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3DMarkでDX11対12対Mantleの比較テストが近日実装

APIオーバーヘッドフィーチャーテストの画面

 フィンランドFuturemarkは22日(現地時間)、3Dベンチマークソフト「3DMark」にDirectX 11、DirectX 12、およびMantleの性能を比較するAPIオーバーヘットフィーチャーテストを近日実装予定だと発表した。

 ゲーム内では、1フレームおきに数千ものドローコールが行なわれ、それによってCPUのオーバーヘッドが発生し性能が下がってしまうため、よりリッチなビジュアルを実現するには、オーバーヘッドの少ないAPIが必要となる。

 DirectX 12やMantleは、より低レベルでハードウェアを叩くため、こういったオーバーヘッドが少なくなると言われているが、近日実装予定の3DMarkのアップデートにより、3つのAPIを直接比較する機能が実装される。この機能は、先日Microsoftが開催したWindowsw 10の新プレビュー公開イベントでも披露された。

 なお、DirectX 12のテストにはWindows 10が、MantleのテストにはAMDの対応GPUが必要となる。

(若杉 紀彦)