レビュー
レイトレ対応のミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」の実力を検証
2019年1月7日 23:00
NVIDIAは1月7日、Turingアーキテクチャ採用GPU「GeForce RTX 2060」を発表した。これに先立ち、同GPUを搭載したNVIDIA純正モデル「Founders Edition」をテストする機会が得られたので、ベンチマークテストを通してその実力を確認してみた。
TU106を採用するGeForce RTX 2060
GeForce RTX 2060は、Turingアーキテクチャに基づいて12nmプロセスで製造されたGPUコア「TU106」を採用したGPU。GeForce RTX 2070の下位モデルであり、フルHD(1,920×1,080ドット)~WQHD(2,560×1,440ドット)解像度でのゲーミング用途をターゲットに開発されている。
GeForce RTX 2060が採用するTU106コアは、30基のStreaming Multiprocessorを有効化したもので、1,920基のCUDAコア、120基のテクスチャユニット、240基のTensorコア、30基のRTコアなどを備える。192bitのメモリインターフェイスで14Gtps動作のGDDR6メモリと接続しており、336.1GB/sのメモリ帯域幅を実現している。
そのほか、GPUのおもなスペックは以下の表のとおり。なお、これまでに登場したGeForce RTX 20シリーズの「Founders Edition」は、GPUの標準仕様より高クロックで動作する純正オーバークロックモデルだったが、GeForce RTX 2060 Founders Editionは標準仕様どおりのクロックで動作する。
モデルナンバー | GeForce RTX 2060 | GeForce RTX 2070 | GeForce RTX 2080 | GeForce RTX 2080 Ti |
---|---|---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | |||
製造プロセス | 12nm FFN | |||
GPUコア | TU106 | TU104 | TU102 | |
Streaming Multiprocessor | 30基 | 36基 | 46基 | 68基 |
CUDAコア | 1,920基 | 2,304基 | 2,944基 | 4,352基 |
Tensorコア | 240基 | 288基 | 368基 | 544基 |
RTコア | 30基 | 36基 | 46基 | 68基 |
テクスチャユニット | 120基 | 144基 | 184基 | 272基 |
ROPユニット | 48基 | 64基 | 64基 | 88基 |
ベースクロック | 1,365MHz | 1,410MHz | 1,515MHz | 1,350MHz |
ブーストクロック | 1,680MHz | 1,620MHz (1,710MHz) | 1,710MHz (1,800MHz) | 1,545MHz (1,635MHz) |
メモリ容量 | 6GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 11GB GDDR6 | |
メモリスピード | 14.0Gtps | |||
メモリインターフェース | 192bit | 256bit | 352bit | |
メモリ帯域 | 336.1GB/s | 448GB/s | 616GB/s | |
SLI対応 | ─ | 対応(NVLink) | 対応(NVLink) | |
消費電力 | 160W | 175W (185W) | 215W (225W) | 250W (260W) |
価格 | 349ドル | 499ドル (599ドル) | 699ドル (799ドル) | 999ドル (1,199ドル) |
GeForce RTX 2060のFounders Editionは、ほかのGeForce RTX 20 シリーズと同系統のデザインを採用したデュアルファンタイプのGPUクーラーを搭載。カード長は約228mm、占有スロット数は2、カード裏面には金属製バックプレートを搭載する。
ディスプレイ出力端子は、DisplayPort×2基、HDMI×1基、DVI-D×1基、USB Type-C×1基。動作に必要な補助電源コネクタは8ピン1系統で、基板後部にコネクタを備えている。
テスト機材
GeForce RTX 2060の比較用機材としては、上位モデルであるGeForce RTX 2070を搭載したASUS製ビデオカード「ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING」と、1世代前の同クラスGPU「GeForce GTX 1060 6GB」のFounders Editionを用意した。
各ビデオカードを搭載するベース機材には、Intelの8コア16スレッドCPUであるCore i9-9900Kを搭載したIntel Z390環境を用意。GPUドライバに関しては、GeForce RTX 2060はレビュアー向けの「417.54」、GeForce RTX 2070とGeForce GTX 1060 6GBにはテスト時点での最新版「417.35」を利用した。そのほかの機材等については以下の表のとおり。
GPU | GeForce RTX 2060 | GeForce RTX 2070 | GeForce GTX 1060 6GB |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core i9-9900K | ||
CPUクーラー | ASUS ROG RYUJIN 240 | ||
