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Appleの新CEOにジョン・ターナス氏、ティム・クック氏は取締役会長へ

ジョン・ターナス氏(左)とティム・クック氏(右)

 米Appleは4月20日(現地時間)、ティム・クックCEOが9月1日に現職を退任し、次期CEOとして現ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のジョン・ターナス氏が就任すると発表した。クック氏は取締役会長に就任する。クック氏は円滑な移行に向け、ターナス氏と連携しながら夏の間も引き続きCEOの職を務める。

 クック氏は1998年にAppleに入社。2011年にCEOに就任し、「Apple Watch」、「AirPods」、「Apple Vision Pro」といった新カテゴリ製品や、「iCloud」、「Apple Pay」、「Apple TV」、「Apple Music」といったサービスの導入を指揮した。CEOとして就任している間、Appleの時価総額は約3,500億ドルから4兆ドルへと1,000%以上増加し、年間売り上げは2011年会計年度の1,080億ドルから2025年度の4,160億ドル以上へとほぼ4倍に増加した。

 特にサービスはクック氏の注力分野であり、この分野は1,000億ドルを超える事業規模に成長した。また、ウェアラブル分野の創出にも尽力し、時計やヘッドフォンカテゴリなどを生み出した。そして自社設計のシリコンへの移行も実現し、主要技術の所有権を拡大するとともに、業界をリードする電力効率と性能向上を実現したとしている。

 一方、新任のターナス氏は、2001年にAppleの製品設計チームに加わり、2013年にハードウェアエンジニアリング担当副社長に就任。2021年にはハードウェアエンジニアリング担当上級副社長として経営陣に加わった。iPad、AirPodsといった複数の新製品ラインの導入に加え、iPhone、Mac、Apple Watchなど多くの世代にわたる製品開発において重要な役割を果たした。特に直近では「MacBook Neo」、「iPhone 17 Pro」、「iPhone 17 Pro Max」、「iPhone Air」、「iPhone 17」などを担当した。

ジョン・ターナス氏