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オークリッジ国立研究所、次期スパコンはIBMのPOWERとNVIDIAのVolta

~名称は「Summit」で150~300PFLOPS達成

Summitでの核融合炉シミュレーションのイメージ

 オークリッジ国立研究所は、次期スーパーコンピュータ「Summit」の開発を発表した。2018年に完成が予定されている。

 Summitでは、核融合炉のシミュレーションに加え、宇宙物理から気候モデル、原子力、地震などに関するさまざまなプロジェクトが予定されている。

 SummitのCPUにはIBMの「POWER」、GPUにはNVIDIAの「Volta」が採用される予定。VoltaではNVIDIA独自の「NVLink」を搭載しているが、NVLinkを用いてCPUと接続することで、データ転送速度を従来の5~12倍に引き上げ、アプリケーションの処理速度を高められるとしている。

(劉 尭)