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MITの人工知能研究に、元Google CEOのエリック・シュミット氏が参加

Alphabet元経営執行役会長 Eric Schmidt氏 画像:Dan Clark

 米マサチューセッツ工科大学(以下MIT)は5日(現地時間)、Googleの親会社であるAlphabetの元経営執行役会長であるEric Schmidt(エリック・シュミット)氏が、2018年春から1年間、MITに訪問イノベーションフェローとして参加することを発表した。

 シュミット氏は、人間および機械の知能を次のレベルへ引き上げるというMITの計画において、2月1日(米国時間)に発足が発表された、知能研究の困難な問題を追求する研究所全体のイニシアチブである「MIT Intelligence Quest」の顧問を務める。

 MITには、シュミット氏のほか、アッシュ・カーター元国防長官や、Ethernetの共同発明家であり3COMの共同設立者でもあるボブ・メトカーフ(ロバート・メトカーフ)氏、デヴァル・パトリック元マサチューセッツ州知事らが、訪問イノベーションフェローとして参加している。

 シュミット氏は、プリンストン大学で電気工学の理学士号を取得後、カリフォルニア大学バークレー校で電気工学の修士号と計算機科学の博士号を取得。

 その後、ゼロックスパロアルト研究センターでソフトウェア技術を学び、米Sun MicrosystemsのCTO(最高技術責任者)として、Javaプログラミング言語の開発を支援。2001年よりGoogleのCEOを努め、2015年にAlphabetの執行委員長に就任した。

 2018年1月に委員長を辞任しているが、取締役およびテクニカルアドバイザーとして、現在もAlphabetに在籍している。

 シュミット氏は、訪問イノベーションフェローとして、同氏はMITの研究者らと直接協力して、緊急の地球規模の問題に取り組むために、発明を超え革新を起こすための複雑なプロセスの探求を行なうという。また、イベントや講演会、学生起業家との個別セッションを通じて、MITのコミュニティと交流する予定としている。

 同氏はリリースにおいて、「規模を拡大できる企業の構築に、自分のキャリアの大部分を費やしてきたが、AIは次の大きなスケーラビリティプラットフォームである」と語っている。