イベントレポート

新規格のCAMM2メモリなどをAI生成のレーサーが紹介。Kingstonが台湾で展示イベント

FURY Impact DDR5(CAMM2)。表面にはメモリが実装されている

 Kingstonは、COMPUTEX TAIPEI 2024の開催にあわせた展示会を開催した。新規格のCAMM2メモリや、数量限定のハイエンドDDR5メモリモジュールなどを展示していた。

 「FURY Impact DDR5(CAMM2)」は、メモリモジュールの新規格であるCAMM2に対応した製品。現行のSO-DIMMと比べて高速なCPU-メモリ間通信が行なえるとされ、より高クロックでの動作も可能だとされる。展示スペースでは、FURY Impact DDR5(CAMM2)本体のほか、このメモリを装着したマザーボードとして、ASUSの「LENGSHUIKENG」とMSIの「Z790 PROJECT ZERO PLUS」も並べられていた。

裏側。上方が接続部分、下方がメモリ
ASUSのLENGSHUIKENG
MSIのZ790 PROJECT ZERO PLUS

 また、8,000MT/sのオーバークロックに対応するDDR5メモリモジュール「FURY Renegade RGB DDR5 Limited Edition」も展示。レーシングカーの技術革新をテーマに開発/デザインされ、本製品専用のRGB LEDライティングも19種類用意される。

FURY Renegade RGB DDR5 Limited Edition
ミニチュアのレーシングカーにメモリを載せた展示も

 今回の展示会は「レース」をテーマにしており、6種類の製品ラインをイメージしたレーサーをAIで生成し、彼らとともに製品を紹介していたほか、同社製メモリやストレージを搭載したPCを使ったレーシングシミュレータの体験コーナーなども設けられていた。

各製品をイメージしてAIが生成したレーサー達が製品を紹介していた
レーシングシミュレータの体験コーナーも
大学のレーシングクラブが開発するAI自動運転レースカーに関連して、データ分析やソフトウェア開発を行なうPC向けに、同社がSSDやメモリを提供していることも紹介されていた