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東芝、厚さ7mmで容量1TBの2.5インチHDD

MQ02ABF100
11月 サンプル出荷

 株式会社東芝は、厚さ7mmで容量1TBを実現した2.5インチHDD「MQ02ABF100」を11月よりサンプル出荷を開始する。

 プラッタ2枚版専用の新設計薄型機構と薄型スピンドルモーターを採用し、7mm厚でプラッタ2枚の内蔵を実現。従来の1TB製品「MQ01ABD100」(9.5mm品)と比較して2.5mm薄型化され、薄型ノートPCに好適としている。

 また、同社の2.5インチHDDとしては初めて薄型専用のボイスコイルモーターとピエゾ素子を組み合わせた2段アクチュエータを採用。高い精度でトラッキングでき、安定した動作を実現するという。

 主な仕様は、回転数が5,400rpm、キャッシュが16MB、平均シーク時間が12msec、ヘッド数が4基。騒音はアイドル時22dB、シーク時23dB。耐衝撃性は動作時が350G(2msec)、非動作時が900G。

 本体サイズは69.85×100×7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は最大99g。750GBモデルの「MQ02ABF075」も用意される。

(劉 尭)