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【5月の人気・注目記事まとめ】Ryzen TheadripperとCore i9-7980XEが火花を散らす。Surface LaptopやNew Surface Proも登場。WannaCryが世界で猛威を振るう

 ここでは5月に発表された新製品や注目のニュース、人気記事などをダイジェスト的にまとめている。

 それぞれの記事の詳しい内容については、カテゴリ別にリンクを張っているので、そちらから各々の記事をご覧いただきたい。

CPU編

 5月はAMDとIntelの双方によるメニイコアCPUの発表という大きなトピックがあった。AMDは16コアの「Ryzen Theadripper」を、Intelはそれを追うようにして18コアの「Core i9-7980XE」を発表。Core i9-7980XEはコア数のわりに1,999ドルという意外と抑えめの価格だったこともあり、IntelのAMDに対する強力な牽制でさらに盛り上がりを見せた。

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GPU編

 NVIDIAがPascalに続く次世代GPU“Volta”を採用した「Tesla V100」を発表。AI向けのTensor Core 640基を備え、ディープラーニング性能は120TFLOPSに到達。CUDAコア数は5,120基となっている。コンシューマ向けのVoltaの登場も期待される。

 また、NVIDIAはゲーミングPC向けソリューション「Max-Q」を発表。クロックや消費電力のバランスを取り、GeForce GTX 1080を搭載しながら薄型かつ静音仕様のゲーミングノートを可能にする。COMPUTEX TAIPEI 2017ではMax-Q準拠のノートPCも展示されていた。

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Windows編

 Microsoftは米シアトルで開催された開発者向け会議のBuild 2017にて、Windows 10の次期大型アップデート「Fall Creators Update」を発表。今年の後半に配信する予定であることを伝えた。このほか、COMPUTEX TAIPEI 2017では、eSIMを使ってどこからでもPCの接続を行なえる「Always Connected PC」という構想を立ち上げている。

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ノートPC・2in1・デスクトップPC編

 MicrosoftからSurfaceシリーズ初のクラムシェル型「Surface Laptop」が発表。これに続いて、ナンバリングをなくした「New Surface Pro」も登場。外見は現行のSurface Pro 4と似ているものの、ペン機能の強化や新たに800以上のカスタムパーツを使用するなど、大幅に刷新されている。

 このほかにも、クリエイター向けの一体型PC「Surface Studio」の日本での発売がようやく決定するなど、Windows 10 OSと合わせてMicrosoftの動向に注目が集まった。

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スマホ・タブレット編

 スマートフォンは、NTTドコモから2017年夏モデルとして、「Xperia XZ Premium」、「Xperia XZs」、「Galaxy S8」、「Galaxy S8+」などが発表。タブレットではドスパラやHuaweiの低価格製品が注目されていた。

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セキュリティ編

 セキュリティの話題としては、近年まれに見る騒動となったランサムウェア「WannaCry」が挙げられる。世界中で感染が広まり、ことの発端となった米NSA製作の脆弱性攻撃ツールを流出したハッカー集団「The Shadow Brokers」が収集データの販売を行なう声明を出すなど、社会問題に発展している。

 また、HP製PCのオーディオドライバにキーロガーが見つかるといった問題も発生し話題となった。HPは後日修正されたドライバを配布している。

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たくさん読まれた記事編

 5月中の記事では、2017年春モデルのモバイルノートPC 9台を専門家5人が評価する「プロが選ぶ2017年春の推しモバイルノート」が1番読まれていた。続いてSurface LapやNew Suface Proといった新ノートPC、WannaCry向けのWindows XP向けパッチ配布、そして科学ネタとして、NTTによるマクスウェルの悪魔の実験成功記事にアクセスが集まっていた。

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