世界的ブームの「PUBG」がついに本格的なアンチチートに乗り出す

　世界的なブームとなっているバトルロワイヤル式シューティング「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)だが、最近はチートプログラムの横行がプレイヤーを悩ませている。

　PUBGチートプログラムにはさまざまなものが存在するが、なかでも障害物越しに各プレーヤーの位置を可視化するものは、ゲームバランスを大きく崩す凶悪なものだ。PUBGはこれまでチートプログラムを利用したアカウントの凍結など、さまざまな対策を講じてきたが、根本的な解決になっておらず、Steamでのユーザーのゲームへの評価を大きく下げる原因となっている。

　このたび27日の臨時メンテナンスで、ついにアンチチート対策が盛り込まれることが、公式Twitterで明らかとなった。クライアントもひっそりと更新されており、チートプログラムが使用できなくなったと見られる。

　とは言え、PUBGそのものはまだ製品版ではなく、あくまでも早期アクセスでベータテストに参加している状態だ。年末の正式リリースに向け、今後もさまざまなゲームバランスの調整やバグフィックス、ハードウェアへの最適化が取り込まれることになる。

One hour maintenance is scheduled tomorrow to implement changes to a backend system needed for an anti-cheat measure. Thank you.

— PLAY BATTLEGROUNDS (@PUBATTLEGROUNDS)2017年10月26日