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単一のDGX Sparkで動く!コーディング特化AI「Laguna S 2.1」が無償公開
2026年7月22日 11:44
AIスタートアップのPoolsideは7月21日(米国時間)、コーディングおよびエージェントタスクに特化した最新の言語モデル「Laguna S 2.1」を発表した。総パラメータ数1,180億(118B)、アクティブパラメータ数80億(8B)のMixture-of-Experts(MoE)構成を採用しており、最大100万トークンのコンテキストウィンドウに対応する。モデルはHugging Faceなどから無料でダウンロードでき、ライセンスはOpenMDW-1.1。
Laguna S 2.1は118B-A8Bと総パラメータ数/アクティブパラメータ数ともに小規模であり、ローカル環境での実行や効率的なエージェント運用に適した設計でありながら、自身の何倍もの規模を持つ超大型モデルと遜色ない長期的タスク能力とコード生成性能を実現。6カ月前の最先端モデルを、単一のDGX Sparkで実行できるほど小さなサイズに収めた。
実際のベンチマークでは、端末を介した長時間の複雑なタスク処理能力を評価する「Terminal-Bench 2.1」において、思考モード時に70.2%(非思考時は60.4%)のスコアを達成。1.6兆パラメータ(1.6T)規模の「DeepSeek-V4-Pro-Max」や975B規模の「Inkling」といった巨大モデルを上回る結果を示した。
さらに、高難度コーディングベンチマーク「DeepSWE v1.1」でも40.4%を記録し、100Bクラスでは随一の性能を達成した(ただしリーダーボードでほかのモデルが使っているハーネスと同じmini-swe-agentではなく、自社の「pool」を利用)。
Laguna S 2.1はマルチモーダルではないため視覚機能を持たない。しかしそうした状況下でも、創意工夫により、JavaScriptだけでHTMLとCSSをレンダリングするシンプルなブラウザエンジンを作ることに成功した。また、2026年1月にGPT-5.2 Proが解いた未解決数学問題Erdős #397を、Laguna S 2.1が独自に解決することに成功し、数学性能も高いことを示した(モデル知識のカットオフ日が2025年11月であるため、GPT-5.2 Proの影響を受けていない)。
5月22日に4,096台のNVIDIA H200 GPUを使ってトレーニングを開始してから、ローンチまで9週間未満でリリースにこぎつけた。今後もエージェント型コーディング機能に引き続き注力するとしており、開発者の注目を集めそうだ。






















