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AI価格戦勃発?GPT-5.6が最大80%値下げで中国勢に対抗か

 トークンあたりの価格を下げて、低価格で台頭する中国勢に対抗する――。OpenAIは7月30日(米国時間)、最先端AIモデル群「GPT-5.6」シリーズの値下げを発表した。中でも最廉価の「GPT-5.6 Luna」の80%値下げは注目に値し、100万トークン入力あたり0.2ドル(約32円)、100万トークン出力あたり1.2ドル(約193円)と群を抜いて安くなった。このほか、「GPT-5.6 Terra」は20%オフとなった。

 一方、最上位の「GPT-5.6 Sol」は価格改定を行なわずにAPIへ「Fastモード」を追加。同じ知能のまま、価格は2倍となるが、最大2.5倍の速度で利用できるようになった。

 OpenAI最高経営責任者のSam Altman氏は、X(旧Twitter)での投稿で、GPT-5.6 Lunaが「Artificial Analysis Intelligence Index v4.1」において「DeepSeek V4 Pro」や「GLM-5.2 Max」より安価かつ高知能であることを示し、これまで価格で優位に立っていた中国製AIを牽制。「私たちはあらゆるレベルで最良の価格/知能のトレードオフを提供したいと考えている」と述べ、価格改定の意図を表明した。

新価格
モデル100万トークン入力あたりの価格100万トークン出力あたりの価格
GPT-5.6 Luna0.2ドル1.2ドル
GPT-5.6 Terra2ドル12ドル