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Windows 95がApple M1搭載Mac上でアプリとして動作

 Slackのデスクトップアプリを開発し、JavaScriptを使ったクロスプラットフォームアプリ実行環境Electronの管理者でもあるFlix Reseberg氏は5日、Electronを使って“アプリ化”した「Windows 95」のArm版を公開した。

 このアプリ版Windows 95は、オリジナル版Windows 95のほとんどの機能が動作する。同ソフトは2018年に公開され、これまでWindows、macOS、Linux版が提供されていたが、このたびArmプロセッサのApple M1やWindows on Armデバイス、Arm版Linuxでも動作するようになった。

 ちなみに仕組みとしては、JavaScriptで書かれたx86エミュレータ「v86」の99%コピーに、Windows 95を入れただけのもののようだ。ディスクイメージをホストOSでマウントすれば、自身でソフトを入れて動作させることも可能だとしている。