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Microsoft 365とCopilot Proを統合した最上位プラン「Microsoft 365 Premium」
2025年10月3日 13:39
Microsoftは、個人向けサブスクリプションの新たな最上位プランとして「Microsoft 365 Premium」を発表した。料金は月額3,200円。
Microsoft 365 Premiumは、AIによるアシスト機能を大幅に強化した、個人向けサブスクリプションの新プラン。Microsoft 365 Premiumには、同社の生成AI機能利用プラン「Copilot Pro」が統合された。これにより、Wordでの文書作成や要約、Excelでのデータ分析やグラフ化、PowerPointでのプレゼンテーション生成といった作業を、AIとの対話を通じて効率的に実行できるようになる。
また、商用向けに発表されていた推論エージェント「Researcher」および「Analyst」へのアクセスが可能になる、画像生成や近日公開予定の新機能「Voice」への使用回数が他プランと比較して多く設定されているなど、個人向け最上位プランとして既存プランと差別化が図られている。
もちろん、従来のMicrosoft 365が提供してきた機能もプランに含まれており、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteといったソフトウェアに加え、1TBの大容量OneDriveクラウドストレージ、Microsoft Defenderによる高度なセキュリティ機能が提供される。
また、既存の「Microsoft 365 Personal」および「Family」プランの契約者向けにも機能強化が実施され、Microsoft 365アプリ内でAIチャット機能「Copilot Chat」が利用可能になるアップデートが提供される。Copilotアプリ上で利用可能な「Deep Research」や「Vision」などは無料プランよりも多くの利用回数が提供され、VoiceはCopilotアプリ上からは無制限、Office上からは無料プランより多くの使用回数とともに提供されるという。
最先端の試験的なAI機能へのアクセスも提供される。これまで企業向けに提供されていた「Frontierプログラム」の対象が法人プランから個人プランに拡大され、Microsoft 365 Premium/Family/Personal契約者は、Officeと連携したAI機能である「Office Agent」や「Agent Mode」といった試験中の機能を利用可能になるという。
Microsoft 365 Premiumの開始をもって、Copilot Proプランは販売終了となる。Microsoft 365 Premiumへの移行を呼び掛けており、Personal/FamilyとCopilot Pro両方を契約していた場合には、従来機能をすべて維持しながらコスト面でのメリットを享受できるという。
このほか、これまで米国内で展開されていた、大学生を対象にMicrosoft 365 Personalを1年間無料で提供するキャンペーンについて、対象地域を世界の主要市場へ拡大するという。大学が発行するメールアドレスで登録することで、すべての機能を利用できる。登録期限は10月31日。
今回の更新に合わせて、Microsoft 365のアプリアイコンが、AI時代に向けた新たなデザインに置き換えられるという。今後数週間以内に順次展開予定としている。














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