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300Hz表示まで対応! じつは内部も大幅進化していたデル製ゲーミングノート「ALIENWARE m15 R3」

「ALIENWARE m15 R3」

300Hz液晶を搭載する15.6型最強ゲーミングノート

 デルが5月にALIENWAREブランドで投入したゲーミングノート「ALIENWARE m15/m17 R3」は、最先端のCPU/GPUとともに、オプションで300Hz表示対応の液晶も選択可能ということで、とくにFPS系ゲームをプレイするユーザーから注目されている製品だ。

 だが、この製品の見所は半導体や液晶だけではない。一見すると旧世代と同じように見える筐体は、新たに汚れにくい耐久性クリアコーティングを採用。そして、筐体内部では、よりブレード数が多く口径も大きな新型の冷却機構を採用。電圧レギュレータも改良され、高性能なCPU/GPUのピーク性能をより長く安定して引き出せるように改良されている。

 本稿では「ALIENWARE m15 R3」の実機を用いて、内部構造を含めた見所を紹介する。

300Hzだけじゃない、最先端の機能も満載

 今回試用したALIENWARE m15 R3は、300Hz液晶を選ぶなど、カスタマイズを加えたものとなっている。詳しいスペックは下記のとおり。

【表1】おもな仕様
ALIENWARE m15 R3
CPUインテル® Core™ i7-10750H(6コア/12スレッド、最大5.1GHz)
GPUNVIDIA® GeForce® RTX 2070 SUPER™
メモリ32GB DDR4-2666(16GB×2)
SSD512GB(M.2 NVMe)
光学ドライブなし
ディスプレイ15.6型(300Hz、3ms)
解像度1,920×1,080ドット
OSWindows 10 Home 64bit
汎用ポートThunderbolt 3×1、USB 3.1×3
カードスロットmicroSD
映像出力HDMI 2.0b×1、Mini DisplayPort 1.4×1
無線機能Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Blunetooth 5.1
有線LAN2.5Gbps
その他Alienware Graphics Amplifier接続用ポート×1、前面100万画素カメラ、マイク、音声入出力など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)360.3×275.92×17.8~19.9mm
重量2.11kg(最小重量)
標準価格277,680円(税別、配送料込)※時期によりデル公式サイトにてプロモーション割引あり

 15.6型で2.11kgというと、ゲーミングノートPCとしては軽量な部類に入る。それでいてCPUは6コア/12スレッドのCore i7-10750H、GPUはGeForce RTX 2070 SUPERと、デスクトップPCも顔負けのスペックになっている。GPUはさらに上位のGeForce RTX 2080 SUPER Max-Qも選択可能で、軽量でもハイエンドの構成を選べる。

 メインメモリは標準で16GBだが、32GBも選択可能。さらにストレージが高速なNVMe接続のSSDなのはもちろん、2基のSSDによる最大4TBのRAID 0構成、さらに1基追加でトリプルSSD(512GBのストレージ用)も選べる。

 ディスプレイは300Hz表示対応のものを選んでいるが、標準でも144Hzのハイリフレッシュレート対応になる。また4Kの有機ELも選択可能で、これにはTobiiの視線追跡システムも内蔵される。

 有線LANは2.5Gbps対応、無線LANもWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応している。昨今は、1Gbpsを超えるインターネット接続サービスも増えてきており、有線LANが2.5Gbpsというのは将来性を見ても頼もしい。また、無線で利用する場合もWi-Fi 6なら、対応ルーターとの組み合わせで高速にゲームやネット利用ができる。

 標準でもかなり豪華なスペックながら、カスタマイズの余地も広く、自分好みのハイエンドマシンが欲しい人にはうってつけといえる。

本体前面。左右にスピーカーがある
左側面。2.5Gbps対応有線LAN、USB、マイク/ヘッドフォン端子
右側面。microSDカードスロット、USB×2
背面。電源端子、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、Thunderbolt 3、Mini DisplayPort、HDMI
動作中に後方から。各種LEDライティングはオフにもできる
ACアダプタは240Wの大出力。大型ながら本体と同等の薄さになっており、取り回しがいい

