トピック

【初級者向け企画】パソコン工房の3億円還元を活用し、プロゲーマーのガチくんがゲーミングPCを自作(その4)

~完成マシンの性能をチェック。HDDも追加で増設。組み立てたマシンはそのまま読者プレゼント!!

ガチくんが組み立てたPC

 現在、パソコン工房を運営する株式会社ユニットコムが、購入金額の一部を同社の商品券やポイントでキャッシュバックする施策「総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーン」を年末まで開催している。購入金額に応じて、店頭では商品券、通販ではポイントが新品の場合は最大10%、中古品の場合は20%還元される。

パソコン工房にて、「総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーン」が実施中

 新品については完成品のPCでも、自作PCパーツでも対象となる。そこで今回PC Watchは、この還元祭に乗っかり、お得にPC 1台分のパーツ一式を購入し、組み立てるとともに、われわれからも読者還元として、完成したPCをプレゼントする企画を実施する。

 組み立てるのはミドルクラスのゲーミングPCだ。そこで、パソコン工房でコラボモデルとして「ガチくんモデル」を展開している、プロゲーマーのガチくんに声をかけ、ガチくんに組み立ててもらうことで、PCについての見識を深めてもらう。PCおよびその自作初心者の読者にも参考になるだろう。

 記事は4回にわたって掲載し、各記事に掲載されたキーワードをすべて集めることで、プレゼントに応募できる。

ゲットした商品券で、HDDとキーボード、マウスを増設

逆側はこのようにガラスで、内部のイルミネーションが見える

 組み立てについては前回までに完了した。最終回となる第4回目では、そのマシンにじっさいにゲームをインストールして、性能を検証する。マシンの構成は以下のとおり。

【今回購入したパーツ】※金額は10月末時点のもの
パーツ製品金額商品券
CPUCore i5-9600K BOX28,600円2,000円
CPUファンCooler Master PR-H412-20PK-R22,830円--
メモリG.SKILL F4-3600C16D-32GTZNC(16GB×2)23,078円2,000円
マザーボードPRIME Z390-A24,398円2,000円
SSDIntel 760P 256GB5,500円--
ビデオカードASUS PH-RTX2060-6G39,480円3,000円
電源Cooler Master MPX-6501-AMAAB-JP6,180円--
ケースASUS GT50122,000円2,000円
OSWindows 10 Homeパッケージ17,600円--
その他各種セット割引などの合計-7,350円--
合計162,316円11,000円

 その前に、初回のパーツ購入時に還元祭でもらった1万1千円分の商品券を使い、2TBのHDDと、キーボード、マウスを追加で購入し、マシンに増設した。というのも、パーツを購入したのは10月下旬で、この商品券が利用できるのは11月1日以降だったからだ。

Seagateの2TB HDD
ケースの底部に装着した
Bit Trade Oneのキーボード「デスイルミネーター」
XPGのマウス「INFAREX M20」

 上のリストのとおり、このPCのストレージは256GB SSDとなっている。速度的には申し分ないが、あれもこれもゲームをインストールするには、やや心許ない。ということで、データ用および、ゲームのバックアップ用としてHDDを使う。

 使い方はユーザー次第ではあるが、読み込みが高速なので、基本的には最新のゲームはSSDに入れた方がいい。複数のゲームをインストールしていって、SSDの空き容量が少なくなったらアンインストールしてもいいが、アンインストールせずにゲームのインストールフォルダをHDDに後から変更できる場合も多い。たとえばストリートファイターVアーケードエディションを配信しているSteamでは、それが可能だ。

 そうすることで、最新のゲームはSSDから起動しつつ、たまに遊びたくなった古いゲームはHDDから起動ということができる。あるいは、HDDからの起動でもじゅうぶん速いゲームなら、最初からHDDに入れておいてもいいだろう。

