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「Surface Pro 3」国内展開の詳細と実機写真レポート
~商用利用可能なOfficeが付いて91,800円から
(2014/6/2 17:24)
日本マイクロソフト株式会社は2日、都内で新Surfaceの発表会を開催。5月20日(米国時間)に発表された「Surface Pro 3」の国内展開について説明した。発表会の模様などはリアルタイム速報の形でお伝え済みなので、ここでは国内販売や製品ラインナップ、実機の写真レポートなどをお届けする。
ハードウェアは米国発表のものと同じで、2,160×1,440ドットの12型液晶、Windows 8.1 Pro(64bit)、Core i3/i5/i7、メモリ4GBまたは8GB、ストレージ64GB/128GB/256GB/512G、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、背面および前面に500万画素カメラ、microSDカードスロット、DisplayPort、光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパスなどを備える。
液晶サイズは従来のSurface Pro 2の10.1型から大型化されたが、本体サイズは292×201.3×9.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は800gへと薄型、軽量化した。バッテリ駆動時間はWeb閲覧で最大9時間。
キックスタンドは新たに0度/20~150度まで角度調整が行なえる形状となったほか、オプションのタイプカバーは二重ヒンジ構造で本体に固定。膝の上に置いても安定した状態で利用できることを売りにする。また、256段階の筆圧検知に対応した「Surface Pen」も付属する。
国内展開に当たっては、一般消費者(コンシューマ)向けと、法人向けでラインナップを分ける。
一般消費者向けには、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookが含まれる「Office Home and Business 2013」をプリインストール。商用利用権も付随するライセンスとなっており、仕事での利用も可能だ。また、MetaMoji日本語手書き入力アプリ「NoteAnytime」もプリインストールされる。
ラインナップは以下の通り。91,800円(税別)の最廉価モデルは少し遅れた8月発売(予約開始日未定)となるほかは、6月3日0時より予約受け付けを開始し、7月17日に発売される。
Microsoftオンラインストアのほか、エディオン(100満ボルト含む)、ケーズホールディングス、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラといった量販店で販売される。
スペック | 価格(税別) | 発売日 |
Core i3、メモリ4GB、ストレージ64GB | 91,800円 | 8月予定 |
Core i5、メモリ4GB、ストレージ128GB | 111,800円 | 7月17日 |
Core i5、メモリ8GB、ストレージ256GB | 139,800円 | |
Core i7、メモリ8GB、ストレージ256GB | 164,800円 | |
Core i7、メモリ8GB、ストレージ512GB | 202,800円 |
法人向けは全モデル7月17日発売で、Core i5以上のCPUが搭載される。Office Home and Business 2013はプリインストールされず、Officeが必要な場合は、別途Office 365などを用意する必要がある。これは企業がすでにボリュームライセンスなどでOfficeライセンスを所有していることがあるための差別化となっている。
日本マイクロソフトが認定するSurface認定リセラー8社より販売。ラインナップは以下の通り。
スペック | 価格(税別) | 発売日 |
Core i5、メモリ4GB、ストレージ128GB | 100,800円 | 7月17日 |
Core i5、メモリ8GB、ストレージ256GB | 128,800円 | |
Core i7、メモリ8GB、ストレージ256GB | 153,800円 | |
Core i7、メモリ8GB、ストレージ512GB | 191,800円 |
アクセサリは4色のタイプカバーなど下記の製品を用意。いずれも7月17日に発売される。
製品名 | 価格(税別) | 発売日 |
Surface Proタイプカバー (ブラック、ブルー、パープル、シアン) | 12,980円 | 7月17日 |
Surface Pen | 4,980円 | |
イーサネットアダプター | 3,980円 | |
36W 電源ケーブル | 7,980円 |