キーボードやサウンドも高品質なまとまり

 筐体にも目を向けてみよう。全体のデザインは旧機種を踏襲しながら、新たにクリアコーティングが施されている。筐体はかすかにサラサラした手触りで柔らかさを感じるのだが、軽く叩くと硬い金属質なのがわかる。手触りを考えてラバーコーティングを施した製品も多いが、それと比較して汚れが付きにくく、拭きとりやすいというメリットを感じる。

 天板は薄く見えるものの、押してみるとかなり剛性が高く、手に持った時の筐体のたわみはまったく感じられない。リストレスト部も同様の素材で、硬質ながら手触りがいい。長時間のゲームプレイでずっと手を置いていても、湿気がたまるような嫌な感じがしない。

 300Hzが売りの液晶は、視野角も広く、あらゆる角度で色相の変化がほとんどない。また非光沢処理が施されている割に発色が鮮やかで、写真などの映像がとても美しく鑑賞できる。加えて300Hzの液晶のおかげで、スクロールはとても滑らか。3Dゲームもそうだが、Webブラウジングでも本機の液晶の良さを感じられる。

天板は平坦でシンプルなデザイン
液晶は発色がとてもよく、視野角も良好

 キーボードはテンキーレスで余裕を持たせたレイアウトを採用。主要なキーはほぼすべて正方形で、配置もオーソドックスで使いやすい。方向キーだけを1段下げて十分なサイズと位置を確保しているのも好印象だ。キーのストロークは筐体サイズなりの浅さだが、適度なクリック感があり打鍵感も十分ある。

 キーボードバックライトも搭載し、キートップの文字部分とキーの外周が光る。キーを押すと、文字は光ったままで外周の光だけが消える。ちょっとした演出だが、入力したキーに反応があるのはSFチックな気分で結構楽しい。

 キーボードバックライトの光り方は、専用ソフトウェア「Alienware Command Center」でカスタマイズできる。キーボードを4つのエリアに分け、それぞれに色や光り方をフルカラーで変更可能。また製品購入時のカスタマイズで、1キーごとに色割り当てを変えられるキーボードにも変更できる。

テンキーレスのキーボードレイアウトは余裕があり、方向キーなどの使いやすさにも配慮を感じる
キーボードバックライトつき
押した時にはキーの外周の光が消える
キーボードバックライトは「Alienware Command Center」で色や光り方をカスタマイズ可能
天面のロゴと背面のライティングも同様にカスタマイズできる

 サウンド面では、ウーファーとツイーターの4ウェイステレオスピーカーを搭載。2kg台前半の筐体では低音がまるっきり抜けてしまう製品も多いなか、本機はちゃんと低音が出ているとわかる。

 また音質全体としてのバランスがよく、人間の声域は聞き取りやすく、高音もよく響いてくる。単体のスピーカー製品と比べるのはさすがに酷だが、ちょっとした音楽はこれで聞いてもいいかなと思える程度には調和がとれている。

 サラウンド感も上手で、音の出所が上手く隠れており(ノートPCの小型スピーカーでは、音の出力位置が明確でチープに聞こえることが多い)、筐体全体から響いて出てくるような印象がある。抽象的な表現だが、音質・音場ともすべての音がよくまとまっている。

こだわりの排熱処理「Advanced ALIENWARE Cryo-Tech」

 ゲーミングノートを最も悩ませるのが排熱処理だ。筐体を小さく、軽くしようとすればするほど、冷却系のスペースがなくなり、効率的な排熱が難しくなる。重さ2kg強、厚さ20mm未満の筐体に、Core i7-10750HとGeForce RTX 2070 SUPERという高性能パーツの組み合わせは、排熱処理が相当難しいはずだ。

