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研究者向け、実験機器のシェアサービス「Co-LABO MAKER」

大型の電顕まで貸し出されている

 株式会社Co-LABO MAKER(コラボメーカー)は13日、実験機器の時間貸しが行なえるシェアリングサービス「Co-LABO MAKER」のベータ版サービス開始を発表した。アクセスの限られる高価な実験機器導入の障壁を下げるほか、異分野でどのような実験をすればいいのかわからないユーザーへのコーディネートを行なう。

 サービス側に支払う料金は、ユーザーと出品者の間で利用取引が成立したさいの取引金額の10%とする。コーディネートを行なった場合などはコンサル料などが生じる場合がある。

 本稿執筆時点(2018年3月13日)では、電子顕微鏡や構造解析装置、低温プローブなど高価な機材が出品されている。また、実験成果をユーザーで占有する/しないによって料金が異なる場合があるのも特徴的だ。

 Co-LABO MAKERは、今後、コミュニケーション機能の拡充など本格的なサービスの提供を行なっていく方針だ。