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レノボ、AMD FX-7500搭載のThinkPadを販売中
(2014/10/17 17:01)
レノボ・ジャパンの直販サイトで、AMDのモバイル向けAPU「FX-7500」を搭載した14型ノートPC「ThinkPad E455」、15.6型ノートPC「ThinkPad E555」が発売中だ。
AMD FX-7500は低電圧版のAPUで、Kaveriアーキテクチャを採用しつつ、これまでデスクトップのハイエンドCPUに与えられている「FX」ブランドを冠している。TDP 17Wという低消費電力ながらCPUコアは4つで、ベースクロックは2.1GHz、TurboCORE時最大3.3GHzで駆動する。
6月にAMDのイベントでFXシリーズが発表されて以来、搭載ノートに関するリリースがなかったのだが、レノボによると、E455/E555は9月26日より販売開始されたモデルとのことだった。
なお、E455/E555ともに、BTOではFX-7500以外に下位のA10-7300/A8-7100/A6-7000などが選択可能になっている。下位APU搭載のパッケージはAPU内蔵GPUだが、上位APU搭載のパッケージではディスクリートGPUとして、Radeon R7 M265なども選択できるようになっている。
気になるFX-7500搭載時の価格だが、ThinkPad E455は、メモリ8GB、GPUにRadeon R7 M265、1TB HDD、フルHD表示対応14型非光沢液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1(64bit)を搭載した仕様で、価格は77,976円(5%クーポン適用時)。
E555はほぼ同仕様だが、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。価格は80,028円(同)と、“ハイエンドブランド”としては比較的リーズナブルだ。
インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0×2、USB 2.0、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、HDMI出力、720p対応Webカメラ、音声入出力などを搭載。
バッテリは6セルリチウムイオンで、駆動時間はE455が約6.4時間、E555が約6時間。本体サイズおよび重量は、E455が339×239×24.4mm(幅×奥行き×高さ)/約1.81kg(最小構成時)、E555が377×256×27.1mm(同)/約2.35kg。