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マウス、GeForceから直接映像出力できるノートのGTX 980Mモデル
(2016/1/14 15:00)
株式会社マウスコンピューターは、通常CPU内蔵GPUが受け持つ映像出力を強制的にGeForceに変更できる機能を搭載したゲーミングノート「G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i5910」シリーズ4モデルを発売した。
CPU内蔵GPUに加えGeForceを搭載するノートPCは、通常、利用するアプリに応じてどちらのGPUを使うかが自動的に選択され、いずれのGPUを利用しても、映像の最終出力はCPU内蔵GPU経由となる。
NEXTGEAR-NOTE i5910は、専用ソフト「GPU Switch」により、グラフィックス処理および映像出力をGeForceに完全固定ができる。これによって、ソフトの互換性問題を解決できるほか、内蔵ディスプレイに加え、3台までの外部ディスプレイに4K解像度で出力できる。
既存のGeForce GTX 970M(3GB)搭載/GPU Switch対応の「NEXTGEAR-NOTE i5710」に比べ、GeForce GTX 980M(8GB)の搭載によりグラフィックス性能は約2割向上。CPUはCore i7-6700HQ(2.6GHz)、ストレージは連続読み込み2,219MB/secの高速PCI Express Gen3 x4接続SSDを採用(上位モデルのみ)、ディスプレイは4K解像度非光沢のIGZOパネルを採用するなど、ハイエンドな仕様となる。
各モデルの違いはメモリとストレージで、「BA1」はメモリ8GB、HDD 500GBを搭載し、税別価格は219,800円、「SA1」はメモリ16GB、HDD 1TB+SSD 120GB(SATA)を搭載し、239,800円、「GA1」はメモリ32GB、HDD 1TB+SSD 256GB(PCIe)を搭載し、279,800円、「PA1」はメモリ64GB、HDD 2TB+SSD 512GB(PCIe)を搭載し、349,800円。
インターフェイスは、USB 3.0×4、HDMI出力、Mini DisplayPort×2、Gigabit Ethernet、SDXCカードリーダ、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、200万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。
本体サイズは約385×275×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.6kg。バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は約4時間。