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初代PlayStation向けゲームが22年の時を経て正式リリース

 ゲームデザイナーのPIROWO氏は、初代PlayStation向けの3DアクションRPG「Magic Castle」がじつに22年の時を経てフル版をリリースしたと発表した。

 これは同氏が1998年にデモバージョンを制作していたゲームで、魔法の城を探検するファンタジーアクションRPGとなっている。トラップやモンスターとの戦闘を切り抜け、アイテムを見つけ出してキャラクターを成長させながら、最終的に“幻の財宝”を手に入れることを目的としたシンプルなストーリーだ。

 特徴の異なる4つのジョブが用意されているほか、回復薬や武器、防具、巻物といった特別な効果を持ったアイテムも登場。個性豊かなモンスターも特徴的な攻撃を仕掛けてくる。また、カメラが自動的に見やすい角度へ回転する点もユニークだ。

 なかでも特徴的なのがBGMで、音楽データは2つしかない。いずれもローランドのSC-88を使って作られ、PlayStationビルドインのサウンドソースに最適化。MIDIシーケンスデータをもとに、サウンドプログラムが、プレイヤーの状況やシーンに合わせてテンポやトラックを選択/コントロールする仕組みになっているという。

 このゲームは正式リリースされる前に開発が止まっていたが、2020年のコロナ禍のなか、スペインの有志GOBOUSEIが開発を受け継ぎ、2020年12月24日に完成版を公開した。配布はInternet Archiveで行なわれており、無償でダウンロード可能。

 なお、現時点では日本語訳が行なわれていないほか、PlayStation 2/3での動作テストが済んでおらずバグが存在する。