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Mac版3DMarkが公開。高負荷ベンチのSteel Nomadも実行可能
2025年6月16日 12:43
UL Solutionsは12日、3Dベンチマークソフト「3DMark」のMacに対応するmacOS版を公開した。記事執筆現在、Steamにおいて3,900円で購入できるほか、近日中にEpic Games Storeおよび公式サイトでも提供が開始される予定。なお、既にWindows版を購入している場合、追加料金なしでmacOS版を利用できる。
Windows版と同じくSteel Nomad、Steel Nomad Light、Wild Life Extreme、Solar Bayなどの各種ベンチマークが実行可能なほか、特定シーンでのグラフィック設定やカメラアングルを変更できるExplorer Mode、HDR、ループ実行なども行なえる。
UL Solutionsによると、Steel Nomad Lightの公開以降、iOS版のベンチマーク結果として提出されたデータのうち、6分の1がmacOSデバイス上で実行したものであることが判明したことがmacOS版3DMarkを開発したきっかけだという。とりわけ一部の高性能なmacOSデバイスでiOS版の3DMarkを実行した場合は、最大フレームレートがディスプレイのリフレッシュレートに制限されることから、ベンチマークスコアに悪影響を及ぼすおそれがあるという。
macOS 14 Sonoma以降でAppleシリコンを搭載したMacに対応する。macOS版はMetalによってmacOSネイティブで動作することから、ベンチマークスコアをWindows版、iOS版、Android版と同列に比較することが可能になる。