 本機には「Advanced ALIENWARE Cryo-Tech」と呼ばれる温度管理システムが使われている。従来製品に搭載されたものと比べ、CPUファンブレードが直径9mm、GPUファンブレードが直径4mm大型化。ファンのブレード数も増えている。CPUの冷却にはベイパーチャンバーを採用し、効果的に熱を伝達するという。

 エアフローは、底面とキーボード上部から吸気、背面と側面から排気。キーボード上部に堂々とスリットが入っているのは珍しいが、大量の発熱を少しでもキーボード側に伝えないようにしようという意図が感じられる。

 また、超高効率電圧レギュレーターも搭載。これら排熱周りの改善により、ゲームなどで高い負荷をかけ続けても、スロットリングによる性能低下は起きにくいはずだ。このあたりも検証する。

底面はハニカムデザインのスリットが広く空けられている
底面を開けたところ。左右にGPUとCPU用の大型のファンが仕込まれている
ファンは旧モデルからブレードが増え、大型化もしている

 ファンはアイドル時にはほとんど無音。ゲームなどで高負荷になると勢いよく回る。薄いファンだけに高めの風切り音も少し混ざるが、それほど耳障りな音質ではない。試しにスピーカーのボリュームを30%にしてゲームをプレイしてみると、音で敵の方向がわかるくらいには聞き取れたので、それほどゲームの邪魔になることはなさそうだ(スピーカーが優秀なことも貢献しているのだろう)。

 高負荷時の発熱はさすがに完璧には逃がしきれず、キートップにも伝わってきている。とくに上段に近くなると温度が高くなる。それでもFPSでよく使われるW/A/S/Dキー付近は温かさを感じる程度に抑えているので、ゲームプレイ中の不快感はほとんどない。筆者の経験上、このサイズと性能で、キーの熱がこの程度で済んでいるなら十分優秀だ。

デスクトップPC顔負けの高性能を発揮

 では実機の検証に移る。まずは標準的なベンチマークテストを試してみた。利用したのは、「PCMark 10 v2.1.2177」、「3DMark v2.12.6964」「CrystalDiskMark 7.0.0」。

 本機は公式サイトで「3DMark Time Spyのスコアが8,190」とされており、ほぼ公称どおりの高いスコアが出ている。この性能ならデスクトップPCにも負けないし、4Kゲーミングも現実的なラインだろう。ただし、今回の検証環境は4K/60Hzよりハードな、フルHD/300Hzだ。

【表2】ベンチマークスコア
PCMark 10 v2.1.2177
PCMark 106,149
Essentials8,948
Apps Start-up score10,341
Video Conferencing Score7,721
Web Browsing Score8,975
Productivity8,343
Spreadsheets Score9,410
Writing Score7.397
Digital Content Creation8,452
Photo Editing Score11,265
Rendering and Visualization Score9,497
Video Editing Score5,645
Idle Battery Life2時間22分
Gaming Battery Life47分
3DMark v2.12.6964 - Time Spy
Score8,061
Graphics score8,202
CPU score7,347
3DMark v2.12.6964 - Port Royal
Score4,914
3DMark v2.12.6964 - Fire Strike
Score18,384
Graphics score21,723
Physics score18,422
Combined score8,528
3DMark v2.12.6964 - Night Raid
Score44,899
Graphics score97,564
CPU score11,062
3DMark v2.12.6964 - Sky Diver
Score43,240
Graphics score70,835
Physics score16,432
Combined score29,325

 ストレージはMicron製「2200S」が使われていた。単体でもシーケンシャルリードで約2.7GB/sとかなり高速で、速度面での不満はまずないだろう。容量に不安があれば単体SSDでも1TB、デュアルSSDで4TBまで拡張できる。

CrystalDiskMark 7.0.0

 バッテリ持続時間は、アイドル時で2時間22分だった。持ち運びにも手間がないサイズではあるが、1日中持ち歩いて充電なしでゲームするというようなモバイル的な使い方には向かないが、本機の方向性を考えれば問題にはならないだろう。