マザーボード | ASUS TUF Z390-PLUS GAMING (UEFI: 1002) | ||
メモリ | DDR4-2666 8GB×2 (2ch、16-18-18-36、1.35V) | ||
システム用ストレージ | Intel SSD 760p (256GB SSD/M.2-PCIe 3.0 x4) | ||
アプリケーション用ストレージ | SanDisk Ultra 3D SSD (1TB SSD/SATA 6Gbps) | ||
電源 | 玄人志向 KRPW-TI700W/94+ (700W 80PLUS Titanium) | ||
グラフィックスドライバ | GeForce Game Ready Driver 417.54 | GeForce Game Ready Driver 417.35 | |
OS | Windows 10 Pro 64bit (Ver 1809 / build 17763.195) | ||
電源設定 | 高パフォーマンス | ||
室温 | 約27℃ |
GPU | GeForce RTX 2060 | GeForce RTX 2070 | GeForce GTX 1060 6GB |
---|---|---|---|
ビデオカードベンダー | NVIDIA | ASUS | NVIDIA |
製品名 | Founders Edition | ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING | Founders Edition |
ベースクロック | 1,365MHz | 1,410MHz | 1,506MHz |
ブーストクロック | 1,680MHz | 1,815MHz | 1,709MHz |
メモリ容量 | 6GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 6GB GDDR5 |
メモリスピード | 14.0Gtps | 8.0Gtps | |
メモリインターフェース | 192bit | 256bit | 192bit |
メモリ帯域 | 336.1GB/s | 448GB/s | 192GB/s |
ベンチマーク結果
今回実行したベンチマーテストは、「3DMark(グラフ1~7)」、「VRMark(グラフ8~9)」、「Battlefield V(グラフ10~11)」、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク(グラフ12~13)」、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク(グラフ14)」、「Forza Horizon 4(グラフ15)」、「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(グラフ16)」、「アサシン クリード オデッセイ(グラフ17)」、「モンスターハンター : ワールド(グラフ18)」、「オーバーウォッチ(グラフ19)」、「ゴーストリコン ワイルドランズ(グラフ20)」。
GeForce RTX 2060は、3DMarkのDirectX 12高負荷テストである「Time Spy」において、GeForce GTX 1060 6GBより70%以上も高いスコアを記録。上位モデルであるGeForce RTX 2070とのスコア差は21~24%ほどだった。
DirectX 11高負荷テストのFire Strikeでは、GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約43~56%で、GeForce RTX 2070との差は約18~30%だった。高負荷になるほどGeForce GTX 1060 6GBとの差は縮まり、GeForce RTX 2070との差は拡大している。
中負荷テストの「Sky Diver」と「Night Raid」では、GeForce GTX 1060 6GBに対するリードが約33~37%、GeForce RTX 2070との差は約8~11%。ただし、GPU性能にフォーカスしたスコアであるGraphics Scoreを比較すると、GeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約59~74%、GeForce RTX 2070との差は約17~20%となっている。
VRMarkでは、比較的軽量な「Orange Room」、DirectX 12テスト「Cyan Room」、5K解像度で実行する高負荷テスト「Blue Room」をそれぞれ実行し、スコアと平均フレームレートを比較した。
GeForce RTX 2060はGeForce GTX 1060のスコアに対し、Orange Roomで約60%、Cyan Roomで約101%、Blue Roomで約91.6%の差をつけて上回った。Cyan Roomの結果はDirectX 12利用時の性能が向上したGeForce RTX 20 シリーズ(Turingアーキテクチャ)の特性を反映したもので、Blue Roomの結果は5K解像度という超高解像度でメモリ帯域幅の差が効いたものと考えられる。
GeForce RTX 2070との差については、Orange Roomで約5%、Cyan Roomで約24%、Blue Roomで約25%だった。Orange Roomでは上位モデルに肉薄しているように見えるが、これはCPUのボトルネックによりフレームレートが頭打ちになっているためであり、GPU性能の差が反映されたものではない。