 もちろんゲーム以外の、写真や動画など各種データをHDDに保存しておくのもいいだろう。

ストリートファイターVは、最高画質で60fpsを実現

 今回組み立てたマシンでいくつかのゲームについて動作検証を行なった。まずは、ストリートファイターVアーケードエディションだ。本タイトルは、これまでも格闘ゲームシーンで多くのユーザーにプレイされているが、2020年にIntelが東京オリンピックに併せて開催する「Intel World Open」で採用されたことで、さらなる注目を集めている。

 2016年の登場当初からさほど重くなかったこともあり、今回製作したPCでは、解像度フルHDで、画質設定「最高」で何の問題もなく60fpsを維持できているのを確認できた。

ストリートファイターVアーケードエディション。フルHD解像度で画質設定は最高にし、60fpsで動作。©CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

フォートナイトは高画質設定で144fps

 フォートナイトについては、解像度フルHDで、まず画質設定をすべて最高の「エピック」にしたところ、おおむね120fps前後で動作していた。これを1つ下のすべて「高」に変更したところ、160fps前後に向上した。144Hz対応のゲーミングディスプレイと組み合わせた場合も、本PCは高い画質設定でそのディスプレイ性能を遺憾なく発揮できる。

フォートナイトは、フルHD解像度、画質設定エピックでは120fps前後、高では160fps前後で動作。© 2019, Epic Games, Inc.

Apex Legendsは

 Apex Ledgensについても、解像度フルHDでラグドールのみ「中」でそれ以外を「高」にした画質設定で140fps前後で動作した。144Hzディスプレイと組み合わせれば、よりスムーズな描画がなされるのに加え、60Hz環境よりも1フレーム程度速く次のフレームが描画されることで、ゲームをより優位に進められる可能性がある。

Apex Legendsは、フルHD解像度、高画質設定にて140fps前後で動作。© 2019 Electronic Arts Inc.

3DMarkの結果

 このほか、参考までに3DMarkの各種結果も掲載しておく。以上のとおり、今回組み立てたPCは、GPUのグレードで言うとミドルレンジではあるが、多くのゲームが快適に動作する性能を持っている。

FireStrike
FireStrike Extreme
FireStrike Ultra
TimeSpy
TimeSpy Extreme

マシンの保証について

 これまでの記事でもお伝えしたとおり、今回ガチくんが組み立てたこのマシンは、そのまま読者プレゼントとして1名様に提供させていただく。マシンに、レシートのコピーを同梱しておくので、万が一故障などが発生した場合は、パーツ単位でとはなる(マシンとしてや相性保証はなし)が、パソコン工房にて保証を受けられる。

 ストリートファイターVアーケードエディションのコードも同梱するので、ぜひインストールしてプレイしてほしい。

 また、こちらの「パソコン工房 Watch」の各記事でも紹介しているとおり、PCはゲーム以外にも、動画や写真の編集、音楽やマンガの制作などさまざまな用途に活用できる。なにか関心のあるものがあったら、そいうったことにも挑戦していただきたい。

総額3億円分早い者勝ち!最大20%還元キャンペーンについて

 2019年12月31日までの間、パソコン工房店舗およびインターネット通販で対象の商品を購入することで、商品券あるいはポイントによる還元が受けられる。

パソコン工房のガチくんモデル

 前述のとおり、パソコン工房では、ガチくんとコラボしたゲーミングPCも販売している。もちろん、今回の還元キャンペーンの対象にもなっているので、自作は厳しいがPCは欲しいというユーザーは、こちらも検討していただきたい。

今回のキーワード

 本特集では、今回ガチくんが組み立てたPCをそのままプレゼントする。応募にあたっては、全4回の特集記事のキーワードが必要になる。第4回のキーワードは「PCを自作」だ。

 応募はこちらのリンクから。応募期間は11月22日から26日まで。

・当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます(ご応募いただいた方の個人情報は発送のためだけに使用し、当選者決定のあとにデータは削除します)。

・発送は宅配便または普通郵便にて行ないますが、長期不在、受け取り拒否などで未着の場合は当選を無効とさせていただきます。

・ご応募は日本国内に在住の方に限らせていただきます。

・ご応募はおひとり様1通とさせていただきます。複数の応募を確認した場合は無効といたします。