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明治大学、装着するだけで食べ物の味を変えられる手袋型デバイス

 明治大学 総合数理学部先端メディアサイエンス学科 宮下芳明教授、および同学科3年の鍜治慶亘氏は、装着するだけで「食べ物の味」を変えられる手袋型デバイスを開発したことを発表した。

 同デバイスは、人差し指部に取り付けられている電極からスプーンやフォーク、コップなどの金属製の食器を介して舌に電気味覚を付与するというもの。気軽に飲食物へ電気味覚を付与した食事をすることが可能になるという。

 従来手法では難しかった、バナナといった果物などの手づかみで食べるものに対しても電気味覚を付与することが可能で、人差し指の位置でオン/オフの切り替えや味の変化などを調整できる。

あらゆる金属製食器を電気味覚提示に用いる手袋型デバイスの試作