FPSゲームのBattlefield Vでは、グラフィックAPIにDirectX 12を選択し、描画品質プリセットを「最高」にセット。リアルタイムレイトレーシングを有効化する「DXR」をオフにした状態で、各画面解像度でのフレームレートを取得した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約24~56%、GeForce RTX 2070との差は約16~112%。GeForce RTX 2060はVRAMの容量不足によって4K解像度で大きくフレームレートを落としており、この結果を除けばGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは55%前後、GeForce RTX 2070との差は16~25%前後となる。
メモリ容量が不足する4K解像度での動作は厳しいが、GeForce RTX 2060はWQHD解像度でもBattlefield Vを快適に遊べる基準となる60fpsを大きく上回っている。リアルタイムレイトレーシングを用いなければ、WQHD解像度でも快適なプレイが可能だ。
つづいて、Battlefield VでDXRによるリアルタイムレイトレーシングを有効にしたさいの性能を確認する。描画品質プリセット「最高」をベースとし、「DXRレイトレース・リフレクションのクオリティー」を「低」~「最高」までの4段階に変更したさいのフレームレートを、フルHDとWQHDの2画面解像度で取得した。なお、DXRを有効にできないGeForce GTX 1060 6GBは比較から除外した。
リアルタイムレイトレーシングを有効にした場合、GeForce RTX 2060とGeForce RTX 2070の差は約9~15%。快適なプレイの基準となる60fpsをクリアできる条件としては、GeForce RTX 2060がフルHD解像度でDXR設定「中」、GeForce RTX 2070がフルHD解像度でDXR設定「最高」だった。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークでは、描画設定を「高品質」に設定し、各画面解像度でスコアを取得した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約62~64%、GeForce RTX 2070との差は約18~26%。GeForce RTX 2060のスコアは、フルHD解像度では「快適」の基準スコア「6,000~8,999」をクリアしている一方、WQHD解像度ではわずかに届かず、評価は「やや快適」どまりとなっている。
最新版のFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークでは、リアルタイムレイトレーシングと並ぶGeForce RTX 20 シリーズの特徴である「DLSS」のテストが行なえる。
今回は、カスタム描画設定ですべての設定を最高に設定し、アンチエイリアスに一般的な「TAA」にした場合と、「NVIDIA DLSS」を使った場合のスコア差を測定してみた。なお、画面解像度が4Kなのは、このベンチマークでDLSSを有効にすると4K解像度以外が選択できなくなるためだ。
GeForce RTX 2060は、DLSSの利用によってスコアが約35%向上した。GeForce RTX 2070も同様に約38%向上しており、DLSSが利用できるようになれば大きな性能向上が期待される。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークでは、描画設定を「最高品質」に設定し、各画面解像度でスコアを取得した。
GeForce RTX 2060はGeForce GTX 1060 6GBを約41~60%上回り、GeForce RTX 2070との差は6~24%だった。フルHD解像度ではCPU性能のボトルネックが発生するためGeForce RTX 2070に迫っているが、WQHD以上では20%以上の差をつけられた格好だ。
なお、GeForce RTX 2060が、ベンチマークの最高評価「非常に快適」の基準スコアである7,000を超えたのはWQHD解像度までとなっている。
DirectX 12タイトルのForza Horizon 4では、描画設定プリセットを「ウルトラ」に設定し、各画面解像度で実行したベンチマークモードの結果を比較した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約34~47%、GeForce RTX 2070との差は約8~13%だった。すべての画面解像度でGeForce RTX 2060がGeForce RTX 2070に1割前後にまで迫っており、かなり良好な性能を発揮している。
Forza Horizon 4は30fpsでの動作も想定されているタイトルだが、レースゲームである本作を快適にプレイするなら60fpsでの動作を目指したい。GeForce RTX 2060はWQHDまでの画面解像度で60fpsを超えるフレームレートを記録しており、4Kに関しても描画設定を多少妥協すれば60fpsが狙えそうだ。
シャドウ オブ ザ トゥームレイダーでは、描画設定プリセットを「最高」に設定し、各画面解像度でベンチマークモードを実行した。グラフィックAPIはDirectX 12を利用している。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約66~77%、GeForce RTX 2070との差は約17~27%だった。GeForce RTX 2060は、WQHD解像度で60fpsを割り込んでいるが、この程度であれば描画設定を調整することで60fpsでのプレイが可能となるだろう。