 本機には、オーバークロック機能も搭載されている。専用ソフトウェア「Alienware Command Center」を使うことで、GPUの電力や温度の上限などを設定し、好みのパワーに調整できるのだ。またファンの回転も冷却重視や静音などにカスタマイズできる。とくにオーバークロック対応のCore i9-10980HK選択時なら、CPUも調整可能となる。

「Alienware Command Center」。各種本体設定ができる
CPUやGPUの状態を確認できる
GPUの動作条件を自由に設定可能
ファンの回転もコントロールできる

 処理能力の点では、長時間のゲームプレイでもフレームレートが低下するような場面は見られなかった。先に行ったベンチマークテスト「3DMark」のデータでも、CPUとGPUの温度は高負荷時で65℃前後、CPUのみの高負荷時は85℃前後で推移し、スロットリングも起こさず安定したクロックで動作していた。

3DMarkのストレステストを20分間実行しても、CPUクロックは下がらなかった

目指せ300fps! FPS系ゲーム3タイトルをテスト

 続いては実際にゲームを試していく。300Hz液晶を活用するならやはりFPS系ということで、注目度の高い作品として「Fortnite」、「Valorant」、「Apex Legends」の3タイトルを選んだ。

Fortnite

 ゲーム開始時に自動画質設定をかけたところ、クオリティプリセットの最高画質が選択された。設定で最大フレームレートを無制限にした上でゲームを開始。

 オブジェクトの多いシーンでは100fps前後、少ないと150fps程度で、下がっても80fps以上は維持されていた。プレイ中にフレームレートが気になるシーンはなく快適そのものだ。

 とはいえ今回試したいのは300Hzの世界なので、クオリティプリセットを下げてフレームレートを上げてみる。最高で130fpsのシーンが、高で160fps、中で230fps、低で350fpsとなった。

 あらゆるシーンで300fpsを味わいたいなら、低画質でのプレイということになる。ただ画質が荒くなるとレンダリング解像度が下がるのか、遠くの敵が見えづらくなるため、個人的にはフレームレート優先でも中程度の画質までで遊ぶのがバランスいいと思った。

最高画質でも100fps以上の高いフレームレートが出せる
低画質なら300fps超えも見えるが、画質が大幅に劣化してプレイ感を損ねる

Valorant

 初期のグラフィックス設定がほぼ最高画質となっており、そのままプレイしてみた。

 プレイ中はほとんどのシーンで250fps前後と高い値が出ており、300fpsを上回ることも多い。描画の引っ掛かりを感じることはまったくなく、敵と出会い頭に遭遇する一瞬のうちに、敵の体が少しずつ壁の向こうから見えてくる感覚がある。これで負けたら純粋に自分の腕前を嘆くしかない。

 グラフィックス設定をどこか少し下げれば、常時300Hzでのゲームプレイも可能だ。とはいえ初期設定でも十分高いフレームレートが出ているので、映像の好みに応じて微調整するといい。

初期設定のままでも250fps前後と高いフレームレートで遊べる
エフェクトが多くなると少しフレームレートが下がる(といっても200fps近い)ので、適切に画質を調整したい

Apex Legends

 こちらもグラフィックス設定は初期状態でほぼ最高画質が選択されている。素直にゲームプレイを開始。

 平均すると120fps前後で、一部のシーンで稀に100fpsを下回る程度。もちろんゲームプレイにはまったく支障はなく、ハイリフレッシュレートの良さも十分感じられる。

 より高いリフレッシュレートのためにグラフィックス設定をいじってみたが、各種設定を下げてもあまり画質へのインパクトがない。思い切ってほぼすべてを最低画質にしてみると、200fpsを超える値になった。

 300fpsの壁に迫れないのは少々残念だが、本作では画質を落としても解像感はさほど失われないので、フレームレート優先ならグラフィックス設定を大きく下げても問題なさそうだ。

