し、トレーニングモードで一定コースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで測定した。最高画質でも平均133.1fpsと十分快適。さらに画質を落とせば、高リフレッシュレート液晶を十分活かせるフレームレートが出せる。
今の社会情勢を考慮すると、自宅のPCはテレワークや自宅学習などにも活用できることが望ましいが、ゲーミングPCはベースの性能がそもそも高いので、これらの用途にも十分以上に快適に利用できるだろう。
ゲーミングPCはとにかく高価という印象を持っている方も多いと思うが、AEGISZI510G166Sのようなミドルレンジモデルでも、人気のバトルロイヤル系のゲームが十分快適に遊べるどころか、積極的に勝ちを狙っていける。AEGIS-Zは、ゲーミングPCの入門機としては十分な性能を持っていると言ってよいだろう。ZOAの店頭ならば、購入前でも購入後でもアップグレードの相談が可能なのも心強い。年末にPCゲーム三昧の生活を送ろうと思っているなら、ZOAの店頭で実際に触ってみてはどうだろうか。