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512GBのDDR5メモリが登場。しかも9,200MT/sで爆速

写真は128GBのDDR5 RDIMM

 512GBって今仕事で使ってるSSDより容量が多いじゃん……。Micronは9月15日(米国時間)、世界初となるサーバー向けの512GB DDR5 RDIMMを複数のサーバープラットフォームで実証したと発表した。量産は2027年後半の見込み。大容量化によりAI、分析、インメモリデータベース、シミュレーションといった負荷の高いワークロードをサポートする。

 今回Micronが開発した512GBのDDR5 RDIMMは、シリコン貫通ビア(TSV)を利用した垂直相互接続パッケージング技術によって実現されている。個々のDRAMパッケージ内の密度を最大化しつつ、最新データセンターのアーキテクチャが求める性能を達成。24スロットを備えたデュアルソケットサーバーで使用すれば、1台で最大12TBを実現できる。動作速度は最大9,200MT/s。

 大容量化により効率も向上する。より大きなデータセットをメインメモリに常駐できるため、低速なストレージ層への依存度が低減し、コストがかかるデータ移動を最小限に抑えられる。また、電力効率も改善し、128GBのRDIMMを4枚使った場合と比較して、動作電力を60%以上削減する。

 Sparkサポートベクターマシン(SVM)ベースのデータ分析といったメモリ負荷の高いワークロードでは、256GBのDDR5メモリ構成と比較して性能が最大1.4倍向上。RocksDBやRedisといったデータベースおよびキャッシングプラットフォームでも、スループットと並列処理能力の向上、データセットの効率的なスケーリングを実現する。

 Micronは次世代サーバープラットフォーム全体での動作を検証するために、主要なエコシステムパートナーと緊密に連携し、幅広い互換性の確保を図る。AMDとIntelが同モジュールの検証を進めている。