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Nothing Phone (3a)の国内版が登場。FeliCaやeSIMにも対応

Nothing Phone (3a)

 Nothingは、Snapdragon 7s Gen 3搭載6.77型スマートフォン「Nothing Phone (3a)」の国内版を15日に発売する。すでに予約受付を開始しており、価格は8GBメモリ/128GBストレージモデルが5万4,800円、12GBメモリ/256GBストレージモデルが5万9,800円。

 Nothing Phone (3a)は、3月4日にグローバルで発表された6.77型スマートフォン。シリーズの特徴であるシースルーデザインを継承しつつ、新たにトリプルカメラやEssential Keyボタンの搭載、eSIMのサポートなどを果たした。国内向けの機能として、FeliCaおよびおサイフケータイにも対応している。

 カメラは、5,000万画素広角と800万画素超広角に、新たに5,000万画素2倍望遠が加わった3眼構成を採用。オートフォーカス速度や暗所撮影性能の向上も図っている。前面は3,200万画素広角で、従来モデルのPhone (2a)よりノイズを抑えつつ明るく撮影できるようになった。

 SoCにはSnapdragon 7s Gen 3を搭載。従来からCPU性能が最大33%、GPU性能が11%向上し、ゲーム向け機能のSnapdragon Elite Gamingも利用できる。また、AI性能は92%の大幅アップを果たし、オンデバイスでのAI処理も高速化した。

 ディスプレイは6.77型2,392×1,080ドットAMOLEDを採用。120Hzのアダプティブリフレッシュレートや最大1,300cd/平方m(ピーク時3,000cd/平方m)の輝度、10億7,000万色の表示色数などに対応する。また、標準時で480Hz、ゲーミングモード時で1,000Hzのタッチサンプリングレートもサポートしており、応答性の高い操作が行なえるとする。

 本体右側面には、新たなボタンとしてEssential Keyを装備。押すと画面上のキャプチャ、長押しすると音声の録音が行なえ、気になるコンテンツや思いついたアイデアなどを素早く保存できる。これらのコンテンツはEssential Spaceにまとめられ、AIがアクションの提案や要約、整理などを行なってくれる。

 そのほか、4,500平方mmの大型ベイパーチャンバーによる冷却性能の向上、最大2日間の通常使用が可能という5,000mAhバッテリ、50Wの急速充電なども特徴とする。OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.1を搭載する。

 SIMはNano SIMカードおよびeSIMをサポート。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、NFC(FeliCa対応)なども備える。本体サイズは77.5×163.52×8.35mm、重量は201g。カラーはブラック、ホワイト、ブルー(楽天モバイル限定)。

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