東芝、ディスク1枚で220GBの1.8インチHDD

MK2239GSL

1月25日 発表



 株式会社東芝は25日、容量220GBの1.8インチHDD「MK2239GSL」を発表した。200GBの「MK2039GSL」、160GBの「MK1639GSL」とともに商品化し、2月より量産を開始する。

 ディスク1枚構成の1.8インチHDDとして業界最大容量を達成したHDD。面記録密度は1,001Mbit/平方mm(646Gbit/平方インチ)で、こちらも業界最高だという。筐体は通常の1.8インチHDDが厚さ8mmであるのに対して、5mmとなっている。重量も2枚構成より軽い。

 エネルギー消費効率も高め、従来の「MK1634GAL」(ディスク1枚1.8インチHDD、160GB)と比較して約15%向上。消費電力はシーク時、リード/ライト時ともに1.3W。消費電力とともに原材料製造時の環境負荷を減らし、年間62gのCO2を削減するという。

 インターフェイスはSATA(LIF) 1.5Gbps。回転数は4,200rpm、平均シークタイムは15ms、バッファ容量は16MB。騒音はアイドル時14dB、シーク時15dB。耐衝撃性、耐振動性は2.5インチHDDよりも優れているという。

 本体サイズは54×71×5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は48g。

(2011年 1月 25日)

[Reported by 山田 幸治]