Amazon、画質やレイテンシを改善した動画生成AI「Nova Reel 1.1」

　Amazonは7日、基盤モデル「Nova」に含まれる動画生成AIモデルの最新版「Nova Reel 1.1」を発表した。従来のNova Reel 1.0に比べて、6秒間のシングルショット動画生成において、品質やレイテンシが改善したとする。

　Nova Reel 1.1では、Multishot AutomatedとMultishot Manualの2つのモードを用意。前者は4,000文字以内の単一プロンプトをもとに、マルチショット動画を生成するモード。画像入力は受け付けない。

　後者は、ショット構成をより直接的に制御できるモード。1つの動画に最大20ショットまで生成でき、各ショットは512文字以内のプロンプトやショット開始時点の画像入力(1,280×720ドットまで)も行なえる。

　現時点では米国東部(北バージニア)リージョン内のAmazon Bedrockで利用でき、Amazon Bedrockコンソール、AWS SDK、AWS CLIよりモデルにアクセスできる。