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Samsung、Androidアプリも動くコンバーチブル型PCなど新製品を発表
~3,200×1,800ドット対応13.3型液晶も2製品に採用
(2013/6/21 14:25)
韓国Samsung Electronisは20日(英国時間)、Windows 8搭載PCおよびタブレット計5製品を発表。3,200×1,800ドット表示対応の13.3型液晶を搭載し、Windows 8上でAndroidアプリが走るというコンバーチブル型製品などが登場した。
「ATIV Q」はWindows上でAndroidアプリを動作させられるとするコンバーチブル型PC。ベースはWindows 8で動作するが、その上でAndroid 4.2.2も動作し、Google Playにも対応。データの移動やフォルダ/ファイルの共有もWindowsとAndroid間で行なえる。
また、ほかのAndroidデバイスとWindows搭載PCの間でキーボードやクリップボード、液晶ディスプレイなどを共有する「SideSync」機能も提供される。
液晶とキーボードは独特のパネルで連結しており、それぞれの根元に関節を装備。先日国内発表された日本エイサーの“イーゼルヒンジ”に近い形状となっている。
ディスプレイは、3,200×1,800ドット表示対応13.3型タッチ対応液晶。電磁誘導方式のスタイラス「S-Pen」にも対応。画素密度は275ppi。
そのほか公表されているスペックは、CPUに第4世代Core i5、GPUはCPU内蔵グラフィックス、メモリ4GB、SSD 128GB。インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0、HDMI出力、microSDカードスロット、720p対応Webカメラ内蔵、音声入出力など。ドングルを用いた有線LANにも対応。
バッテリ駆動時間は9時間。本体サイズは327×217.8×13.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.29kg。本体色はアッシュブラック。
「ATIV Tab 3」は、CPUにAtom Z2760を搭載する重さ550gの10.1型ピュアタブレット。解像度は1,366×768ドットで、S-Penにも対応する。そのほかの仕様はメモリ2GB、ストレージ64GB eMMC、Windows 8。インターフェイスはMicro USB 2.0、Micro HDMI出力、microSDカードスロット。
バッテリ駆動時間は10時間。本体サイズは厚みのみが公表されており8.2mm。本体色はホワイト。
「ATIV Book 9 Plus」は3,200×1,800ドット対応13.3型タッチ液晶を搭載するクラムシェル型ノートPC。アルミ一体成型ボディを採用する。
CPUは第4世代Core i7/i5(最上位モデル)、GPUはCPU内蔵グラフィックス、メモリ最大8GB、SSD 最大256GB、Windows 8。インターフェイスはUSB 3.0×2、Micro HDMI出力、Mini VGA、SDカードスロット、720p対応Webカメラ、音声入出力、有線LAN(ドングル経由)。
バッテリ駆動時間は12時間。本体サイズは319.6×222.9×13.6mm(同)。重量は1.39kg。本体色はアッシュブラック。
「ATIV Book 9 Lite」はその下位モデル。液晶解像度が1,366×768ドットで、タッチ対応が工場出荷時オプションとなるほか、CPUは最大1.4GHz動作のクアッドコア製品、メモリ4GB、USBがUSB 3.0×1、USB 2.0×1となる。一方カードリーダは3 in 1タイプへ強化されている。
バッテリ駆動時間は非タッチパネルモデルで8.5時間。本体サイズ/重量は非タッチパネルモデルが324×224×16.9mm(同)/1.44kg。タッチパネルモデルは324×224×17.4mm/1.58kg。本体色はアッシュブラックとホワイト。
「ATIV One 5 Style」は、フルHD(1,920×1,080ドット)対応の21.5型液晶一体型PC。CPUはAMD A6、メモリ4GB、HDD 最大1TB、Windows 8。インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI入力、HDMI出力、3 in 1カードリーダ、音声入出力、有線LAN(ドングル経由)。
重量は5.9kg。本体色はホワイト。