ニュース

MSI、2万円を切るゲーマー向けZ170マザーなど

「Z170A TOMAHAWK」

 MSIは、ゲーマー向けATXマザーボード「Z170A TOMAHAWK」、同microATXマザーボード「Z170M MORTAR」、ビジネス向けmicroATXマザーボード「H110M PRO-VD」を10月24日より発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格はそれぞれ17,980円、16,800円、7,980円前後の見込み。

Z170

「Z170M MORTAR」

 Z170A TOMAHAWK、Z170M MORTARは、カジュアルゲーマー向けブランド「Arsenal GAMING」シリーズの製品。ともにZ170チップセットを搭載し、PCI Express x16スロット基によるCrossFireXに対応。ゲームの通信をほかのアプリケーションより優先できる「GAMING LAN」、メモリ回路を独立させ安定性と性能を向上させた「DDR4 Boost」、高品質オーディオ用コンデンサを使用するなどして高音質を実現した「Audio Boost」や、ボード裏面にケース内をライトアップできる赤色LED「Ambient LED」を備える。

 Z170A TOMAHAWKはUSB 3.1 Gen.2に対応するほか、PCI Express 3.0 x4接続のM.2ソケットを備える。

 主な仕様はほぼ共通で、チップセットがIntel Z110、ソケットがLGA1151、DDR4-3600対応メモリスロット×4(最大容量64GB)。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×2、同x1×3(MORTARは×2)、PCI×2(TOMAHAWKのみ)。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6、PCIe接続M.2(TOMAHAWKのみ)、SATA Express(MORTARのみ)。

 背面パネルインターフェイスもほぼ共通で、Gigabit Ethernet、USB 3.1 Gen.2×2(TOMAHAWKのみ)、USB 3.0×2(MORTORは×4)、USB 2.0×2、PS/2、ミニD-Sub15ピン(MORTORのみ)、HDMI 1.4、音声入出力。

【12月1日訂正】記事初出時、HDMI 2.0としておりましたが、正しくはHDMI 1.4です。お詫びして訂正します。

H110

「H110M PRO-VD」

 「H110M PRO-VD」は、ビジネスおよび一般市場向けの「PRO」シリーズの製品で、映像出力にDVI-DとミニD-Sub15ピンの2系統を備える。またメモリスロットを2基とすることで、本体サイズを235×180mm(幅×奥行き)とした。

 主な仕様は、チップセットがIntel H110、ソケットがLGA1151、DDR4-2133対応メモリスロット×2(最大容量32GB)。拡張スロットはPCI Express x16、同x1×2。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6。

 背面パネルインターフェイスは、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、USB 2.0×4、DVI-I、ミニD-Sub15ピン(Z170Mのみ)、音声入出力。

(佐藤 岳大)