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2日午前8時から全国のApple StoreでLucky Bag発売
~座り込み禁止の中で銀座には900人以上並ぶ
(2015/1/5 06:00)
1月2日午前8時から、全国8店舗(札幌、仙台一番町、銀座、渋谷、表参道、名古屋栄、心斎橋、福岡天神)のApple Storeにおいて、毎年恒例となっているLucky Bag(福袋)の販売が開始された。
税別価格は36,000円。Lucky Bagは、日本独自のパッケージであり、購入は1人1個に限定。バッグの中に当たり券が入っていると、「11インチ MacBook Air 128GBモデル」が当たるといった特典もある。
東京・銀座のApple Store銀座では、午前8時の時点で900人以上が列を作り、有楽町線の銀座一丁目駅の先まで伸びた。
昨今、製品発売時の行列でトラブルが相次いで発生していたこともあり、今回のLucky Bagの販売に際しては、地元警察署と協議の結果、1月1日午前5時から列を作ることとした。並んでいる人には事前に赤いリストバンドを配布。続いて、リストバンドに振られた番号と照合して、整理券と配布するといった仕組みを用いて混乱を防いだ。
また、椅子や寝袋を使用することを禁止し、立ったままで並ぶことを前提としたため、並んだ人たちにとっては、まさに厳しい状況で並ぶことを強いられたといえるだろう。先頭グループでは、並んだ人同士が連携し、何人かが交代で列に並び、別の人はその間休憩を取るといったローテーション作戦でこの厳しい環境を乗り切った。
また、整理を行う警備員も増員していた模様で、これまでのLucky Bagの発売時よりも警備員の数が目立ったのも今回の特徴だった。
列の先頭に並んだのは、福岡県から駆けつけた男性。昨年も、Apple Store銀座のLucky Bagの発売時に先頭に並び、今回で2年連続。男性によると、「Lucky Bagの発売で2年連続で先頭に並んだのは初めてのことだと聞いている」という。
12月20日に上京。Apple Store銀座の近くに宿泊しながら、Lucky Bag発売の告知が始まっていない段階から何度か店舗を訪れ、並ぶタイミングを計っていたという。
「Apple Store表参道にも訪れてみたが、銀座で並ぶことにした」とし、1日午前5時から先頭に並んだ。
男性は昨年(2014年)、MacBook Airを当てていたが、「当たったMacBook Airが使用中に壊れてしまい、もう一度、MacBook Airが当たるといいかなと思って並んだ。だが、さすがに2年連続はないだろう」と期待感を持ちながらも、慎重な見方をしていた。
だが、Lucky Bagの中には、「11インチ MacBook Air 128GBモデル」の当たり券が入っており、2年連続でMacBook Airを手に入れた。
「私がバッグの中身を見る前に2番目に並んだ男性がMacBook Airを当てた。体調が悪くなりながら頑張った彼に、MacBook Airが当たったことは大変うれしかったが、これで私は当たらないかなと思った。だが、開けてみるとなかに当たり券が入っていた。これには驚いた」としばらく興奮が収まらない様子だった。
「銀座にするか、表参道にするかは決めていないが、できれば来年も先頭を狙いたい。しかし、今回はかなり辛かった」と、立ったまま並ばなくてはならないという状況にかなり疲弊していた様子だった。
写真で、Lucky Bag発売の様子を追ってみる。
Apple Store限定のLIMITED EDITIONも発売
一方、1月2日からApple Store限定で、LIMITED EDITIONの3つのアクセサリが発売された。日本独自に企画されたもので、限定数量が売り切れた段階で販売は終了となる。これらの製品には、日本を感じさせるデザインやカラーを施し、「LIMITED EDITION JAPAN NEW YEAR 2015」の文字が施されている。
incaseの13インチ MacBook Pro用ケースは、ブラックとグレーが用意され、税別価格は4,500円。小型充電バッテリのmophie juice pack powerstaionは8,800円。360度ワイヤレススピーカーであるUltimate Earsの価格は18,800円。