初期設定で120fps前後のフレームレート
グラフィックス設定を下げると200fpsを超えてくる。解像感も落ちないのでプレイ感は良好

 以上の3タイトルを試して感じたのは、300fpsに迫る超ハイリフレッシュレートは意外と違いがわかるという点だ。「Fortnite」や「Apex Legends」の初期設定で100fps付近のプレイをしていても「何の問題もなく快適」という感想が出るのだが、「Valorant」で見た300fpsの世界はまた一味違う。

 正直に言って、120Hzと300Hzの画面を並べて「どちらが300Hz?」と聞かれても違いがわかるかどうかは怪しい。しかし、出会い頭に敵と遭遇し、一瞬の銃撃戦の後、脳裏に残る映像の滑らかさは違う。「敵はここから出てきて、こう撃ったんだろう」と映像を脳内補間するまでもなく、「敵はここからぬるっと出てきて、こう撃った」というリアルな情報が脳に刻まれている。

 120Hzと300Hzの比較は、計算上では0.01秒未満の差だが、確かに脳には早く情報が届いているのだろうと思う。残念ながら筆者にはそれをスコアに繋げるだけの腕がないのだが(笑)、上級者同士の戦いではわずかな差を作るかもしれない。そうでなくとも、「今のはこんな感じでやられた」というプレイ後の納得感があり、筆者にも十分な価値があると思える。

遊びと仕事を1台に。小型&ハイスペックの恩恵は意外と多い

 本機は高性能なゲーミングノートとしての魅力は当然備えているが、もちろんゲーム以外の用途にも使える。2kg台前半という軽さは持ち運びに困らないし、シルバーホワイトの筐体はそれほど派手な印象は与えない。仕事の時にはロゴなどのLEDライティングを切るなどすれば、クリエイターなど重い処理が必要なビジネス用途にも違和感なく使える。

 新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨され、自宅にPCを導入したいという人も多いはず。本機はGeForce RTXを搭載しているので、マイクのノイズを低減してくれるRTX Voiceも使える。また4K有機ELを選べば、Tobiiの視線追跡システムを活用したWindows Helloでサインインもできる。

 メモリを最大で32GBまで搭載可能になった点も見逃せない。1つのゲームで32GBを使い切ることはないが、いざとなったときに攻略情報などを見られるようにWebブラウザを開きっぱなしにすることもあるだろうし、1台のマシンでゲームをしながら配信をしたりすることもあるだろう。

 そういうときには、16GBだとメモリの空き容量が心配になることもある。使用メモリ量が搭載量を超えても動作はするが、データをメモリからSSDにスワッピングすることで瞬間的に性能が落ちることになる。もし予算に余裕があるなら32GB構成も選択肢に入れたいところだ。

 今回試用したものは30万円を超える豪華な構成だったが、ハイスペックを仕事と遊びの両方に活用できると思えば、価格に見合った、あるいはそれ以上の価値を感じられるはずだ。

 また従来モデルを持っている方にも、改めて本機に注目してほしい。外見に大きな変化はないが、CPUやGPUはもちろん、冷却システムや各種インターフェイスなど、内部は別物と言っていいほどグレードアップしている。外見が似ている分、家族に気づかれずに買い換えられるかも……とは大きな声では言えないが(笑)、世間の情勢が大きく変わっていくなか、新環境を迎え入れるにも絶好のタイミングであろう。

 「ALIENWAREは高性能だけど高価」というイメージを持っている人も多いと思うが、たとえば本機のGeForce GTX 1660 Ti搭載モデルは、クーポン値引き込みで税込20万円を切ってくるタイミングもある。

 今回は、15.6型のALIENWARE m15 R3を紹介したが、より大画面でプレイしたい人には17.3型のALIENWARE m17 R3もお勧めだ。新しいゲーミングノートPCをお探しのさいには、ぜひALIENWAREシリーズもチェックしてみていただきたい。