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GeminiのAI文章作成機能がGmail/Googleドキュメントで日本語対応

 Google Workspace向けAI搭載ライティング機能「Help me write」が、日本語版のGmailおよびGoogleドキュメントに対応した。

 Help me writeは、メールやドキュメントの下書きを自動生成・改善できるツール。対象言語の拡大で、より多様なユーザーのニーズに応えることが可能になった。文章作成の手間を大幅に削減し、ユーザーはアイディアの具体化や調整に注力できる。

 機能はすでにリリースされているが、利用可能となるには最大15日かかる。

Gmail向け

 Gmail向けには、新たな対応言語に日本語と韓国語が追加された。ユーザーは「Help me write」ボタンをクリックすると、AIによる下書きの生成や改善、文体の変更、推敲などができる。

 対象ライセンスは以下の通り。

  • Business Starter/Standard/Plus
  • Enterprise Starter/Standard/Plus
  • Google One AI Premium
  • Gemini Education/Education Premiumアドオン

 また1月15日以降販売停止のGemini Business/Enterpriseアドオンも対象となる。

Googleドキュメント向け

 Googleドキュメント向けには、新たな対応言語に日本語、イタリア語、フランス語、ドイツ語が追加された。数単語の入力で、トピックに沿った下書きが即座にAI生成できるほか、生成結果の長さ、トーン、フォーマットを調整可能。また、特定のテキストを選択し、誤字・脱字の修正、言葉選びの改善、文章の流れ調整も行なえる。

 対象ライセンスは以下の通り。

  • Business Standard/Plus
  • Enterprise Standard/Plus
  • Google One AI Premium
  • Gemini Education/Education Premium

 また1月15日以降販売停止のGemini Business/Enterpriseアドオンも対象となる。