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Google、音声で会話できる「Search Live」。Android/iOSで展開開始

Search Liveの利用イメージ

 Googleは19日、Labs実験プログラムの「AIモード」に参加しているユーザーを対象に、Android/iOS向けのGoogleアプリにおいて音声での自然な会話が可能な「Search Live(ライブ検索)」の提供を開始した。

 Search Liveでは、ユーザーが話しかけるだけでAIが音声で応答。たとえば「リネンのワンピースがスーツケースでシワにならない方法は?」と聞けば、AIが音声で役立つアドバイスを返し、「それでもシワになってしまったら?」と続けて質問することもできる。画面上には関連するWebリンクも表示され、深掘りしてしたい時もすぐにアクセス可能。

 バックグラウンドでも動作するため、ほかのアプリを使いながら音声会話を継続できる。画面下部の「トランスクリプト」ボタンをタップすることでテキストで確認したり、文字入力による追加の質問も可能。AIモードの履歴画面から会話を再開したりもできる。

 Search LiveのAI機能は、高度な音声機能を備えたカスタム版「Gemini」が利用され、信頼性の高い情報と最高クラスの品質に基づいて構築されているという。また、クエリファンアウト技術も応用されており、幅広く多様なコンテンツを表示できる。

 LabsでAIモードを有効にしたユーザーであれば、Googleアプリを開いて検索バー下に表示される新しいアイコンからアクセスできる。今後数カ月以内に、カメラと組み合わせて見ているものをリアルタイム検索表示する機能などが導入される見込み。

Search Liveのデモ