やじうまPC Watch

知らない間にWindows 10にアップグレードされることを防いでくれるソフト

Windows10アップグレードブロックEye

 Windows 7/8.1からWindows 10に無償アップグレードできる期間がいよいよ後2カ月ちょっととなった。ご存知の通り、MicrosoftはWindows 7や8.1向けに、Windows Update経由でWindows 10へのアップグレードできるプログラムを配布しており、ユーザーは手間をかけずにWindows 10へアップグレードできる。

 もちろん、当初からWindows 10へのアップグレードを考えていたユーザーにとって、これ以上ありがたいことはないのだが、「知らない間にアップグレードが勝手に予約され、ある日PCを使おうと思ったらWindows 10になっていた」という“事故”も多発している。また、「Windows 10のハードウェアは別途買ってあるから、今のハードウェアは既存のOSのまま使いたい」というパワーユーザーにとっては、お節介な機能でもある。

 そんな事故や煩わしさを防いでくれるソフトがある。電机本舗が無料で配布しているWindows 10向けツール「Windows10レスキューキット」には、Windows 10へのアップグレードが適合するかどうかを事前にチェックする「Windows10アップグレードチェッカー」が同梱されているのだが、このたび4月27日のアップデート(Ver.2.1)で、新たに「Windows10アップグレードブロックEye」という新機能が実装された。

 この機能は、OSの更新設定の変更を常駐監視するインストーラ版に実装されたもので、Windows 10への自動アップグレードを抑止するほか、タスクトレイの「Windows 10を入手する」の表示も抑止できる。

(劉 尭)