アサシン クリード オデッセイでは、描画設定プリセットを「最高」に設定し、各画面解像度でベンチマークモードを実行した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約53~81%、GeForce RTX 2070との差は約13~34%。4K解像度ではベンチマーク実行中のVRAM使用量が6GBを超える瞬間もあり、GeForce RTX 2060とGeForce GTX 1060 6GBは4K解像度で大きくフレームレートを落としている。
アサシン クリード オデッセイは30fpsでの動作を想定しているタイトルで、GeForce RTX 2060はWQHD解像度までなら描画設定プリセット「最高」でもこの基準フレームレートをクリアできる。より滑らかな描画を求めて60fpsの維持を狙うなら、フルHD解像度で描画設定を調整することになるだろう。
モンスターハンター : ワールドでは、描画設定プリセットを「最高」に設定して、各画面解像度でフレームレートの測定を行なった。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約70%、GeForce RTX 2070との差は約20~24%。GeForce RTX 2060でプレイ可能な画面解像度は、30fps以上での動作を基準とするならWQHD、60fps以上を基準とするならフルHDとなっている。
FPSゲームのオーバーウォッチでは、描画設定プリセットを最高の「エピック」に設定し、各画面解像度でフレームレートを測定した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約46~49%、GeForce RTX 2070との差は約24~28%。GeForce RTX 2060が60fpsを下回ったのは4K解像度のみで、WQHD以下では100fpsを超えるフレームレートを記録している。フルHD解像度であれば、120Hzや144Hzの高リフレッシュレートディスプレイとの組み合わせで、より滑らかな描画を楽しむことも可能だ。
ゴーストリコン ワイルドランズでは、描画設定プリセットのなかから最高の「ウルトラ」と1段低い「非常に高い」の2パターンを選択し、各画面解像度でベンチマークモードを実行した。
GeForce RTX 2060のGeForce GTX 1060 6GBに対するリードは約45~52%、GeForce RTX 2070との差は約13~29%。GeForce GTX 1060 6GBとの差はほぼ一定だが、GeForce RTX 2070には画面解像度が高くなるほど差を広げられている。
ゴーストリコン ワイルドランズは30fpsから遊べるタイトルであり、GeForce RTX 2060がこの基準フレームレートをクリアできる画面解像度は、描画設定「非常に高い」なら4K、描画設定「ウルトラ」ならWQHDとなる。
以下のグラフは、アイドル時消費電力とベンチマーク実行中のピーク消費電力を測定したもの。測定は電源ユニットのAC側に接続したワットチェッカーで行なっている。
GeForce RTX 2060のアイドル時消費電力は37Wで、GeForce RTX 2070より2W低く、GeForce GTX 1060 6GBより2W高い数値だ。
ベンチマーク実行中のピーク消費電力は206~288Wで、GeForce RTX 1060 6GBより47~84W高く、GeForce RTX 2070より33~71W低い。
なお、高フレームレートでは、CPUの処理増加に伴ってCPUの消費電力も増大する。このため、今回測定したベンチマークではGPU負荷の低い条件ほど高い消費電力を記録している。GeForce GTX 1060 6GBとの消費電力差が最大の84WであったVRMarkのOrange Roomは、CPUの消費電力差がとくに大きく影響した結果だ。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを4K解像度かつ「高品質」設定で実行中のGPU温度などをモニタリングした結果が以下のグラフだ。モニタリングには「GPU-Z 2.16.0」を利用し、測定時の室温は約27℃だった。
ベンチマーク実行中のピークGPU温度は71℃。GPU-Zによれば、GeForce RTX 2060 Founders EditionのTemperature Limitは83℃であり、つねに10℃以上の余裕をもってブースト動作を持続可能なGPU温度を維持している。実際、ベンチマーク中のGPUクロックは1,800MHz以上で推移しており、GPU温度はブースト動作を妨げていない。
冷却ファンのピーク回転数は約1,720rpmで、このさいのファン制御値は46%となっている。アイドル時のファン回転数は約1,200rpm(35%)となっている。ほかのGeForce RTX 20 シリーズのFounders Edition同様、ファンの回転数の変化が小さいため、ファンノイズの変化も目立ちにくい。
349ドルで最先端のゲームグラフィックを提供するGeForce RTX 2060
GeForce RTX 2060は、上位モデルであるGeForce RTX 2070の8割程度の性能を持ったGPUだ。この性能とVRAMの容量は、NVIDIAがターゲットにした「フルHD~WQHD解像度でのゲーミング」に適したものであり、最新のゲームではやや力不足となっていたGeForce GTX 1060の後継として十分な性能を備えている。
Battlefield Vのテストで示したとおり、GeForce RTX 2060の性能はDXRによるリアルタイムレイトレーシングを実用可能なレベルにある。GeForce RTX 20 シリーズが実現するリアルタイムレイトレーシングやDLSSといった新機軸をより安価に提供するGPUとしての期待も大きい。
最先端のゲームグラフィックスを提供するGeForce RTX 2060が想定売価どおりの価格で登場すれば、ゲーミングPCの新調やアップグレードを考えているゲーマーにとって注目のGPUとなるだろう。