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富士通、名古屋でPC体験イベントを開催

名古屋のナナちゃんストリートで開催した「春だ! FMVでワクワクをはじめよう! 体験イベント」

 富士通は、3月7日~8日の2日間、名古屋市中村区名駅のナナちゃんストリートにおいて、「春だ! FMVでワクワクをはじめよう! 体験イベント」を開催した。協賛はインテル。参加費用は無料。

 インテルの次世代技術「RealSense テクノロジー」を搭載した富士通のPCを体験できるイベントで、3Dカメラで撮影した自分の3D映像を製作するなど、PCの新たな可能性や楽しさを、学生や家族連れに体感してもらうのが狙いだ。

 会場には、FMVのイメージキャラクターである「バーバパパ」も登場。それぞれのキャラクターに合わせたFMVの使用法を紹介。イベントを盛り上げた。

 バーバパパは、ナレーターを通じて、FMVの魅力を訴求。「LIFEBOOK GH77/Tは、処理能力が抜群なCore i7プロセッサーと、約1TBのHDDを2台搭載。2台のHDDで自動バックアップしてくれるから大切なデータも安心して保存できるんだ。しかも、ディスプレイは、15.6型で、世界最薄で最軽量。本体と無線で通信で通信するから家中どこにでも持ち運んで使えるよ。僕たちは、家族が多いから家の中でもパソコンの使い方は人それぞれなんだ。このLIFEBOOK GH77/Tであれば、タブレットスタイル、PCスタイル、ボードスタイルなどさまざまなスタイルで使えるから、家族みんなが自分のスタイルで使えるんだ」と紹介した。

 RealSense テクノロジーは、3次元カメラを活用し、人の表情までを読み取る顔認識や、PCに触れずに高度なハンドジェスチャー操作などを実現する技術。人間の感覚に近い自然な形でPCを使えることを目指して開発を進めているもので、奥行き認識機能を加えたことにより、精度の高いジェスチャー操作や、音声認識や顔認識による操作で、新たな働き方や遊び方を提案するアプリケーションの創出に繋がっているという。

 今回のイベントでは、RealSenseテクノロジーを搭載した富士通の「ESPRIMO WH77/S」を活用し、参加者は自分の表情や特徴を、内蔵した3Dカメラで撮影およびスキャン。3Dデータを作成して3D映像を体験できるほか、RealSenseとアプリを活用して、3Dプリンタのデモストレーションを行ない、フィギュアを製作する様子も見ることができる。なお、製作したフィギュアは残念ながら持ち帰ることはできない。

 さらに、ジェスチャーで操作するアクションゲーム「Warrior Wave」により、キーボードやマウス、タッチパネルなどを活用しない、PCの新たな操作方法が体験できる。

 Warrior Waveでは、プレーヤー画面上に表示される手のシルエットを使うだけで、歩兵を止める、持ち上げる、跳ねる、橋を作るといった操作を行ない、最終ポータルに安全に到着させることを目指すゲームだ。

 会場では、画面に向かってジェスチャーで操作する子供たちの姿が数多く見られた。

 そのほか、PCに搭載している3Dカメラで顔を写すと、その人の顔の表情に合わせて3Dのアバターの表情が変わる「Face Tracking(アバター)」や、ユーザーの手や身体によるジェスチャーを3Dカメラが認識し、さまざまなインタラクティブゲームに参加しながら物語が進む「オズの魔法使い」(英語版)、距離を検出する深度カメラを利用することで、人の動きやジェスチャーなどを見分けて自在に音楽を奏でることができる新世代楽器アプリ「KAGURA」も体験することができた。

 なお、これらのアプリを体験した人などには、FMVのイメージキャラクターである「バーバパパ」のオリジナルトートバッグをプレゼント。バーバパパオリジナルトートバッグは3色が用意されていた。

 また、 イベント会場では、RealSenseを搭載したPC以外にも、液晶ディスプレイが取り外せる「LIFEBOOK GH77/T」や、女性向けの「フローラルキス」、アクティブシニア向けの「グランノート」のほか、各種モバイルノートPC、8型タブレットなどの富士通製デバイスを展示。女性の来場者には、フローラルキスが人気で、説明員に性能や特徴を聞いている姿が目立っていた。

 富士通パーソナルズ パーソナル営業本部営業推進統括部長・岩政和則氏は、「RealSenseは、最新技術を実際に体験してもらうことで、その楽しみ方を理解してもらえる。また、LIFEBOOK GH77/Tでは、液晶ディスプレイ部を外してタブレットとしても利用できることから、写真などを大量に活用したいが、タブレットではパワーが少ない場合にも、これならば使いやすいということも訴求できた。PC売り場には、PCを購入する意思を持った人が訪れるが、多くの人が通る場所を活用して、PCに搭載している最新技術を体験してもらうことで、今はPCの購入意思がない人に対しても、最新PCの良さを知ってもらうことができる」などと語った。

 同イベントは、2月28日、3月1日の2日間、東京・秋葉原のJR秋葉原駅電気街口イベントスペースで、既に開催されており、3月14日、15日の2日間は、大阪・梅田の阪急梅田駅ビッグマン前広場でも開催される予定だ。

会場には多くの人が駆けつけ、最新PCに触れていた
デスクトップPC「ESPRIMO WH77/S」でインテル RealSenseを体験。3DMeで3Dスキャンを行なう
ジェスチャーで操作するアクションゲーム「Warrior Wave」を体験できる
FMVのイメージキャラクターである「バーバパパ」も登場
ナレーターと一緒に1日6回、バーバパパが登場する。記念撮影する家族連れも多かった
バーバパパがおすすめの使い方を提案
それぞれのキャラクターに合わせたFMVの使用法を紹介
FMVのイメージキャラクターとして展開するバーバパパ
3Dプリンタのデモストレーションでフィギュアを製作する様子を公開
FMVで最新の機能を体験するとバーバパパのオリジナルトートバッグをプレゼント
体験者にプレゼントされるバーバパパオリジナルトートバッグは3色が用意されていた
液晶ディスプレイが取り外せる「LIFEBOOK GH77/T」や女性向けの「Floral Kiss」、アクティブシニア向けの「グランノート」なども展示
富士通パーソナルズ パーソナル営業本部営業推進統括部長・岩政和則氏
この日のナナちゃんは、3月8日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン2015」にあわせてランナーのコスプレに
バーバパパの後ろにはナナちゃんがみえる

(大河原 克行)